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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

浜名湖花博2014

2014年04月17日 19時47分17秒 | 旅・旅行
埼玉に嫁いだ妹は半年に一度帰省する
その時はいつも地元にいる姉・妹が集まって
母を囲んで食事して
その後実家に戻っておしゃべりで時間を潰すのだが
今回(今日)は浜松で花博を開催中ということで
高低差の少ないガーデンパークの方の会場を訪れた

ウィークデイということでそんなに人出は多くなかった
駐車場も余裕たっぷり
これはいいのだが、駐車場の位置を示すもの(A-1とかD-3とか)
が何もなくて、いっぱいになったら帰る時
自分の車を探すのに苦労しそうで
何らかの方法で場所を区切って名前をつけたほうが来場者には親切
と思われる

入場料は一人800円
遠足だろうかジャージ姿の中学生(?)が
妙に楽しそうに見える



男は車の名前は簡単に覚えられるが、どうも花の名前は覚えられない
わかるのは特徴あるチューリップとか数種類だけ
女性陣は随分盛り上がっているが、、、

退屈な自分でもやっぱりきれいだなと思うことはある

こうした色彩は、もしこれが人工的につくったものなら
これだけの色数では騒がしくて落ち着きのない印象を持つに違いないが
自然はただ美しいと思うだけ(それにしても、カメラ撮影は下手だな、嫌になってくる)

あちこち歩きまわって興味深く感じたのが
庭造りに対する国別の感覚の違い

花がいっぱいにこれでもか!
と思われるほど植えられて、しかも整然としているのは
どこか偶然性に依存したり、余白の美を大事にする(?)の日本人とは確かに違う
もっともこの庭に建っている建物に日本風に庭は似合わないだろう

各国の庭園ゾーンがあった(2004年の花博の遺産?)
チューリップが沢山のオランダ庭園


イタリア トスカーナ地方の庭園  なるほどこんな感じだろうな
イギリス イングリッシュガーデン 
ドイツの庭
中国・韓国・ネパール
それぞれの国の個性はなかなか興味深い

印象派のモネの睡蓮の絵を想像させる橋と池があった


初夏の一日
昼ごはんも注文して直ぐに食べられたし
少し曇りがちだったが天気にも恵まれて
まずまずの一日

次回の妹の帰省時は多分紅葉のシーズン
さてどこまで足を伸ばすか
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神社巡り(候補地)

2014年03月12日 20時12分51秒 | 旅・旅行
神社が面白い
ご利益があるとかないとかはあまり興味が無いが
特に古事記に出てくるような神様が祀られているいる神社は
なんでこんなところに、この神様が?
と徐々に知識が増えていくに従って興味がわいてくる

絶対行かなきゃ行けないのは
奈良の物部氏に関係する石上神宮
物部氏の武器倉庫だったとか
いろんな説があるらしいが、不思議にあふれている

大神神社も三輪神社もなんで倭の中心部に
出雲系の神さんがいるのだろう
本来の中心となるアマテラスがらみは
遠く伊勢と離れているのは何故

それから九州では八幡様の総本宮の宇佐神宮
と宗像大社が早急に行きたいところ
宇佐神宮には応神天皇と神功皇后と宗像三女神がご祭神
宗像関係は想像以上に力を持っていた豪族(?)だったのか

滋賀の日吉大社も興味深い
なんで出雲系の神様と宗像三女神の田心姫命と加茂神社がらみの
神様が祀られているのか
(宗像市の近くに志賀というところがあるらしい)

今一番行きたい気分なのが宇佐神宮と宗像大社だが
それにしても九州は遠い!
ここ愛知県からだと宇佐まで片道2万円の交通費
往復で4万、一泊して食事してとなると結構な出費

まずは神社めぐりを楽しむためには充分に予習(勉強)
しておかなきゃ!
というところかな

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26年 年京都初詣 

2014年01月03日 11時20分06秒 | 旅・旅行
去年は岩清水八幡宮
一昨年は下鴨神社
その前は仁和寺
もっと前には、伏見稲荷、北野天満宮
毎年2日に新幹線に乗って京都に初詣に行っている
電車も割合空いるので、行き帰りのストレスは殆ど無い

京都への行き先は徐々にマニアックなところになりつつあるが
今年は日向大神宮と吉田神社

まずは京都駅から地下鉄に乗って途中で東西線に乗り換え
蹴上で下車、2番出口から少し歩くと

案内がでている
この先を10分位(?)上り坂を歩いて行くと到着
最後の階段を登ると

手前に見えるのが外宮、奥に見えるのが内宮
しかし祀られているのは外宮は伊勢とは違う神様
内宮も天照大御神は一緒だが他にも3柱祀られている

これだけ正式なものなのに人出は少なく(少なくとも2日は)
ひっそりしている
賑やかくないだけ厳かな感じもする
内宮の左手を登ると

天の岩戸の洞窟  パワースポットでくぐり抜けるといいらしい

ここにはその他いろんな神様が鎮座されている
どのような基準で選ばれているのか

この後伊勢神宮を望むことができる(と言っても方向だけ)ところまで
登って京都市内を一望
眼下には赤い鳥居が平安神宮、その先の緑の多いところが御所
そしてその先がお伊勢さんということらしい


来た道を戻って次の向かうのは南禅寺方面
今回は南禅寺ではなくいつも素通りしてしまう金地院
この日は特別拝観をやっていた
よく目にすることのある長谷川等伯のテナガザルの屏風があった
近くで見ると荒々しいタッチなのだが
遠くで見るとふわっとした体毛に見える

この方丈の前が小堀遠州のつくった庭

徳川さんの代々の繁栄を願って常緑樹ばかりの庭だそうだ
白砂の直線と緑のコントラストがスッキリして思索的というより
今眼の前にある美に心地よさを感じる

方丈の建物も見どころいっぱい
茶室なども説明を聴くとなるほど
と思ったりするが、この時はっきり自覚したのは
自分は侘び寂びの世界よりも今は(将来は分からないが)
雅の美しいものと感じる感覚のほうが共感できる

直線のスッキリしたつくり
その中にもちょっとした工夫
お公家さんの趣味の良さ
今はそちらに惹かれている

金地院を出て南禅寺界隈を歩くうちにお腹が空いてきて
混雑を避けるために気張らずにちょっとした食堂で
鰊そばで昼食

食べて神宮道に向かう途中見つけたのが瓢亭の文字

ここが卵料理で有名な瓢亭か
まだお腹には入りそう
と思ったが、値段を見たら、次の機会でいいや!
と財布が拒否していた

吉田神社は京大のすぐ近く
一見普通の神社とおもいきや

山の高いところにある斎場所大元宮がとても変わっている
普通の四角形の形ではない多角形の建物
何でこんな建物にしたのか

吉田神道の創設者、吉田兼倶は密教・儒教・陰陽道・道教などの
などの諸宗教・思想を統合しようとしたらしい
なかなかおもしろそうな人物
その教義というより人物に興味が行く
また時間を見つけて調べてみよう

日向大神宮・金地院・南禅寺界隈そして吉田神社と
歩きづめだったので一休みを考えたが
どうせなら虎屋の「菓寮 一条店」で季節の生菓子を
と考えて、川端通を北に登って今出川に出て賀茂大橋をわたって西へ進み
御所の北を歩いて(同志社大学は御所の北のとんでもなくいい場所に位置している)
烏丸通を南下
やっと目的地に到着
店内は満席、順番待ちに名前を書いて待つこと5分位

オーダーしたのは季節の和菓子と抹茶のセット
幾種類かあったがお菓子は色がきれいな御好春気色を選択した


いや~、これが美味しかった
一口食べた瞬間「美味しい!」と声が出た
もしかしてこの日一番の感動だったかもしれない
そのくらいの印象的な出来事
疲れていて甘みを体が要求していたのかどうかは分からないが
とにかく美味しかった

一口目に感じたあの香り食感は一体なんだろう
二口目には感じることができにくくなってしまったので
却って、それが何だったか気になって仕方なかった

というわけで、時間いっぱい
初詣もグルメも、つまり京都を満喫
来年も同じように来られるといいのだが、、



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熱田神宮

2013年12月09日 19時02分45秒 | 旅・旅行
国内旅行という程でもないが思い立って熱田神宮に出かけた
昨年から続いている古事記がらみの興味からだが
以前訪れた時は大した感動はなかったが今度はどうか?

熱田神宮といえば草薙剣が収められているところ
実物が見れればいいのだが、そんなわけにも行かず
目に入ったのはこんな立て札

これがその建物


それにしても、こころの小径といわれる森のなかの路は歩いていて本当に気持ちよかった
幾種類の鳥の声があちこちから聞こえて、不意に今年出かけたドイツのハイデルベルクのフルトヴェングラーのお墓での
鳥のさえずりのにぎわいを思い出してしまった

鳥たちだけではない木漏れ日も何かしら神聖な感じ


自然というものは本当に心を静かに穏やかにする力があるものだ

昨日はまだまだ七五三のお宮参りをしている人が多かった
おじいちゃん・おばあちゃんの幸せそうな顔がいたるところに
孫はかわいい!そんな無条件の愛情がこちらも幸せにしてくれる

熱田神宮には信長塀というものがある

古事記より戦国時代のほうが興味のある人の方が多いだろうが
自分はたいした感動もなく塀を素通り

お伊勢さんにも行ったし、熱田さんもこの日で二回目
神社がらみでは次は石上神宮、大神神社
あたりが面白そう
その前に歴史の勉強をしなければ!

それにしてもヤマトタケルは何故草薙剣を
熱田さんにおいたまま出かけたのだろう?
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1976年のバイロイト

2013年12月03日 20時55分38秒 | 旅・旅行
本棚をゴソゴソとしていたら、こんな冊子(パンフレット)が見つかった


1976年、バイロイトに行った時に購入したもの
音楽祭の全体を紹介するパンフレットで
この年はちょうどバイロイト音楽祭100周年の年にあたっていたので
音楽祭の歴史やら、歴代の歌手が網羅されている

このパンフレットをめくっていくと小さなチケットが
ページの間に挟まっていた(写真の左下)


8月19日の日付が記入してある
うっすら思い出すと公演のチケットではないようだ
確か本番のチケットはもう少し詳しく席の表示がしてあったはず
公演が休みの時に祝祭歌劇場を見学した際のものと思うしかないが
劇場を見るだけで入った記憶はどうも怪しい
でも、多分そのチケットだろう

この年のトリスタンとイゾルデ、パルジファルを
見ることが出来たのだが、今にして思うと本当にラッキーだった
自分にとっては遅く訪れた疾風怒濤の時代の無鉄砲な旅で
バイロイトのチケットなんて当然手にはしていなかった

それどころか、ユースホステス泊の旅を続けて
バイロイトに来た時は電車で降りる時になっても
泊まるところは確保していなかった

ところが、電車で隣に乗り合わせたおばあさんと
親しく話すうちに彼女も泊まる場所が決まっていないという
そこで、それなら一緒に泊まりましょうということになって
見ず知らずのひとと一つの部屋を借りることになった

でも色っぽい話はなし
着替える時は「出て行って!」の一声
部屋の外で終わるまで待つだけ

でもこの人はとても品の良い方で
ご主人は確か化学者だったと記憶している
彼女との会話は英語で名前はキャサリン・デイワットさん

このキャサリンさんのおかげで貴重なバイロイトのチケットを
手にすることができることになる

翌日祝祭歌劇場近くに二人で行き
そこで行ったのは「Suche Karte」と紙に書いてチケットを売ってくれる人を探すこと
周りには自分たちだけでなく沢山の人が同じようにしていた
ユーゴスラビアだったかルーマニアだったか、とにかくそちらの方から来た人と
並んで待っていた

キャサリンさんの年齢は70歳くらい
それが幸いしてか、それともお金がありそうに見えたのか
一人の男が声をかけてきた
結論から言えば
100周年の記念のシェロー演出・ブーレーズ指揮の指輪のチケットを
譲ってもいいとのこと
それで、自分は彼女の隣にいたから同行者として譲ってもらえることになった

その価格は、一体相場より高いのか、そうでないのかは
わからなかった(本当の価格も知らなかったから)
でもそんなに理不尽な値段ではなかったような気がした
男に言わすれば
「彼女は歳をとっているから、これから先は
 この公演を見る機会は少ない、だから若い他の人ではなくて
 彼女に譲ることにする」とのこと

というわけで、自分も指輪の4日分を手にした
彼女は更に運の良いことに、当日の「トリスタンとイゾルデ」
のチケットも手にすることが出来た

100周年のバイロイトらしい画期的なシェローの演出
ブーレーズ指揮の指輪
普通なら大喜びということになるのだろうけれど
手にしたのはいいけど自分はガッカリ
なぜなら自分が見たかったのはヴィーラント・ワーグナーの演出のような
抽象的な真っ暗な舞台での指輪で
タキシードを着るようなヴォータンの演出ではない

それでまた紙に書いて会場付近をウロウロ
「Tauche karte」チケット交換して下さい

結局、交換に応じてくれて手に入れたのが
「トリスタンとイゾルデ」2日分と「パルジファル」2日分
このホルスト・シュタイン指揮のトリスタンが自分にとっての歌劇体験だったので
それはそれは印象的なものとなった
本当に感動した

今年読んだ吉田秀和氏の本に
彼もこの年のバイロイトにいってトリスタンを聴いたが
ホルスト・シュタインの指揮は平凡でつまらない
と酷評されていたが、比較対象出来ない自分はそんな耳もなく
ひたすら音楽だけに集中して充分過ぎるほど堪能できた

そういえばキャサリンさんが見たトリスタンは
カルロス・クライバー指揮したものだった
見終わって感想を聴くと「beautiful」彼女は何度もそうつぶやいた
でもなんだか「beautiful」の表現ではなんか違うんじゃないかな
というような気持ちになったことを覚えている

今年37年ぶりにドイツ・オーストリアへ行って
昔訪れた個所を廻ったわけだけれど
その場に経つと記憶は割と鮮明によみがえり
今の年齢のことをすっかり忘れてしまう自分がいた

バイロイト、仮にもう一度自分を振り返る旅をするなら
ここは外せない!

しかし、あの時バイロイトを体験できたのは
本当にラッキーなことだったとつくづく思う



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京都の紅葉、今年は源光庵と光悦寺へ

2013年11月26日 20時44分30秒 | 旅・旅行
この季節の楽しみの一つ
京都の紅葉狩り
今年は少しばかり地味に京都市北区鷹峯の
源光庵と光悦寺
と言っても

源光庵は、悟りの窓と迷いの窓で有名なところ
観光客はここで写真撮影
しかし、光のコントラストが強すぎて上手くいかない
庭は見頃、全体が同じ色でないところが良い

散り紅葉もきれいなもの


京都の紅葉はなんでこんなにきれいなのかといつも思う
手を入れているからか
それとも単に自然のおかげか
はたまたきれいになるべく仕掛けがしてあるのか

この後光悦寺に

入り口が悔しいくらいオシャレ
紅葉のトンネルが雰囲気を作っている
しかも単に赤一色ではなく素敵なグラデーション

この寺を見まわっている間に思い出したのが
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋(とまや)の秋の夕暮れ」
藤原定家の歌
これは結構好きな歌で、
カラフルな世界から一気にモノトーンの世界に
場面転換してその寂しい感じが際立つ
人工的とはいえその効果はすさまじい

西行の
「心なき身にもあはれは知られけり鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮れ」
より今は好ましく思う

毎年歩きすぎて疲れるので今年は早めに切り上げて
今出川堀河の鶴屋吉信へ

2階の休憩所ではカウンターで職人さんが生菓子を目の前で
つくってくれるサービスがあった


つくってくれるお菓子はもうひとつ別のものがあったけれど
見ていて楽しそうだったのでこちらを選択
抹茶とセットで

この後、錦市場の杵つき餅屋で京風の雑煮
そのあと近くの誠心院へ

錦市場からも京極からも四条河原町からも近い誠心院は
和泉式部の眠っているお寺さんだけれど
恐ろしく注目されていないみたい
まるで忘れられた存在

賢そうで、しかも感情の濃い和泉式部
今なら恋多き女として注目されるかもしれないのに
なんだか寂しくてかわいそう

今日は休日でないので程々の人出
今週末は大変な人出になるんだろうな

それにしても京都の紅葉は本当に凄い

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ホキ美術館

2013年11月20日 21時20分44秒 | 旅・旅行

ボールのライブは10時まで
当然帰ることができないので一泊
今日はホキ美術館に出かけた

この美術館は写実絵画専門で、写真より精密な、しかも柔らかな手触り感がある

人気投票の新人?のギャラリーを過ぎると常設の作家の作品
そこから感じ捉える迫力はどこか違う

写実と言っても様々な個性がにじみ出ている

でも今日のハイライトはバスの運転手さん
乗客と楽しそうな話しぶり、下りる停留所を教えてくれる時も穏やかな応対も人間性
千葉県人はいい人が多い?
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スカイツリー

2013年11月19日 15時57分34秒 | 旅・旅行

せっかく東京に出たのだから
ということで、スカイツリー見学に!
当日券購入に1時間、その日の思いつきではなかなか円滑には行かない。

これだけ人が多いと整理する人が必要になるが、あまり楽しくない仕事みたいに思えるのは余計なお世話か



待つこと1時間ちよっと、ようやく展望台へ
でもなんか感動しなかった
こんなもんか!
自分が東京の地理を知らないためか、それとも感受性が鈍くなっているせいか

とりあえず、上っただけという状況

ただ立ちっぱなしで背中が痛い
ホテルでひと休みとスマホの充電
7時からのポール•マッカートニーのライブに備えよう
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ヨーロッパ鉄道の旅

2013年07月03日 19時57分20秒 | 旅・旅行
気づくのは、いつもお仕舞いの頃になってから
残念ながらそんなことが多い

のんびりヨーロッパ鉄道の旅
持参した本は全然読まずに飽きずに風景を見ていたが
動画をとっておこうと思い立ったのは
ホント終点間近になってから

急いで撮ったのが



この風景を人に見せると
北海道みたい!と言う
自分は北海道のこうした景色を見たことがないから
何とも言えないが、多くの人が言うからそうなんだろう

電車は好きだ
ボーッとしていられる
お酒も飲んでいられる
勝手に寝てしまってもいい
そしてなんか風情がある
長い列車の線路にそって曲がって進む姿を
後ろの車両から眺める
それは記憶の中の(夢の中の)姿みたいで
心地良い

そして列車から眺める景色は田舎、自然がいい
結局、都会は多かれ少なかれ似通っている
特にコンクリートの多い街はその巨大さに驚いても
なにか自分にとっては味気ない

田舎は自然に囲まれたのんびりした風景は
自分が田舎育ちということもあるのだろうけれど
やっぱり落ち着く
田舎の写真はもっと撮っておけばよかった
特に動画も、、

途中で線路沿いの木々が邪魔になるけど
向こうに見える家々もメルヘンチック



電車はドイツ・オーストリア二カ国有効の鉄道パス(8日間)で
一等使用可能なものを用いた
最近の列車はビジネス主体でコンパートメントになっていないものが
多いようだけれど、たまたま乗ったのが嬉しいコンパートメント


コンパートメントこそヨーロッパ鉄道みたいで
とても落ち着くし気持ち良い

シートは革張りで豪華な雰囲気
しかし座ると大きすぎてズボッと入ってしまって、ブカブカと隙間ができる
こちらの人は本当にでかい
食べる量も自分とはだいぶ違う

ブンデスリーガでは
こんな大きな連中と岡崎や清武、乾たちは戦っていたのか
と考えると、その大変さに少しばかり感動する

ところで、帰国後撮影したものを見るとその写真の出来にがっかりする
一体何を撮ってきたのか?
もっと違うものを撮って来るべきだったと反省することしきり
今度行くことになったら、早めに動画も撮っておこう
(そんな機会はあるだろうか?)

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やっぱり美しかったノイシュバンシュタイン

2013年06月27日 20時08分44秒 | 旅・旅行
6月14日は、前回行かなかったコース
余りにも定番、通俗的すぎるので気がひけたバスによる
ノイシュヴァンシュタインをめぐる旅

ミュンヘン中央駅付近からバスに乗る

流石に人気コース
時間前に多くの人が集まっている
そしていろんな言語が飛び交っている
自分たちは日本・中国・ロシア人の乗るバスに

最初の訪問地はリンダーホフ城
ルードヴィッヒⅡが完成したもの
バス停から10分ほど歩く
城には勝手に入るのではなく団体(国)毎に
中では日本語の音声も流れる

庭園の少し高くなった場所から城を眺める

集合時間まで余裕がなく余韻に浸る暇はない

次は家々にフレスコ画の描かれた小さな可愛らしい村 オーバーアマガウ



10年に一度「受難」の劇が上演されるとか
次は2020年
ここは食事とお土産タイム?

さていよいよお待ちかねノイシュバンシュタイン
バスの左手前方に突然(?)見え始めた時は
ちょっと感動

だが、バス駐車場から城までは結構歩かなくてはならない

馬車を使う人、シャトルバスを使う人、歩く人それぞれ
自分はシャトルバスを利用 往復2.6ユーロ

終点近くには絶好のビューポイント マリエン橋がある
しかし、その人の多いこと

皆が橋から城を撮っているが
橋が耐えられるか心配に思ったのは自分だけか?
だがそこから浮かんでいるように見える城の美しいこと

これには少し感動した
これは初めて上高地に着いて穂高連峰を見た時の感動に似ている
そして曇り空の中に幻想的なノイシュバンシュタインを見ると
ルードヴィッヒⅡの「美」にこだわりも納得できるような気にさえなった

ツアーは日本人が多かったせいもあり(10人程度)
二日間使わなかった日本語を話す機会があった
バスの隣に座られた方は山形から来られたおばあさん(?)
妹さんと一緒に、姪っ子さんのガイドでヨーロッパをあちこち回っているとか

それにしても、このコーズが何故人気あるのか理解できた
もう一度行きたいか?
と聴かれたら
「ヤー!」
と答えるだろう
季節を変えて訪れればまた違った印象を持つことだろう

それにしても、朝から微妙だった天候
結局降られずに傘を使わずに済んだのはありがたかった



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