実は2巻以降、ずっと積読になっていた。
たぶん、1巻の引きが強くなかったので、今ひとつ、乗れなかったからなのかもしれないけれど。
なのだけど、ふとしたきっかけで『来訪者編』全13話を見直す機会があって、やっぱり来訪者編はおもしろいな、そういえばメイジアンもそんな感じだったっけ、と思い出して、2巻を取り出してみたら、意外とサクサク読めて、とりあえず4巻まで一気読み。
で、4巻の最後ではっきりしたのが、どうやらこの『メイジアン・カンパニー』という話は、来訪者編を本格的に拡大させる話になりそうだったってこと。
まぁ、第1巻でわざわざ「妖術師(ソーサラー)」なんて言葉も出していたのだから、そりゃ、そうなるよね。
それが、梵字まで出してシャンバラまでだしてきたらねw
というわけで、方向性ははっきり打ち出された。
つまり、もはや国家程度を相手にした場合、地球上に敵がいなくなった達也が次に対峙するのは、古代魔法文明で、その本拠地たるシャンバラを探して乗り込む!ってことみたいw
パラサイトの存在や、ずっと棚上げになっていたレリックの謎について探究する物語で、その過程で、BS魔法や古式魔法、妖術など、とにかく科学的基礎の確立された現代魔法とは異なる系統の不思議な能力について、それらを操る術者との戦闘?を通じて、明らかにしていく・・・ということみたい。
もちろん、明らかにしていく過程で、現代魔法工学随一のエンジニアである達也が、その秘密も解明していく、ということのようでw
で、そのための鍵となるのが、密教とかヒンドゥー教とかでも聞かれる理想の国シャンバラ、ということみたい。
なるほど、だから、メイジアン・ソサエティについては、インドの研究者たちと組んでいたのね、と納得w
戦略級魔法師との戦いは、新ソ連とか大亜連合とか、要はロシアや中国との間で決着を付け足し、USNA、つまりアメリカとの関係は、達也が安全弁になるような同盟関係ができたから、もうそんなに表に出す必要もない。
かわりに、魔法科高校の劣等生、の物語の中では放置されたままになっていたパラサイトやレリックなどの、魔法そのものの謎に取り組んでいくのが、メイジアン・カンパー編の中心ということ。
それを、達也、深雪、リーナ、光宣、の現代魔法師のトップ4を中心に、亜夜子や文弥、あるいは夕歌といった四葉の同世代の実力者が脇を支え、そこにさらに、FEHRのレナも加わる。
要するに、達也を核にしたアベンジャーズね、その精鋭部隊で先史時代の魔法文明の秘密に迫る、という話w
だから、やっぱり、来訪者編の拡大版、拡張版だったw
ということで、俄然、物語としては面白くなってきた。
ただ、そうなると、その達也アベンジャーズに加われそうもない魔法科高校時代のキャラはどうしても日の目を見ることができなくなりそうで、どうやらその筆頭が、一条とほのかの二人で、それぞれ3巻の後半で、個別の短編として、達也たちの行動とは分岐していく話が書かれていたのだけど。。。
正直、3巻のこの短編2編は必要なかったかな。
必要ないというのは、単純に一条がどうなるか、なんて全く関心がないのと、ほのかの今後については、それこそ魔法大学を卒業した後で補えばよかったんじゃないの?と思ったから。
特に、ほのかについては、足下の達也アベンジャーズに加われないからといって、いきなり達也スキーの圏内から離脱させなくてもいいのに、と思ったけどね。
ほのかの場合は、雫の北山家専属のエージェントとして、達也のメイジアン・カンパニーと関わる役でも与えればそれで十分、関われるじゃん、と。
それで、ずっと達也を見守っていく、一種の愛人ポジションでも良かったんじゃないの?って思う。
つまり、出番がしばらくなさそうだから、といってほのかの達也に対する想いまで弱める必要はなかったんじゃないかな、ってね。
そもそも、このシリーズの作者は、前から書いているように設定厨の作家であって、恋愛劇が書ける人ではないのだから、わざわざ苦手なことにてをださなければいいの。
ようやく好き勝手に、メイジアン・カンパニー編でオカルトを書けるようになったのだから、それだけに集中すればいいのに。
・・・という具合で、とにかく3巻後半の一条とほのかの短編は、無題以外のなにものでもなかった。
そもそも、メイジアン・カンパニー編になった、ようやく登場人物紹介欄のデトックスwができたのだから、七宝とかどうでもいいモブのことなんてわざわざ書く必要ないでしょ。
そういうところは、高校編とは状況の異なる「続編」をせっかく立ち上げたのだから、割り切っていらないキャラは切り捨てていいと思うんだよね。
そういう意味では、4巻で久しぶりに登場した小野遙に対して、達也(と作者)がしたような「冷遇」っぷりを、他のキョラにもすればいいだけのことだと思うのだけどw
というか、前から思っていたけど、どうして小野遙についてはあんなに厳しい扱いがされるのか、わからないくらいだけどねw
でもまぁ、ゲストキャラなんて、4巻の小野遙くらいの扱いくらいでちょうどいいと思うけどなぁw
ということで、とにかくこの先は、レリックの秘密を暴くための古代魔法文明編、そのためのインド・チベット編とかを推し進めてくれればいいのでw
サブキャラに余計な気を使わずに、レリック解明編だけでとにかく突っ走ってくれた方が、物語としても長持ちできると思うし。
とにかく達也と深雪が、最初から天上人すぎるスペックの持ち主なので、彼らを活躍させようと思ったら、能力のインフレが起こるのはやむを得ない。
いっそのこと、古代文明を残した異星人を地球に呼び寄せてしまって、その異星人と達也たちが戦う、ガチなアベンジャーズ展開でもいい気がするけどw
そういう意味では、「さすおに」はうまく転がせば、マーベルやDCのようなアメコミのように、社会問題とうまくシンクロした大作にもなり得ると思う。
せっかくだから、そういう方向を望むけどなぁw
たぶん、1巻の引きが強くなかったので、今ひとつ、乗れなかったからなのかもしれないけれど。
なのだけど、ふとしたきっかけで『来訪者編』全13話を見直す機会があって、やっぱり来訪者編はおもしろいな、そういえばメイジアンもそんな感じだったっけ、と思い出して、2巻を取り出してみたら、意外とサクサク読めて、とりあえず4巻まで一気読み。
で、4巻の最後ではっきりしたのが、どうやらこの『メイジアン・カンパニー』という話は、来訪者編を本格的に拡大させる話になりそうだったってこと。
まぁ、第1巻でわざわざ「妖術師(ソーサラー)」なんて言葉も出していたのだから、そりゃ、そうなるよね。
それが、梵字まで出してシャンバラまでだしてきたらねw
というわけで、方向性ははっきり打ち出された。
つまり、もはや国家程度を相手にした場合、地球上に敵がいなくなった達也が次に対峙するのは、古代魔法文明で、その本拠地たるシャンバラを探して乗り込む!ってことみたいw
パラサイトの存在や、ずっと棚上げになっていたレリックの謎について探究する物語で、その過程で、BS魔法や古式魔法、妖術など、とにかく科学的基礎の確立された現代魔法とは異なる系統の不思議な能力について、それらを操る術者との戦闘?を通じて、明らかにしていく・・・ということみたい。
もちろん、明らかにしていく過程で、現代魔法工学随一のエンジニアである達也が、その秘密も解明していく、ということのようでw
で、そのための鍵となるのが、密教とかヒンドゥー教とかでも聞かれる理想の国シャンバラ、ということみたい。
なるほど、だから、メイジアン・ソサエティについては、インドの研究者たちと組んでいたのね、と納得w
戦略級魔法師との戦いは、新ソ連とか大亜連合とか、要はロシアや中国との間で決着を付け足し、USNA、つまりアメリカとの関係は、達也が安全弁になるような同盟関係ができたから、もうそんなに表に出す必要もない。
かわりに、魔法科高校の劣等生、の物語の中では放置されたままになっていたパラサイトやレリックなどの、魔法そのものの謎に取り組んでいくのが、メイジアン・カンパー編の中心ということ。
それを、達也、深雪、リーナ、光宣、の現代魔法師のトップ4を中心に、亜夜子や文弥、あるいは夕歌といった四葉の同世代の実力者が脇を支え、そこにさらに、FEHRのレナも加わる。
要するに、達也を核にしたアベンジャーズね、その精鋭部隊で先史時代の魔法文明の秘密に迫る、という話w
だから、やっぱり、来訪者編の拡大版、拡張版だったw
ということで、俄然、物語としては面白くなってきた。
ただ、そうなると、その達也アベンジャーズに加われそうもない魔法科高校時代のキャラはどうしても日の目を見ることができなくなりそうで、どうやらその筆頭が、一条とほのかの二人で、それぞれ3巻の後半で、個別の短編として、達也たちの行動とは分岐していく話が書かれていたのだけど。。。
正直、3巻のこの短編2編は必要なかったかな。
必要ないというのは、単純に一条がどうなるか、なんて全く関心がないのと、ほのかの今後については、それこそ魔法大学を卒業した後で補えばよかったんじゃないの?と思ったから。
特に、ほのかについては、足下の達也アベンジャーズに加われないからといって、いきなり達也スキーの圏内から離脱させなくてもいいのに、と思ったけどね。
ほのかの場合は、雫の北山家専属のエージェントとして、達也のメイジアン・カンパニーと関わる役でも与えればそれで十分、関われるじゃん、と。
それで、ずっと達也を見守っていく、一種の愛人ポジションでも良かったんじゃないの?って思う。
つまり、出番がしばらくなさそうだから、といってほのかの達也に対する想いまで弱める必要はなかったんじゃないかな、ってね。
そもそも、このシリーズの作者は、前から書いているように設定厨の作家であって、恋愛劇が書ける人ではないのだから、わざわざ苦手なことにてをださなければいいの。
ようやく好き勝手に、メイジアン・カンパニー編でオカルトを書けるようになったのだから、それだけに集中すればいいのに。
・・・という具合で、とにかく3巻後半の一条とほのかの短編は、無題以外のなにものでもなかった。
そもそも、メイジアン・カンパニー編になった、ようやく登場人物紹介欄のデトックスwができたのだから、七宝とかどうでもいいモブのことなんてわざわざ書く必要ないでしょ。
そういうところは、高校編とは状況の異なる「続編」をせっかく立ち上げたのだから、割り切っていらないキャラは切り捨てていいと思うんだよね。
そういう意味では、4巻で久しぶりに登場した小野遙に対して、達也(と作者)がしたような「冷遇」っぷりを、他のキョラにもすればいいだけのことだと思うのだけどw
というか、前から思っていたけど、どうして小野遙についてはあんなに厳しい扱いがされるのか、わからないくらいだけどねw
でもまぁ、ゲストキャラなんて、4巻の小野遙くらいの扱いくらいでちょうどいいと思うけどなぁw
ということで、とにかくこの先は、レリックの秘密を暴くための古代魔法文明編、そのためのインド・チベット編とかを推し進めてくれればいいのでw
サブキャラに余計な気を使わずに、レリック解明編だけでとにかく突っ走ってくれた方が、物語としても長持ちできると思うし。
とにかく達也と深雪が、最初から天上人すぎるスペックの持ち主なので、彼らを活躍させようと思ったら、能力のインフレが起こるのはやむを得ない。
いっそのこと、古代文明を残した異星人を地球に呼び寄せてしまって、その異星人と達也たちが戦う、ガチなアベンジャーズ展開でもいい気がするけどw
そういう意味では、「さすおに」はうまく転がせば、マーベルやDCのようなアメコミのように、社会問題とうまくシンクロした大作にもなり得ると思う。
せっかくだから、そういう方向を望むけどなぁw