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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ロバータ・フラックの名唱「黒い天使」

2009年08月02日 15時01分23秒 | 音楽
土日に時間があるといって
「さあ音楽をしっかり聴こう!」
となれないのが不思議なところで
むしろ仕事や、しなくてはならない事等に追われ
時間がなくてバタバタしているときの方が
音楽を求めてしまうようだ

そういえば子供の頃テスト週間になると
ミステリーが読みたくなって仕方なかったような、、、

相変わらず電源を入れのはアナログプレーヤー
一応CDプレーヤーの方もつけておくのだけれど
ほとんど毎回レコードを聴くだけで終わってしまう

流石に慣れてしまった(?)ノッティンガムプレーヤーの音
さて今日はバッハのフルート・ソナタ(BWV1031)から
有名なシチリアーノが第2楽章にある曲だ
しかし残念ながら今一気分に乗れず

次に引っ張りだしたのがロバータ・フラック
「やさしく歌って」ではなく
ゆっくりとした、わかりやすい英語の歌詞で
情感豊かな「愛は面影の中に」
そういえばウッドベースも効果的に扱われ
このレコードプレーヤーにぴったりで
それもあって選んでみた

ホント何年ぶりだろう、この曲を聴くのは

懐かしいというより、やはりいい曲に感情移入して
時間の経過が密度が濃くて満足!
そんな風に思うと次は別のレコード面にある
「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」
にしようと曲の終わり頃には考えていた
それでもレコードのこの面だけは聞き終えるかと
続けて聞いたのが「僧侶リー」「コンペアド・トゥ・ホワット」
そして「黒い天使」

この最後の「黒い天使」
今日の気分に合っていたのか「愛は面影の中に」以上に最高だった
耳はこの音楽を求めていた
英語ではない、スペイン語で歌われて何を歌っているか
さっぱり分からないが、感情はかき乱されるような
深い、怒り、祈りのような、まさに名唱!

今日はこの1曲で充分!
ホントこんな日はラッキーと言える

尚、レコードは2枚組の
「ロバータ・フラック」のベストアルバムから
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