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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

フロンターレがセリエAのチームと戦ったら

2014年03月28日 21時38分04秒 | サッカー
今日のグランパス対フロンターレは、楽しめるゲームだった
(グランパス0-1フロンターレ)
特にフロンターレの攻撃、パス回しは効果的で
後半グランパスの足が止まるのも仕方ないくらい
余分に走らせていた
プレスが無駄と思わせるようなかわし方
バルサの次元までは行っていないが
同じようなテイストを感じてしまうボール回し

そこでこのフロンターレがセリエAのチームと戦ったらどうなんだろう
と想像してしまった
本田がなれるのに苦労しているイタリアのリーグ
イタリアのチームは守備のブロックをつくるのは同じでも
インターセプト狙いと縦に入ったボールに対するアプローチの強さ
ボール保持者とDFとのの距離が短くてボール奪取を試みようとする
フィジカルをベースにした守備には今日のグランパスのようにはパスを回せないだろう

ということは、スペインのサッカージャーナリストがかつて
証言したように、日本のサッカーのプレスはまだまだユルユルなのかもしれない
スペインの選手のプレスのかわし方はアジリティーだけに依存していない
プレスする選手の重心の移動の逆をちょっとした動作でとっている
そして優先すべきはボールを前につなぐこと
ところが日本ではプレスはかわせても素早さでとりあえず取られないでいるだけ
細かなところだが、ちょっとした違いはそんなところから


話は飛んでイタリアとスペインの違いを
チャンピオンズリーグのトーナメント戦から見ると
アトレティコとミランとの戦いでもアトレティコのパスの回し方や
プレスのかわし方はイタリア(ミラン)の守備の上をいっていた
スペインは上手いだけではない、あのガツガツした守備にさえ慣れているので
対応できているようだ
確かに今はスペインが最高のリーグかもしれない
(バイエルンはチームとして別格、リーグとしてはスペインが上)

ということで
現在のJリーグの中で楽しいパス交換のできるフロンターレが
更に上のレベルのなるためには
日本のリーグも華麗なパス回しをさせないプレス
ボールを取りに行くタイミングの掴み方、速さなどを
イタリアに学んでほしいと思ったりした
(最近、無闇に接触プレーに笛を吹かないのは良いことだ
 安易な笛は世界標準のフィジカルの戦いについていけなくなる原因をつくってしまう)




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