マタイによる福音書
22:37 そこで、イエスは彼に言われた。
「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、
あなたの神である主を愛せよ。』
22:38 これがたいせつな第一の戒めです。
22:39 『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、
それと同じようにたいせつです。
22:40 律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。
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韓国の教会は伝道することは当然だと考え、実践しています。
今年の「2023ダニエル祈祷会」の証された方々のメッセージを聞いていますと
そのことがよく分かりました。
そして宣教をイエス様の命令だと受け止めている
キリスト教の大宣教命令の原則に忠実なのです。
そしてそれと同じく「神を愛し、隣人を愛せよ」にも徹しているのです。
韓国で最初の西洋医学の病院は、
長老派の医療宣教師であったホリス・アレンが1885年に創設した
「広恵院」(注・01)です。
これ以降も韓国ではクリスチャンドクターによる病院などができて、
その後、ようやく国立病院やサムスン系の病院ができていきました。
その背景はまさに第二の戒めを命令として受け止めた
韓国キリスト教会だったからです。
現在、韓国の福祉施設の8割がキリスト教系です。
「広恵院」(注・01)
大韓民国・延世大学校に附属する複数の病院の総称。1885年に開院した王立病院「広恵院」を源流とし、韓国で最も古い歴史を持つ総合病院である。延世大学校には医科大学(医学部)・歯科大学(歯学部)・看護大学(看護学部)があり、複数の病院が付属している。病院は、延世大学本校があるソウル特別市西大門区新村洞のほか、各地に散在している。主な構成病院は以下の通りである。新村のセブランス病院は、李朝末期の1885年、宣教師で医師のH・N・アレンが国王高宗の支援を受けて開院した広恵院(まもなく済衆院に改称。以下、済衆院)を源流とする、韓国で最も歴史の古い近代西洋医学の病院である。済衆院には医学校が併設された。1904年、米国の事業家セブランス(Louis H. Severance)の寄付により、済衆院を基盤に韓国最初の総合病院としてセブランス病院が新築された。セブランス病院には、セブランス医学専門学校が設置され、韓国における西洋医学の発展に先駆的に貢献した。1957年にセブランス医科大学校が延禧大学校に統合され、延世大学校が発足した。