パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

計算できない子供たち

2009年06月08日 22時13分08秒 | Weblog
昨日は年に3回の小1から小6まで
全員参加できるサッカー大会(の今年第1回目)

勝つことよりも楽しむことに重きを置いているので
(6年生くらいになれば勝つことが楽しいだろうが)
自分の担当の子供たち32人を(1年7人 2年23人 3年 助っ人で2人)
1年生は別として、全てのチームが同じくらいの戦力になるように分けて
それぞれ核になる子供が、いつも以上に頑張らなければ
良い結果を得ることができないようにしたのだが、、、

どうも予定とは大幅にずれてしまった
普段の練習の時のゲームなら走り回って
手に負えない感じの子供が、どういうわけか全然目立たない

他の子もテンションがあがって普段より活躍したので
相対的に目立つ活躍ができなかった
 といった感じではない

むしろ体調が悪かったのか?
とも思えるくらい

そういえば以前もこんなことがあった と思い出したのは
大会が終わる少し前のこと

そう、その時もいつもはチームのリーダー的なプレーをする子が
全然ダメだった
だから経験として、子供たちの戦力は計算通りにはいかない
と頭に入っているはずだったのだが
やっぱり出来不出来のムラがある事実を再確認させられた
ホント、子供たちの調子を見抜くのは難しい

それにしても、つくづく練習を真面目にやっている子は
上手くなっていくものだ
決して運動神経がいい子ではないが
言われたことを真面目にひたむきにやっているその子は
チーム分けの時にも「~~君が欲しい」と乞われる始末
単に実力だけの問題というより
子供たちの中にも何か感じるものだあるのかもしれない

反対にいつも練習をサボリ気味な子は
いざゲームになって頑張ろうとしても
なかなかそうは問屋が卸さない様子

毎日のことの積み重ね 
知らないうちに大きく差がつくようなことになってしまう
これは、まるで教訓のようだ

昨日も泣き虫君は期待を裏切らなかった
負けが決まったとき目はまっ赤だった
いつもの喧嘩とか怪我で泣いているのではなく
明らかに悔しくて悔しくて泣いている
そして確かに彼にとっては悔しいだろうな
とも思わせるような試合でのがんばりだった

悔しくて泣く姿、
子供たちが一生懸命やっていればいるほど
こちらも切なくなってくる

だが、この泣くことも、勝って大喜びすることも
たった一日のうちに大幅な気持ちの変化を経験できて
子供たちにはよい経験と言うか
少しばかり羨ましいような熱中ぶりだ

話は元に戻って、子供たちの実力は本当に
コンスタントに計算ができない
ただ親御さんが見に来てくれた子供たちは
相対的に頑張れていた

子供たちが上手くなるためには
親御さんたちの応援が必要なのかもしれない

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