雑記帳(新居)

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キム、ダメポ卒業

2005-09-11 06:42:04 | テニス
全米オープンはクリステルスの優勝で終わった。めでたくダメポ卒業!!
今シーズンの成績から言えば、ここまでGS優勝にかすりもしなかったほうが不思議なのだが。(そのあたりがダメポと言われたゆえんだった)

なお、新しい「ダメポ三姉妹」の三女は、ペトロワになるらしい(未だにツアー優勝すらない)。

Kim Clijsters(4) d. Maria Sharapova(1) 6-2 6-7(4) 6-3
Mary Pierce(12) d. Elena Dementieva(6) 3-6 6-2 6-2

Kim Clijsters(4) d. Mary Pierce(12) 6-3 6-1


デメ準決勝進出

2005-09-09 00:36:23 | テニス
全米オープンで、なんとエレーナがダベンポートに勝ってしまった!!
Elena Dementieva(6) d. Lindsay Davenport(2) 61 36 76(6)
昨年のこの大会の準決勝カプリアティ戦の再現のようだ。激しいアップダウン、そしてもつれにもつれた最終セットとなった。最終セットタイブレークも、5-2エレーナリード→5-6ダベンポートリードでしかもダベサーブ→8-6エレーナというとんでもなく劇的な試合だった。この勝ち方がエレーナの真骨頂!
グランドスラムでは昨年の全米以来の準決勝進出である。GSベスト4以上がこれで4回、そのうち3回が全米だから、やはり相性のよい大会なのだろう。

はっきり言って今大会のエレーナには全く期待していなかった。何も期待できなかった。去年は1回戦負けを何度となく食らいながらも、当たれば何か波乱を起こすと期待を抱かせてくれた。今年はそれがなく、上位相手には順当に負けてしまう。チャンスと思われたローランギャロスとかロスの大会でも、ランクでは下位の選手に負けている。
筆者は、ここ2週間ほど新しいマシンの立ち上げにかかりきりで、しかもTBSが手を引いたため今回の全米は地上波放送皆無となり、今大会には注意力自体が全く向いていなかった。
エレーナは1回戦から例によってダブルフォルトを連発し、3回戦のチャクベタゼ戦ではなんと19本の出血大「サービス」(wだった。当然ながら、4回戦の今期好調シュナイダー相手で消えると思っていた。そのシュナイダーに勝ったときも、相手のミスに助けられたと思われ、ダベンポート相手には虐殺されるとしか思えなかった。

期待しないと勝つんですね。エレーナは。
そのためには、本当に何も期待しない無の境地にならないとだめらしい。

次は、やはり今シーズン絶好調のピエルス相手だが、どうなるものか。しかし、少しでも欲が出ると負けるのがエレーナだ。


シャラポワもベスト4までは順当に残っているので、1年ぶりのロシアンファイナル希望。しかしシャラポワは、準決勝がキム相手なのできわめて厳しそうだ。

UD戦線にて敗走続く…

2005-09-08 04:23:21 | MyPC
現在United Devicesの戦いはめちゃくちゃな状況になっている。部隊を全て引き上げようかと思うほどトラブルだらけで全く望みが見えない。

うちの部隊で、UDの解析結果が全く受理されずデバイス再登録を要求されるという異変に気がついたのは、7月の終わり頃である。8月いっぱい、何が起こっているのかわからないまま空費してしまった。UDの進行自体を全く止めた日もあった。
8月1ヶ月かかってわずか3万ポイント台という惨憺たる成績である。うちの部隊の絶頂期の2004年12月前半には、合計10台で参戦し1日あたり7000ポイントくらい獲得していたから、5分の1にもならない。現在は集計DB自体も再構築中で、正しい順位がわからないけれども、救いようもなく落ちていることは間違いない。

UDにおいて、最近次のような制度変更があったようだ。(英語を間違えて読んでいなければ)解析時間制限および課題の有効期限は無限となる。その代わり、各課題について最低限の数が提出された後1週間が過ぎると、その課題は無効となり、結果を提出してもシステムに拒否される。すなわち、ポイントも受け取れず所要時間も加算されない。
最近は課題を長期間ため込んでまとめて返すことばかりしていたから、そのずっとため込んでいた課題が全部拒否されるようになったわけだ。この説明で、ほとんど謎は解けた。


もう本当にバカかとアホかと。小一時間どころか、一日でも二日でも問いつめたい。その理由は二つある。

まず第一に、これほど重大なポリシー変更の通知がなぜ1ヶ月も遅れるのか。うちの部隊で異変に気がついたのは7月の終わり頃である。ポリシー変更はこの1週間以上前のはずだから、7月20日頃かもっと前だ。しかし、このことがforumで告知されたのは、なんと現地時間8月18日である。
思い出せば、異変が起こるよりさらに前から、以前なら期限超過で無効になったはずの課題が普通に解析できるので、何か変更があったのだろうと漠然と思っていた。

第二に、どこかの時点で配布した課題を無効にしなければならないという言い分は理解できるが、改変の内容が全く筋が通らない。
forumの告知では、従来の時間制限の仕組みが低速なマシンで参加している人間の妨げになる(そしてそのような人にも参加してほしい)から、制度を変更したというくだりがある。しかし、新しい制度は一言で言えば「早い者勝ち」である。当然、高速なマシンをフル稼働させている参加者に従来以上に有利、低速なマシンしかなければ参加はきわめて難しくなる。言っていることとやることがまるで矛盾している。
新制度では、事実上課題提出の期限自体が1週間と見なせる。長い間、解析時間制限は336時間(2週間)、課題の提出期限は3週間と設定されていたから、それよりもはるかに厳しい制限となる。現在配布されている課題の分量は15~20単位程度で、3GHzオーバーのPentium 4をフル回転させれば、5~6時間で終わるだろう。これだけ世界中に参加者の多いプロジェクト、しかも4年以上の期間に何度もふるいにかけられており、新鋭のマシンを常時稼働の猛者は当然世界中にいくらでもいる。「最低限の数」が集まるまでに、どんなに長くても1日はかからないはずだ。8時間とか10時間とかその程度のものだろう。
しかも、いつ課題が無効とされるのかは具体的にははっきりせず、期限に間に合ったかどうかは、課題を最後まで計算してサーバに送信するまでわからないのだ。(もちろん、課題配布から1週間以内であればセーフのはずだし、9日も過ぎていれば確実にだめだろう。)
これなら、以前の時間制限の仕組みで制限1週間にするほうが、はるかに明快で合理的だ。参加者にとっては、いつが期限なのか明らかだからだ。そして、制限時間を経過した時点で課題が「没収」され、没収されない限りでは、計算結果が受理され所要時間とポイントが加算されるという仕組みだったからだ。


United Devicesでは、参加者の稼働時間や獲得ポイントなどを記録するDBが大きくなりすぎ、これも様々な問題につながっているらしい。ここ1,2ヶ月、UDサーバの停止も著しく多い。もとをたどれば、この大きな要因は、同じデバイスIDで複数キャッシュを持つことができなくしたという大昔の大改変にさかのぼる。しかも、最近はUDでトラブル続きで結果が受理されないことが多く、そのたびにデバイス再登録を要求され、結果として際限なくDBが膨張することになる。
うちの部隊では、すでにデバイス登録が500になろうとしている。開始当初のように、同じデバイスIDでいくつでもキャッシュを持つことができるなら、うちの部隊全体で10と少しのデバイス登録しか必要ないだろう。それが、キャッシュ1つに対し1つのデバイス登録が必要なために、200に増えた。(特にこの制度が導入された当初は、極度に処理時間の短い課題があったため、サーバ停止を持ちこたえるために当時のマシンは大量のキャッシュを持った。)そしてトラブルのたびに再登録でさらに倍である。
要はUD側の自業自得だ。彼らの対応はことごとく後手に回り場当たり的に見える。そしてそれが後々に何倍にもなって悪影響を及ぼしている。


少なくとも、うちの部隊でもう一つ手がけているFolding@Homeに重心が移ることは間違いない。
FAHについては、かつてのスーパーエースのアレクサンドラが死亡して以降は苦戦が続いた。特に今年に入ってからは、デスクトップマシンをほとんど止めているため、まともな戦力がマリナだけという時期さえあった。戦おうにも戦力がない。順位も、サーシャ健在時の1800位台から3000位近くまで落ちた。新しい(4代目)ヴィクトリアと(2代目)ルルを立ち上げ、ビアンカも復活し、ようやく武器がそろった。これから反攻である。

ビアンカ復活&(新)ルルデビュー

2005-09-04 04:06:03 | MyPC
6月以降ビアンカは極端に不安定になり、ほとんどまともに動作しなくなった。いったん引き払った巨大なノートマシンのマリナに再び環境を戻して作業を行っていた。マリナも2度の焼死という悲惨な経験をしたマシンだが、どのプログラムを動かしたら危険なのかははっきりしており、それさえしなければ安定に使える。また、大きく鮮明な画面はマリナの最大の利点である。
いったんは、ビアンカの稼働自体ほとんどあきらめた。しかし、Pentium M 755を使わないのはもったいないため、Pentium M用のマザーボードとキューブ型の小さいケースを調達し、ビアンカからごっそり中身を移植して「偽ビアンカ」をでっち上げようとたくらんだ。

ところが、ビアンカから臓器移植を試みようとした際、とんでもない場所に施工不良があったことが判明した。その部分についてきちんとねじを締め直した後、解体したものを全て元に戻したところ、ビアンカは元気に復活してしまったのである。残念ながら振動には相変わらず弱く、しかも一度ハングアップするとしばらく再起動すらしない。しかし、変に移動さえしなければ暑くても安定稼働できるようになった。
そうなると、買ってきたマザーとケースが逆に浮いてしまう。マザーもケースも今の基準で言えばそれなりに高い代物だったため、これも使わないともったいない。結局Pentium M 760を買い足してまるまるマシンが1台増えてしまった。

新しいマシンには、「ルル」という名前を久しぶりに復活させることにした。先代のルルと同様、極小編成で、動いているのかいないのかわからないくらい音も熱も出さないマシンである。
ルルのCPUは定格2GHzだが、2.25GHzであっさりと安定に動いている。まだ限界が見えていないけれども、これ以上FSBを上げるとほかの拡張ボードとかオンボードデバイスの動作が怪しそうなので、ここまでにしておく。現在ユリア(旧アリーナ)は2.24GHz動作としているため、Pentium 4以外では、うちの部隊の最高クロックである。

新ヴィクトリア就航

2005-09-03 03:58:21 | MyPC
今夏、長い間空席になっていた「エンジン2発のエース」をようやく投入した。Athlon64デュアルコアである。このマシンがヴィクトリア(4代目)の名前を引き継いでいる。

CPU
Athlon64 X2 4400+ (2.2GHz * 2Core, Cache 1MB * 2)
Memory
2048MB
HDD
279GB * 3
True Name -> Full Name
Victoria -> Victoria Volchkova
Network Name -> Full Name
Victoria -> Victoria Ravva

この先ロードマップをにらむと、IntelのコードネームConroeが登場する(2006年の終わり頃)まで、現行のAthlon64 X2を大きく凌駕しうるCPUはなさそうだ。とすればAMDもむやみにクロックを上げる必要もない(まだその余力はありそうだが)。つまり、この先少なくとも1年は、現行のAthlon64 X2が1CPUソケットの頂点の戦力ということだ。

今のところ、Athlon64は、同一周波数のPentium MとかAthlon XP/MPとそれほど差はないように思える。本当なら、PenM相手はともかくAthlon XP/MPには差をつけてもらわないと困るのだが。
それでも従来のデスクトップマシン2台分である。初代のアレクサンドラで到達できなかった2GHz以上×2CPUコアという点に、遅れに遅れてようやく到達できた。デュアルコアは、分散計算で戦う人にとってはまさに「革命」である。特に、Athlon 64 X2は「筋のよい」CPUであり、マルチスレッドが活用できる場面では文句なしに同一周波数のシングルコアCPUの倍の性能になる。(デュアルコアでも、Pentium XEとかPentium Dはやばい。なぜなら、電力消費が破滅的に大きいからだ。コア1つでも異常な消費電力のPrescottを無理矢理2つくっつけたのだ。定格は130Wだが、このあたりの特集記事によると、2コアをフル稼働させたら160~170Wくらいいきそうだ。別の記事によると、リテールのクーラーでは冷却が間に合わず、ベンチマーク中にシステムが停止したり勝手にクロックが下がったりしたらしい。恐ろしすぎる。一方のAthlon64 X2は、定格110Wだがもっと少なそうだ。フル稼働でも80W?)

通常のタワーケースはこれ以上増やすつもりはないため、これまで「ユリア」と呼んでいたマシンのマザーとCPUが引退することになる。
アウトレットでたたき売られていたマザーと眠っていたCPUとメモリで組み立てたマシンとしては、トラブルもなくよく働いた。アテネ五輪直前からの稼働だったため約1年、期間は短かったものの、同じ1年では他のデスクトップに比べて稼働時間は相当長かった。
実況検分をしたところ、コンデンサがいずれもかなり膨張していた。トラブルらしいトラブルはなかったものの、その様子からして、余命はそれほど長くなかったと想像される。引退の潮時だった。

これで、マシンの名前やら何やら大幅に変更されている。
・(旧)アリーナ→(新)ユリア
マザーとケースはもとのアリーナのものだが、ハードディスクは前のユリアで使っていたものが丸ごと移動、2台が合体
・(旧)ヴィクトリア→(新)イリナ -> Irina Slutskaya
こちらはハードウェア構成自体はほとんど変更なし
・しずかは名前は変わっていないけれども、中身は丸ごと旧ユリアのケースに移動。ヴィクトリアにケースを明け渡すため。

なお、これらのマシン3台については、「真の名前」と「ネットワーク上の名前」を別々につけることをやめ、真の名前をそのままネットワーク上でも使うことにした。
今後、常時稼働をしないマシンはこの扱いにする。常時稼働するのはほとんどがノートマシンだから、こうなるとライトまたはセッターの選手名にこだわる必要はない。ノートマシンたちについても、いろいろとネットワーク名の変更を考えている。