パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

クリスマスを前にして

2021年12月21日 08時28分39秒 | 徒然なるままに

ひと月ほど前に「もういくつ寝るとサンタさん?」と聞かれた
彼女は6歳、まだ6年しか生きていない(早生まれの一年生)
月木の小学校校門までの付き添いがてらのウォーキングは
彼女が話しかけてくれるので退屈しないどころか結構楽しい

「サンタさんは煙突から入ってくるけど煙突のない家が多いね
 そういうときはどこから入るのかな」
「窓からだよ」
「窓もしまっているけど、どうやって入ってくるのかな?」
「魔法で」
こんな会話は心洗われる

「おじさん、その話この間も言ったよ」
時にツッコミも入れてくる
「それじゃ、おじさんも言うけど、〇〇ちゃん、その話、前にも言ってたよ」
「ええーっ、言ってないよ」

いつもずっと、校門までこんな会話が続いている
でも、こんなふうに楽しめるのはいつまで続くのだろうか

一年前は屈託なく校門で大きな声で挨拶をしていた2年生の僕は
最近はそれができなくなっている
少しづつ我儘な態度も見せるようになっている

成長というのものは、無邪気にそのままではなくて
少しばかり個性のようなものが見えてきて、時にはずるい知恵も働かせる様になること
そんなことを実感する

正月になれば、お年玉をもらいに来るためだけにやってくるちびっこたちも
もらう前は、それなりのおべっか風の態度を見せる

そういうもんだ
いつまでも子ども子どもは困るし、程々の知恵もついてもらわないと!

昔、子どもだった自分たちも同じようだったんだろうな
父や母、祖父母は笑いながら何でも受け入れてくれて(今になってそう思う)

そんな普通の日常が、どの家庭でも当たり前のように続けられると良いのだが





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