BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第265話 『あの日』 感想: 「存在しない記憶」の領域内でいきなりポエム風の思い出語りをしたと思ったら、宿儺に勝利宣言からの降伏勧告をする虎杖、マジで終幕が近い?

2024-08-01 19:07:28 | 呪術廻戦
感想2もあります)

前回までと違って、タイトルからして「閑話休題」って感じの回。

虎杖が展開した領域の中での話だけど、どうやら原理的には、呪力が感情由来のものだから共感し得る、というのが宿儺による理解みたい。

もっとも、それとも違うとすぐに宿儺も覆しているけど。

とまれ、そうしてできた虎杖の領域の中で、虎杖同様、学生服を来た宿儺がしばし、二人で語り合う。

前回は「存在しない記憶」といったけど、この様子は、どちらかというと「精神空間の共有」って感じだな。

でもこの領域のベースは、虎杖の記憶だから、その記憶の中に本来存在しなかったはずの宿儺がいるから、「存在しない記憶」といってもやっぱりいいのだろうけど。

どう考えても、かつて宿儺が虎杖とともに、弓矢を射たり、ザリガニ釣りをしたり、なんてことはなかったはずだからw

で、その領域の中で、ひとしきり虎杖は、自分の子どもの頃の思い出を語り始め、それに宿儺も特に抵抗せずに付き合う時間がしばらく続く。

虎杖が、亡くなった爺さんの話から思い出語りをしているのは、やっぱり爺さんの言葉や考えが、虎杖の行動基準になっているからなんだろうな。

確か、「悠仁、お前は頑丈だから、周りの人を守れ」とか最後に残した言葉に象徴されるような正義観や道徳観、倫理観。

その原点を振り返りながら、虎杖は宿儺に対して、今の自分の正義のあり様を語り始める、って感じ。

以前は、自分の役割を全うすることが大事だと思っていた、

そうした生き様が大事だと思っていたし、だから、正しい死に方があると感じていた、

だが、今は、そんな役割とか死に様なんかに拘泥せずにとにかく生きてきた、という事実が大事だと思い始めている。

つまりどんな矮小な人生でもそれはそれ自体で意味=価値がある。

で、呪霊との戦いを経て、そのような人生観に変わった虎杖からすれば、そんな人の生という価値をないがしろにする、無いように振る舞う奴らか許せない。

まぁ、多分、人間を搾取し蹂躙する真人との戦いを通じて少しずつこんなふうに感じてきたのだろうけど。

で、その、ある意味虎杖の決意とも思える新たな人生観を伝えたあたりで、今度は宿儺の方が苛ついてみせ、そんな腑抜けた考えに心底どうでもいいと所感を述べる。

どこまでいっても平行線で、宿儺とはわかりあえない。

まぁ、虎杖としては、宿儺の生殺与奪の権利を握っている今、こうして、人生にあらかじめいい悪いはない、その判断は第三者にはない、だから、宿儺がまだ生きたいと思うなら、伏黒と魂を分離させた後に、俺=虎杖の中にもう一度やどらせてやってもいいんだけどね!という慈悲の申し入れだったわけだけどw

いやいや、虎杖、回りくどいよ、それ。

宿儺じゃなくても、苛つくよ、そのもったいぶった言い方。

そもそもすでに強者宣言しているわけだしw

でも、虎杖としては、この思い出空間は、虎杖が展開させた「領域」だから、伏黒と宿儺の魂を切り離すことに特化した「解」は必中のはずだから、俺が絶対負けるはずがない、ということになる。

つまり、宿儺は虎杖の領域に取り込まれた時点で「詰んで」いる。

それが虎杖の理解。

で、そうした虎杖の「勝利宣言」まがいの降伏勧告に、当然、宿儺がブチ切れて終わりw

うーん、これどうなるんだ?

とりあえず、虎杖が切ろうと思っているカードはわかったけど、

ホントに宿儺と伏黒を分離できるのか?

仮に分離できたからといって、本当に宿儺は成仏?できるのか?

そもそも呪霊に生死ってあるの?

あとは、えーと、ここで天元様がなにか関わってくるんじゃないの?

だって、ここまでのお膳立てって、全部、羂索が用意してたものだよね?

そもそも虎杖が生を受けたのだって、羂索の謀の一環だし。

宿儺の器として用意された虎杖が、宿儺に最後通牒を突きつけるクライマックスw

ここまでの展開を羂索が読んでなかったとは思えないだよね。

ということで、仮に伏黒と宿儺が分離できたとしても、宿儺の魂は新たな生き場所として天元を選ぶんじゃないのかな?

そのための死滅回游だったんじゃないのかな?

とにかく、もう一段階上がった、最終決戦モードがあるような気がするw

さて次回、どうなる? 宿儺は消滅しかかるのかな?

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ワンピース-ONE PIECE- 第1122話 『イザッテトキ』 感想: 渾身の覇王色の覇気を古代機械兵エメトに託した男が、先代ニカのジョイボーイなんだよね?

2024-08-01 19:05:21 | ワンピ
感想2もあります)

前回は触れずに終わっていた自律した古代機械兵エメトの最期。

ということで、次回から、エメトの回想?によってジョイボーイの実像が描かれる、ってことかな?

少なくとも読者に対しては、ジョイボーイの情報が披露される模様。

ていうか、エメトの前に立っている御仁、あれはジョイボーイだよね? 麦わら帽子を被ってるし。

しかし、エメトはジョイボーイに完全に懐いているけど、これはこれでちょっと不思議。

もしかして、ベガパンクの分身?であるサテライトたちも、この古代機械兵であるエメトをベガパンクが研究する過程で生まれたのかな?

だって完全に自律型ロボだよね?

人格もあるし。

その上、覇気を収蔵できるってどういうこと?って思うし。

まぁ、そのあたりは、次回から始まるエメトの回想、追想、で明かされるとして。

謎だったのは、五老星がその巨大覇気によってかき消されたこと。

正確には、かき消された後に、イム様のもとに戻ってきているのだけど。

となると、五老星は基本的に、覇気に準じたなにかのエネルギー体みたいなものなのかね?

気になるなぁ。

五老星が戻った先で、イム様は、その覇気がジョイボーイのものだと気づいて恨み節をあげていたし。

ということは、五老星をエッグヘッドに飛ばしたのはイム様の能力で、だから五老星が浴びた覇気がジョイボーイ由来のものであることに気づいたのかね?

そういう意味では、なぜサターン聖だけ、エメトの前で実体化していたのか?

先にルフィとボニーに倒されていて、エメトの覇気爆発とは異なる力で消滅させられていたからなのか?

それとも、サターン聖だけ、他の五老星とは身体の仕組みが違うのか?

今までの描写を見ると、サターン聖だけ彼独自の思惑があるようにも見えるから、イム様のもとにいるのも、他の五老星とは事情が違うのかもしれない。

まぁ、そのあたりもこれから描かれるのだろうな。

結局、これまでの数々の伏線回収をベガパンク放送がやってくれたけど、新たな謎がてんこ盛り、って感じだな。

ともあれ、さしあたっては、クロコダイルとミホークにシメられるバギーが気になるw

しかし覇気爆弾かw

覇王色の覇気、ってやっぱり別格だな。

ていうか、こうなるともう一つのエネルギーだよね? 覇気って?

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【推しの子】 第2期 第16話 『開幕』 感想: あかねとかなの掛け合いはやっぱり楽しいなぁw

2024-08-01 12:42:39 | 推しの子
でもまぁ、この頃のあかねはマジでいいよね。

2.5次元で舞台が中心ってこともあるけど、あかねの性格や志向性が物語の流れに沿ってナチュラルに紹介されていくのがいい。

かなが微妙にイジってくるところも含めてw

あと、あかねはマジでアクアのことが気に入ってるんだよなぁ。

てっきりこのまま、あかねが正ヒロインルートに入って、かなは、アクアの良き女の親友って流れになると思っていたのに。

実際は逆だからなぁ。

まぁ、あかねのほうが愛人っぽいのは確かなのだけど。。。

とまれ、あかねとかなの掛け合いがあると盛り上がるのはいい。

あと姫島とアクアもね。

しかし、姫島とアクアがこの時点でも確かにちょっと似ているようにみえるのが、ちゃんと伏線になっていたとはw

なにげに、東京ブレイドのキャスティングが今後の展開のティザーになっていたのは笑えるw

あー、でもほんと、このあたりのあかねはいいよね、理性と感情のバランスが程よくとれていて。


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