パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

読書

2021年12月14日 09時05分03秒 | 

2017年 41冊
2018年 54冊
2019年 63冊
2020年 48冊

とりあえず最後のページまでたどり着いた本の数だ
(読み終えたとは言えない)
今年は今のところ36冊で、まだ時間があるから37冊以上になると思われる

今年数が少ないのは馬力が落ちたと言うよりは
読むのに時間を要する小難しい本に挑戦しているからだ

振り返ってみるとその年ごとにブームになったジャンルがある
はっきり言えるのは今年は「社会学的な本、あるいは政治的な要素の多い本」で
あと少しで最後のページに辿り着く「ディスクタンシオン2」を始めとして
「社会学の根本概念」(マックス・ウェーバー)「社会学的想像力」C・ライト・ミルズ
「国家はなぜ衰退するのか」(タロン・アセモグル&ジェイムス・A・ロビンソン)
「人新生の資本論」(齋藤幸平)「絶望を希望に変える経済学」(アビジット・∨・バナジー&エステル・デュプロ)
「はじめてのヘーゲル法の哲学」(竹田青嗣、西研)「レイシズム」(ルース・ベネディクト)
その他いろいろだ

これらはストーリー展開重視の小説よりは明らかに読みにくい
だが、年令を重ねて実体験も増えた今、これらを読むと著者の言わんとすることが
すごくリアリティのあるものとして捉えられるようになっている
(と言っても「ディスクタンシオン」は何でこんなに解りにくい表現をするのか、、と
 いらつくところもある)

少し前の年は「源氏物語」がマイブームだった
「進化論」とか「生物学」的な分野に関心がいった年もあった
「行動経済学」にはまりつつあった年もあった

今年の社会学的な本は、悪戦苦闘の連続で「わかった!」とは
自信を持って言えないが、「読んでよかった!」とは確信を持って言える

特に直近の「ディスクタンシオン」は考えさせられる部分が多く
最後の近くの「文化と政治」の章は、世論調査の結果は無批判に受け入れることは
ある立場の人の支配を招くことになりそう、、と少しばかり恐怖を感じるものだった

今年もあと少し、アマゾンの欲しい物リスト(本)は
やっと少し軽めのものになってきた
その前に、あと少しの「ディスクタンシオン」を読み終えねば!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする