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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

不安の正体

2009年08月18日 05時46分42秒 | Weblog
夏は早起きに限る
涼しいうちに草取りしたり(自分はしないが)
パソコンに向かったり、歩いたり
しかしその分、昼ご飯後や晩には眠くて仕方ない
どうも個々最近の生活は
「早寝早起き過ぎ!」といったところだ

さて本題
世の中、景気が良くなれば再び明るい未来が待っている!
と単純に思えないのが現代の辛いところ

GDPの多くを占める個人消費は入るものが少なくなった面もあるが
既に多くの人が大半の消費材を所有していることや
少子化が目前の事実で、売り上げベースで毎年のように
前年をオーバーするのが難しくなっている

ならばどうするか?
モノをもっと低価格にして消費意欲を煽る
あるいは
発展途上の所有欲にあふれた地域に売りに出かける

しかしこの両者も、一時的やら業種的、規模的には
しのぐ事ができるかもしれないが
直感的には、いつか終わりが来たり
どこか無理があると感じる人が多く存在する

それに追い討ちをかけるのが社会の変化
再び好景気になったとしても
自分たちの携わっている仕事が、その役割とか
寿命を終えつつあると認めざるをえない状況が
至る所に見られる
多くの人に不安の正体はここにあるのでは?

それだからこそ未来に向けて何か投資したり
チャレンジしなければならない
というのは言葉の上では分からないではない
しかしそれができたり、成功するのは
結果的には数パーセントの人々

否定的、悲観的になってきているけれど
それでも生きていかねばならないのが現実

容易に変える事ができるのは
気持ちの持ち方だけだけれど、
これも長続きしなくて、その日その日の気分に振り回されてしまう

結局、未来に対する安心感がなければ
(実際には未来は分からないが、気持ちの上で期待できるような安心感がなければ)
不安感はなくならないだろう

乗り切る気力
絶えずこれが要求されるばかりの世の中

なんだかなあ!
怠惰かもしれないが
みんなたいがいたいがいに働いて
たいがいたいがいに苦労して
時々猛烈に嬉しい事があって
理性ばかりに支配されずに、感情豊かな生活ができれば
それでいいのに、、、






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