パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お手本の存在と運

2022年09月10日 10時18分45秒 | サッカー

サッカーヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッド
久保がすごく効いているような動画がアップされている
ボールを持ったときの推進力、正確なクロス、的確な判断等
一頃の停滞から開放された感じだ
(試合結果はレアル・ソシエダ1−0マンチェスター・ユナイテッド)

以前、久保が所属していたのチームはリーグの下位で
目的が一部残留のため、先ずは負けない戦い方を選んだ
どの監督になってもその方針は大きく変わることはなく
久保も長所である攻撃力は生かす機会が少なかった

ところが、レアル・ソシエダの監督は彼の特徴である攻撃力を
活かす起用になっている
周りのプレーヤーも久保の力量を把握していて安心して
ボールを預ける選択ができている

動画を見ると自信に溢れているように見える
ところが、その動画は久保とある選手とつい身間違えそうになる
体つきも似ていて左利きでほぼ同じようなポジションの選手ダビド・シルバとだ
Youtubeのコメント欄には二人を間違えたとの投稿が時々見られる

ダビド・シルバはスペイン代表の経験もある出来にムラのない選手だ
久保との相性も良いようで、瞬間的な発想も共有できている
そのために、余計に二人を間違えそうになる

ところで、自分のチームにお手本となる選手がいて
日々それを目前で見られ、一緒にプレイできるというのは
とても大きな財産だと思う

そこで思い出すのは日本のJリーグのアントラーズの小笠原とビスマルクの関係だ
ミスがなく、突飛ではないが効果的なプレイを選択し続けたビスマルク
彼と一緒にプレイすることで、小笠原は知らず識らずビスマルクの影響を受けていたと思う

一人の選手が、特徴を理解してくれている相性の良い監督の下にいるとか
お手本になる選手が目の前にいるとか、、
そういうことは選手寿命の短いサッカーでは、一つの運命のいたずらのように思える
(あるいは運命の采配)

サッカー選手は、運命は確かに自分で切り開いていく世界ではあるが
年齢を重ねると、それだけでは収まらない大きな何かを感じてしまう

ワールドカップを控えて、堂安も久保も結果という証拠を得るために必死だ
これからの注意事項は大怪我をしないことだ
(小野のあの大怪我は、今でももったいなかったと思う)


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