愛知県は野球の県で、ドラゴンズが2年続けて最下位でも
球場の観客は増えているとのこと
テレビ番組もドラゴンズを扱ったレギュラー番組がある
野球はピッチャー以外は体力的にほとんど毎日でも試合ができるし
攻守交代の時にCMが挟めるから
テレビに都合の良いスポーツと言える
野球はその放送量の圧倒的な多さから日本での一番の
スポーツになっているようだ
近所のちびっこも、男3人兄弟の家はみんな野球愛好者
一番上のお兄ちゃんは甲子園に出られる可能性の名古屋の高校に通っている
お母さんによると二番目も同じ道を選びそうらしい
冬になると全国高校サッカー選手権がある
愛知県は出る度に一回戦で敗退していた
この県は運動神経のいい子はみんな野球に行ってしまうから
サッカーで勝ち残るのは難しいのかな、、とも思っていた
先日、今年も一回戦敗退かなと思いつつ
名古屋高校と日章学園との戦いの中継を見ることにした
見始めたのは途中からでスコアは0−1で名古屋高校が負けていた
愛知県のチームはやっぱりこんなものか?と思っていたが
テレビ解説では名古屋高校のロングスローが注目との声があった
すると、いきなりめったに起きないことが目の前で繰り広げられた
ロングスローから名古屋の選手のヘッドで同点に追いついたのだった
最近の高校サッカーはこのロングスローからの攻撃が多い
コーナーキック並みなチャンスの機会となっている
(より体力のあるJリーグではそうしたシーンが少ないのはなぜだろう)
珍しい、、追いついたか
同点になったのは評価できるが、まだ疑いの目で試合を見ていると
思いのほか守りがしっかりしているように見える
ラインが揃っているし、気持ちも集中しているように見える
時々あった攻撃も徐々に押されて守り一方になってきたが
こういうときの守りを破るのは難しい
守れると思い込んだチームはリズムに乗ってやることなすこと上手くいく
結局、80分では決着つかず
勝敗はPKで決めることとなった
こういうときサッカーの神様は、なぜが今まで頑張ってきた選手とか
中心選手に残酷な結果を経験させることが多い
名古屋学園の選手はみんなPKを決めていたが
注目の日章学園のストライカーが止められた
(やはりこうした運命か?)
確かに試合の途中から攻められてはいたが、運とか勝負の流れは
名古屋の方に傾いていた様な気がした
名古屋学園が思いの外現実的な戦い方をしていたと思うが
愛知県人として喜ばしかったのは、一回戦を突破できたこと
何年間も負けてばっかりだったので、PK戦だったとはいえ
結果オーライで見終わったときは少し高揚感があった
ということで愛知県代表の名古屋高校は、今日大晦日に2回戦がある
(相手は北海道の北海高校)
東三河の自分にとって名古屋は純然たる地元ではないけれど
ハラハラしながら応援できる日が長く続けば良いと思う
今日はお気楽な話
大谷がドジャースに移籍することになったが
背番号は素晴らしい結果と思い出を残した「17」が
そのまま使われることになった
プロの世界では験担ぎで背番号に拘る人がどのくらいいるのだろうか
話をサッカーの世界に変えると、背番号で有名な番号は10番だ
10番が特別な番号になったのはワールドカップで3回優勝した
ペレが使っていた番号だったからだ
この番号は日本でも司令塔といった呼び方で中心人物のプレーヤーとして扱われるが
残念ながら日本代表としての10番はあまり良い印象はない
典型的な10番の選手だった中村俊輔はワールドカップに縁のない選手で
肝心な時に輝けなかった
実はサッカー界には個人的には10番以外に良い番号があって
14番は今も昔もとても良い数字の印象がある
現在スペインで破格の活躍を続けるレアル・ソシエダの久保が14番だし
日本代表の中で大活躍を続ける伊東純也も代表時の背番号は14番だ
20年ほど前なら小野伸二がフェイエノールトでヨーロッパリーグで優勝したとき
つけていのは14番だった
この「14」という番号はオランダでは有名な番号で空飛ぶオランダ人といわれた
ヨハン・クライフが使用していた数字だ
だから、その番号をつけることができた時点で相当の期待を背負っていることになるし
少しサッカーを知っている人の中では縁起のいい数字として扱われるのではないだろうか
ということで、14という数字が日本の中でも徐々に重要視されるような気がするが
さて、、
対シリア戦、ワールドカップの予選というのにテレビ放送がなかった
ネットの配信も日本ではなかった
FIFAランキングからすれば番狂わせはないと予想されるが
それでも大の大人が死ぬ気になって動けば、そう簡単にことは進まない
夜中に目が覚めて、報じられているだろうと思う媒体(スポーツ紙、Xなど)
に接してみると既に3−0だった
一点目は久保のミドルシュート、2点、3点目は伊東からのパスを
上田が決めていた
これで決まりと安心して眠りについた
朝にスポーツ紙のネット記事を見ると5−0に点差は広がっていた
後半早い時間に菅原がFKからゴール
そして左からの伊藤のクロスを細谷がゴールで
伊東は4アシストの大活躍だった
このスポーツ紙のウエブ版では各選手の評価のアンケートをとっていた
試合を見れないのにどうやって評価をくだせというのだろう?と疑問を覚えたが
現実的には熱心なサポーターはネットで外国経由の配信を見ていたようだ
今朝のYoutubeには試合のハイライトが早くも挙げられていた
この投稿はある程度予想していて、朝のルーティンが終わってから見ることとした
最初はシリアもしっかり守ってワールドカップ予選らしい試合の流れだった
ところが中盤、久保のミドルシュートが決まって一気に試合が動いた
久保のシュートのアシストは伊東となっているが、アシストという感じはあまりない
アレは決めた久保の個人の能力を評価するべきだろう
重い雰囲気がこの一点で消えると、最近の日本の勢いは加速した
昔は点を取れない日本だったが、どうしたのだろう?
と頭をひねるほど得点がとれる
昔の日本と今の日本の違いは、圧倒的にウイングプレーヤーの差とする考えがある
右は伊東、久保(この試合はトップ下だった)左は三笘(この試合は出ていなかったが)
ヨーロッパのリーグで活躍していて、ひとりでボールを前に運べ
チャンスを生み出す選手がいる
そのために相手は人数をかけて彼らを止めようとする
するとその人数分だけどこかが空いてくる
ダイジェストを見ると久保は頭があがってプレイしているから視野が広い
それに彼はゴチャゴチャしている場所でもボールキーができるし
顔があがっている分得点に結びつくパスができる
得点に結びつくパスでも伊東と三笘は左右からのクロス
久保はそれもあるが、縦のパスのセンスもある
3点目の伊東に出したパスは良いパスだった
つまりは左右も強いが久保のいる真ん中も強いといえる
こういうときはサイド攻撃が強力なだけより安定的に強い
後ろは冨安もいるし、、その前には遠藤もいるから
よほどの事がない限り崩れることはないように思える
ということで、昨日の夜中の試合はまずまず良かったということだが
それにしても中継が何にもなかったことは少し問題だ
メジャーリーグの大谷が大騒ぎできているのも中継がしっかりあって
メディアも大きく扱うからだ
昨日の試合をメディアは結果だけ報じることになるが
結果より、どのように得点したか過程が重要なサッカーというゲームは
それが見られないのは残念だ
中継がなかったのは、その権利が高額になりすぎたためらしい
なんでもお金次第!という現実は、ちょいといただけない感じ
前は日本のサッカーに欠けているのは点取り屋だと思っていた
今もその考えに変わりがないが
最近は優秀なゴールキーパーも欠けているような気がしてきた
サッカー大国のブラジルで一番人気のポジションはゴールキーパーだそうだ
コーチをしていた時、小学生のサッカーでは一番なりたくないのがゴールキーパー
負け試合では必ずと言っていいほどゴールキーパーは涙を流した
彼なりに責任感を感じているためだと思われる
時にはゴールキーパーになりたがる子がいた
彼はトーナメントの公式戦で負け試合だったが
試合中に素晴らしい横に飛んでスーパーセーブをした
それは思わず声を出してしまうほどだった
その試合後、彼は負けたにも関わらず充実した顔だった
自分の最高のプレイができた実感がそうさせたのだろう
サッカーの失点はキーパーだけの責任ではなくて
シュートを撃たせたDFが悪いことが多い
DAZNでヨーロッパサッカーの中継を見ていると
ゴールキーパーの質の高さをつくづく感じる
最後の最後で彼が失点を防いでいるシーンは珍しくない
でも、ヨーロッパサッカーにどうして優秀なキーパーが生まれるのかを考えると
それは優秀なストライカーがいるからだと想像した
ゴールの枠内に飛んで来るシュートは日本のサッカーより圧倒的に多い
つまりは、そういうシュートに慣れているとか
ストライカーのシュートをいろいろ経験しているので
身体が自然と反応しているのだと思われる
つまりは優秀なストライカーがいることが
優秀なゴールキーパーを生むことになりそうだ
イタリアのように守りがかっちりしていると
少ないチャンスで決めるストライカーが自然と生まれてくる
良いシュートが飛んでくるからゴールキーパーも
自ずとレベルアップする
日本と世界と比較すると、昔は点取り屋のCFがいない!
安心できるCBがいない!と言われ続けてきたが
CBは冨安が出てきて、なんとかなりそうなので
残りは点取り屋とゴールキーパーということになリそうだ
点取り屋が生まれるのと、良いゴールキーパーが生まれるのは
こうした関係がありそうだから、まずは良い点取り屋を
育てることが肝心かもしれない(しらんけど!)
このところサッカー日本代表はすごく調子がいい
先日のカナダ戦、チュニジア戦は三笘、鎌田、堂安が
いなくてもそれに代わる選手が活躍をして
危なげない勝利を手にしている
ワールドカップの三笘の一ミリ以後、TVメディアは三笘の話題が多い
確かに伝えたくなるような素晴らしいシュートやアシストは
従来の日本人プレーヤーには見られなかったプレイだ
ワールドカップでは少し運のなかった久保も
それに奮起して昨年後半から覚醒し
今季は8試合5得点、MOMを指定席のように手にして
9月のラ・リーガのMVPを手にした
大谷の月間MVPはテレビ業界は大騒ぎするのに
久保と南野(リーグ・アンでMVP)のそれは知る人ぞ知る程度だ
これだけ活躍するとサッカージャーナリズムに湧いてくるのが移籍の話
(期待を込めてYoutubeにもこの話題が多くあがっている)
三笘はバルサとかマンチェスター・シティとかアーセナルとか
有名どころの名前が並んでいるし
久保はレアル・マドリー復帰とかプレミアリーグのリヴァプールとかが
候補にあがっている
だが、彼らがそれらのチームに移籍することが、
サッカー人生の中で良いことかとか目標かといえば、かなり不確かだ
香川がマンチェスター・ユナイテッドに移籍したとき
野球で言えばヤンキーズに移籍したようなものだが
メディアはそのチームブランドに酔って大騒ぎした
そしてそれはサッカー人生の中の成功物語のように捉えた
だがその時が旬の勢いのあるチームは、当然のように選手層も極めて厚い
殆どがワールドカップでも活躍しそうな選手ばかりで
スタメンのファーストチョイスで日本人プレーヤーが選ばれる可能性は
残念ながらまだ低く、香川もその壁を乗り越えることができなかった
誰もが知っているブランド知名度の高いチームに移ることは
無責任な人にとかブランド信仰の人にはわかりやすくて成功物語に
見えるかもしれないが、そのチームに所属するということは
彼らの目標ではないと思われる
正直なところ三笘はブライトンというあまり有名でないチーム
久保は何年ぶりにチャンピオンズリーグに出られることになった
中堅どころのレアル・ソシエダというチームでスタメンを確保して
活躍をしている(各リーグのトップチームだったらどうだろう)
彼らの活躍が、いい選手の多いところで更に機能するか
そもそもそうした機会を手にすることができるか?は
彼らの実力次第というものの、難しい問題だ
自分の所属するチームを選択すること
それは的確な判断力が必要と思われる
ブランド力の高いチームではなく
自分にとってどのチームにいることが最適か?
これを運任せでなく、的確に選べる力が
プロのサッカー選手には必要と思われる
(大谷がまずはエンゼルスを選択したのは
きっと適切だったのだろう)
とはいうものの、噂のレベルでもこうしたチーム名があがるのは
やはり凄いことだ
カナダとの試合、前回は日本の敗北
昨日の試合は4−1で日本の勝利
だが、点差ほどの差はなかった
PKが決まっていればややこしい試合になっていたと思われる
特に目立ったのはカナダの19番、バイエルンミュンヘンで活躍している選手
体格が良くて、しなやかで柔らかく、ボールの持ち方も懐が深い感じ
ここぞの一歩もスッと出て、PKになったシーンもキーパーとしては
予想外の速さだったのだろう
得点は4点も入ったのだが、印象的だったのは
3点目の浅野のパスから中村敬斗が得点したシーン
実はこれと全く同じようなシーンが一月前の
ドイツが望んだドイツ国内でのリベンジマッチでもあった
それはドイツ戦の後半、久保がドイツ選手にプレスをかけて
ドイツ選手の身体から少し大きく出たボールをかっさらい
そこから顔を上げてチームの仲間の様子を見ながら独走し
キーパーと1対1の状況で隣を走った浅野に誰でも入るパスを出したシーンだ
昨日の浅野は久保がやったプレーとそっくりだった
相手側の選手の少し大きく離れたボールをかっさらい
俊足を活かしてゴールに向かう
そしてストライカーならシュートしたいところだが
そうはせずにより条件の良い中村にパス
それを中村がきっちり入れた
ここでフト思ったことは
浅野はドイツ戦の久保からのパスのシーンがなかったら
昨日は中村にパスしただろうか?という点
選手は試合に集中しているから時間は時にはとても濃密に感じられる
ドイツ戦の浅野はその出来事の時間経過はとてもゆっくり過ぎていくように
感じたのではないだろうか
そしてそれは記憶としてきっちりと刻まれた
その記憶が昨日不意に頭に浮かび中村へのパスとなったのではないか
と想像してしまった
経験とか記憶というのは、こうして活かされることもあり
その存在はとても重要だと思われる
経験と記憶が個人のものとして刻まれるだけでなく
チーム全体として残されていくことが今後も大事だと思われる
でも、昨日の浅野のプレーをドイツ戦の久保と同じと感じた人は
日本にどのくらいいるのだろうか
1985年に阪神が優勝した時、その応援団の一部は試合を見ずに
鳴り物を持って踊って大騒ぎしている観客を更に煽るようにしていたため
試合経過をほとんど知らなかったひともいたようだ
試合を見ずに応援するのは、スペインでもあって
久保の属するレアル・シエダはホームで得点が入ると
青と白のユニホームを着た観客は後ろを向いて
みんなでその場所でぴょんぴょんと飛び上がって
何やら歌を歌って喜びを現している
日曜(10月2日)の日本時間の朝4時から始まったバスク州の2チーム
レアル・ソシエダ対アスレティック・ビルバオのダービーは
この観客パフォーマンスにちょいと笑えるものがあった
最近好調の久保はチーム2点目のゴールを決めて
一歩間違うと、どちらに転ぶか分からない試合の方向性を決めた
その時に始まったのがこの後ろ向きダンス
これをしている間に美味しいシーンを見逃したり
反対にピンチを迎えたらどうするのだろう、、
などという心配は端っから気にしないで、
観客は楽しむために自分たちのルーティンを続けている
殆どが青と白のソシエダのユニホームを着た観客だったが
中継のカメラが撮影したのは、大騒ぎして後ろ向きダンスをしている中で
ぽつんと苦笑いしながらひとり佇む赤と白のアスレチック・ビルバオのユニホームを着ている人物で
場違いな感じがにじみ出ている
この雰囲気がなかなか良かった
熱が入る試合は暴力沙汰の心配があって、サポーターの座席ゾーンは決められて
時にはその間に緩衝帯を設けるようなこともある
(昔、国立競技場でレッズ対ジュビロを見た時、その様になっていた)
ところが、苦笑いしているこの人物は怒りも見えない
ただ苦笑いするだけ、、
サッカーは勝負事だから、勝つ時もあれば負ける時もある
負けから学ぶことが多いが、負けたからと言って何かに当たるのは
まとも大人のすることではない
多くのソシエダサポーターの中で、ひとりこうしていられる
サッカー観戦の空気はとても良いものだと思われた
尤もこの日はホーム側のソシエダの勝ちが決まって
サポーターにも余裕があったのかもしれない
ところで今季好調の久保は既に5得点
ここで気がつくのは、その得点シーンがそんなに難しそうではないこと多い
スーパーゴールではなく殆どがクロスに合わせるだけで済むような、そんなゴールが多い
簡単そうでも実はGKと駆け引きしていると解説があるが
こうした簡単そうなシュートシーンを見つけらてれいるのは
ポジショニングの進歩なのだろうか
ということで、日本ではあまり報道されないサッカーの世界で
面白い出来事があったということ
(久保の得点後のお尻フリフリのパフォーマンスも話題になっているらしい)
野球に関心のある方は、大谷の手術が気になって仕方ないところだろうが
サッカーに関心ある自分は、久保の所属するレアル・ソシエダが
チャンピオンズリーグ初戦をホームで
昨年準優勝のインテル・ミラノと戦うほうが気になっている
気になっているものの最近はインターネット配信サービスが
DAZN、AbemaTVとかWOWOWとかがそれぞれ各国リーグとか
その他の試合の放映権を買い取っていて
見るためには一つの契約だけでは済まない
チャンピオンズリーグの試合はWOWOWが仕切っているが
契約していないので見られないでいる
ヨーロッパチャンピオンズリーグは
ヨーロッパでその年の一番強いクラブチームを決めるのだが
実質的には世界で一番強いクラブチームを決めることになる
昔はトヨタカップでヨーロッパ王者と南米王者との戦いが見られたが
ある時期からヨーロッパ王者が勝つ傾向が顕著になった
南米のチームの選手は、トヨタカップで良いところを見せて
ヨーロッパのお金のあるクラブに引き抜かれるチャンスと見ていた節もある
久保の所属するレアル・ソシエダは昨年ラ・リーガで4位になって
今年はチャンピオンズリーグに参加できることになった
その初戦の対戦相手が昔、長友が所属していて昨年はマンチェスター・シティと
決勝を争い、残念ながら準優勝となったインテル・ミラノ
イタリアのチームは最近盛り返してきた感じでなかなかしぶとい
中継は見られないがネットで検索すると途中経過はわかる
今朝の4時に始まったこの試合、目が覚めてチェックすると
1−0でソシエダが勝っている
試合内容はソシエダが10本以上シュートを打っているが
インテルの方は1本だけとなっている
ソシエダのホームだからサポーターの応援をバックにこの様な
成り行きになっているようだ
確かにホームの試合はアウェイとテンションの違いがはっきり見て取れる
グランパスもホームのほうが戦いやすいと思われるが
そういえば昔、子供の試合を見てたときもこの傾向を感じたことがあった
その試合は子供の親たちが見に来ていた
何時もはゲームになってもおとなしい子が、その日は何故か元気よく動いている
それは「どうしたんだ?」と疑問に思えるほどだった
やがて彼が頑張れる理由は親が見ているからだと気がついた
こうした傾向はこの時だけでなく、何時もは弱いチームが
この時は異様に粘り強くて、見てる親たちも夢中になって
声を出して応援し、それで子供たちも勢いづいて
チーム全体がまとまりのある動きをすることは度々ある
試合経過は文字情報だけだったが、結局87分に
インテルが同点ゴールをあげて引き分けに終わった
久保は同点になる前に交代していたが
監督は勝っているので守備を強化したつもりのようだ
だが今年のソシエダはこの選択がよく失敗している
守りに入って失点が多い
結局のところ守りに入るということは、守備偏重では駄目で
攻撃の可能性も相手に感じさせないとうまく守れないと思われる
それでも昨年度、準優勝チーム、インテルはなかなかしぶとい
というしかない
今年のチャンピオンズリーグには日本選手が多く登場する
久保、鎌田、上田、古橋、前田、三笘、冨安がこの貴重な体験
をする機会に恵まれている
それにしてもテレビは、この手の報道はまったくないなあ、、
と少し驚いてしまう
後で指摘されて笑えるシーンがあるものだ
昨日のサッカー親善試合の日本対ドイツの試合でのこと
後半、久保が相手のボールコントロールのミスを咎めてかっさらい
自陣から相手のペンルティエリアまで独走するシーンがそれ
久保は何度も首を振って並走する浅野を確認し
誰でもゴールできるようなにパスをして
ドイツ戦に強い浅野を演出したが
笑えてしまったのは、このシーンに映る副審の走る姿だ
副審は必死に走っているのが見える
しかもタッチライン沿いではなくてコートに少し入っている
副審はタッチライン沿いに走るものだと思いこんでいたが
まるでパスを受けてシュートできるように走っている
しかも旗を持って
今は副審と言うが、昔はラインズマンといった
オフサイドやボールを最後に触ったのはどちらかとか
ファウルの具合などを確認するのが仕事で
対角線に走る主審から遠いコートの半分を見るのが役目だった
半分だけ見ればいいというものの、カウンターで速攻の時は
この動画のように必死に走らねばならず結構しんどいこともある
それにしても、必死になっているだけに笑えるというのは
意地が悪いかもしれないが、つい人に伝えたくなってしまう
このシーンを試合中に気づいた人は笑いながらも
誰かに伝えたい欲求を覚えたに違いない
久保→浅野ゴールシーンの副審がやばいwww
日本時間の早朝、サッカードイツ対日本の国際試合がドイツで行われた
サッカー界は国際試合週間というものが設定されていて
各国のリーグ戦はお休みにして、普段対戦することのない外国のチームと戦う
普通なら日本は少しランクの低いチームを日本に呼んで
気持ちの良い勝ち方をサポーターに見せるが
今回はドイツから対戦の申し込みがあり
めったにない強豪国とアウェイでの戦いになった
ドイツが日本と戦いたいと熱望したのは
昨年のワールドカップの敗戦の悪夢を払拭したいからで
グループリーグでまさかの逆転負けを食らって
そのせいで2大会連続で決勝トーナメントに進めなかった
ドイツは肝心な試合に負けた時は
次の対戦で倍返しのような試合を展開する
日韓ワールドカップの決勝戦で負けたブラジルには
ブラジル国内で大差の勝利を手にしているし
マラドーナの大会の次の大会では、きっちりアルゼンチンに復讐している
ドイツとはそういう国で、負けっぱなしになることは許されない
と選手も国民も思っていたに違いない
(ドイツと対戦するチームはどこも戦うのを嫌がるものだった)
それが今回は、なんということだろう
倍返しどころか、ドイツの問題点とか停滞が余計にはっきりとなった
(結果は日本4−1ドイツ)
試合前半の菅原からのセンタリングを伊東がネアで合わせたのは
とても良いシュートで、そう何度も決められるものではなかったし
同点直後の上田綺世に方向をちょっと変えたシュートは
彼が準備していたというものの運が良かった
こういう日は運も味方につけていると言える
多くの人が言うように豊川市出身の菅原は気の効いたプレーを続けたし
冨安も板倉の安定した守りを続けていた
この試合で印象的だったのは後半交代で入った久保のプレー
彼は相手のミスをついてボールをかっさらい
そのままボールを運んでキーパーと一対一になったシーン
ここで驚いたのは自分でシュートせずに左を走っていた浅野に
誰でもシュートが入るようなパスをしたことだった
普通、途中出場の選手は得点が欲しくて仕方ないが
彼はドリブルで持ち込んでいるときも首をよく振って
浅野が可能性のある場所に走っていることを確認していた
だからこその判断だが、それが平気でできているのは大したものだ
その数分後の正確なセンタリングで田中碧のヘッドをアシストしたが
これらはたまたまという偶然というより、
今後も何回となく見られるだろうと想像できた
それにしても、一体ドイツはどうしたのだろう
倍返しをするドイツ
90分戦って最後に勝つのがサッカーというゲーム
といった印象のあるチームが全くその姿は見えない
点が入る気がしない
ドイツは次にフランスと戦う予定になっているが
今の感じだと大差で負けても不思議じゃない
自分が好きだったドイツはゲルマン魂という言葉で代表される戦いぶりで、
何があっても焦らずにヒタヒタと今できることを坦々を続ける
その迫力が恐ろしい気がするチームだ
実は日本代表の選手は昨年ワールドカップで戦った相手の中では
ドイツが強かったとの感想を持っていたようだ
確かに結果は逆転勝ちして長友が興奮して「ブラボー」と声をあげたが
実質的なところでは圧倒されていたような気もする
でも、あの日からドイツは調子を落としている
人間のやることは難しい、運とか勝利を掴むのは
想像以上に難しい時がある
ドイツは今はドツボにハマっている感じ
ちょっとドイツのことが心配になってしまった
(ドイツ好きの自分としては)