海外から福島に関するメールが飛び込んできた。
林さんという現地労働者の内部告発だ。
ロイターが配信しているらしい。
Radiation, desperation and gangsters: Inside the hidden tragedy of Fukushima
放射能、絶望、やくざ:福島の隠された悲劇の内幕
という、なんとも驚くようなタイトルだ。
長文なのでそのうちに翻訳しようと思っているが、英文でもよければ以下のサイトを見て欲しい。
http://www.theglobeandmail.com/news/world/radiation-desperation-and-gangsters-inside-the-hidden-tragedy-of-fukushima/article15083978/
問題は、日本でわれわれが知る以上の情報が、海外でかなり早い段階で飛び交っていることだ。
• Japan’s Fukushima coast rocked by 7.3-magniture earthquake
• Six workers splashed with contaminated water in Japanese nuclear cleanup
• Japanese leader’s promise to IOC that Fukushima leaks ‘under control’ sparks criticism at home
このような内容の記事も紹介されている。
福島は、次第に、どうしようもなくなってきているのかもしれない。
世界中に漏れている情報を、覆い隠すことはもはや出来ないだろう。
海外の友人からは、「大丈夫か」という問い合わせが相次ぐ。
この国を、この水を、この海を、誰が責任を持って管理していくのだろうか。
アメリカの友人は、放射性物質の処理を専門に取り扱う米国企業に頼もうか、と言ってきている。
日本企業はすでに信頼されなくなってきている。
政府もいよいよ腹を決めるときが来ているのかもしれない。