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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

先頭ランナー日本

2012年10月08日 15時55分40秒 | あれこれ考えること

GDPは中国に抜かれてしまっているし
家電メーカーもサムソンの後塵を拝すばかりの日本
その状態をを挽回すべき各メーカーの新製品を見ても
何か違うんじゃないか!
と思わせる様な製品ばかりが並ぶ

今更大きなサイズのディスプレーとか薄いそれは
勝負のポイントじゃない気がする
まして価格の勝負も戦う土俵じゃないことは明白だ

自信を失って茫然自失の日本
だが見渡すと先頭ランナーとして走っている分野がある
それは皮肉なことだが「老齢化社会」

若者の人口減、老齢人口の増加
これは先進国の中でもトップを走っている
日本が困るのはお手本となる先頭がいないこと

今までは先頭をお手本に真似して工夫するだけでよかった
ところが先頭に立ってしまうと見える景色が全然違う
途方に暮れるのはわからないでもないが
実はここにチャンスはありやしないか!

つまり、いずれ多くの国が今の日本のようなことを経験することになる
ならば、日本は今の状況を死に物狂いで打開すべき工夫をして
その時に得た知識・ノウハウを
次に老齢化社会のやってくる世界に販売するようなことをすればいいのではないか

具体的にはどんな案が出てくるかはわからない
しかし、いま必死になったことは
やがて必死にならざるを得ない国々に対しては
必要不可欠な情報になるに違いない

といっても、死に物狂いでしなきゃ知恵なんて手に入らないだろうけど
国も企業も!

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江戸幕府と日本国政府

2012年10月08日 15時35分44秒 | あれこれ考えること

国民の期待を思いっきり裏切った民主党
その多くの責任は自らにあるかもしれないが
前政権の自民党に責任がないとは言えない

ただ、言えることは政権与党になると(政権をとると)
態度が一変してしまうということ
優秀な官僚に丸め込まれるというのではなく
もっと別の理由が有りはしないか?
というのが今日の論旨

昨日の「政府は必ず嘘をつく」と相通じることなのだけれど
つまり、政権を取ったところには必要以上のアメリカの
圧力があるのではないか!ということ

それは純粋にアメリカ政府というのではなく
1%の連中が要求することなのかもしれない
そしてそれは、反対の立場を現実的にとることが
できなくしているのではないか

江戸幕府が鎖国制度を取りやめてアメリカとの通商条約に
批准したのも、実はアヘン戦争などの情報を手にしていた
幕府は現実的にはそうせざるを得ない結論に至ったのではないか

つまり、政権をとっているところには
とっていないところにはわからない
さまざまな圧力があるということ
もっとも、そんなのは当たり前のことかもしれない

話は変わるけれど、これらのアメリカの(1%の連中の)要求に
ノーの言葉を突きつけるには度胸がいることだろうが
その判断のベースになるのは実は日本の歴史の中から生まれた
文化のような気がする(とロマンティックに思うのでした)

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