バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

新約聖書の世界 41 新約聖書時代背景 01 新約時代の始まりと私の新らたな約束の始まり&年末所感01 

2023-12-28 04:00:00 | 聖書入門 新約聖書
今年は福井市に移住して、福井県立図書館が自動車で

わずか10分のところにあるのは、まことに感謝なことです。

私は週2回、必ず来館し、様々な分野の本をすでに

数か月で200冊は借りて読みました。

中でもキリスト教コーナは予想以上に読みたい本がたくさんありますので、

毎回、ワクワクして図書館に行っています。

中でもイエスの生涯を様々な角度から書いた本が何冊かあります。

残念ながら日本人の思想か書いた本で、イエスの生涯を

実在上の人物ではないという分厚い論考の本がありました。

しかし、世界の常識は、イエスは実在の人物で、

イエスとその弟子たち、そして2000年のキリスト教史が

それを裏付けしています。

イエスはパレスチナに生まれ、ユダヤ教の中で育った生粋のユダヤ人、

イスラエルの時代背景で育った人です。

そして文化的にヘレニズム社会(注・01)の中にあり、

政治的にはローマ帝国の支配圏で生きてこられたのです。

ゆえに新約聖書時代の背景は歴史、言語など広範囲に様々角度から

イエスの実在と歩まれた歴史、そしてキリスト教会の始まりを

見ていく必要があります。

今後、時代思想、言語、ユダヤ教など諸宗教など多方面を述べていきます。

さて、私は2023年6年間、住んでいました滋賀県高島市から、

福井市に移住しました。

豊田市に私財を投じた断食祈祷院の建設と運営費、

併せて総額2億円を捨てて、

6年前に高島市こそ人生の最終地、終活の地だと思って、

豊田で残った僅かな私の資金で「古民家ファスティング藤樹の宿」を

オープンしました。

私は60歳から年金受給を受けていましたので、

最初は一人で大分県の湯布院で温泉付きのログハウスを購入し、

毎日、温泉三昧の日々を送る計画でした。

しかし、三度目の助け手を与えられ、結婚したことを機に

豊田時代にやり残したこと(日本に聖書の正しい断食思想を普及したい)

があり、その一つの方法として、滋賀県高島市で、

「超少食ファスティング」を始めました。

しかし、コロナ禍が、

私の描いたこの方法を根底から狂わすことになったのです。

まず、コロナ禍の期間中から超少食ファスティングを

そっくりそのまま真似て、同じような宿泊費用で開始する

仏教寺院やホテル、公共施設が続出してきたのです。

しかも集客の最大武器であったネット広告費用が

その参入のゆえにコストが10倍に値上がりしてしまったのです。

高島市でオープン以来、毎月、10万円前後の広告費を支払っていましたが、

毎月、100万円も広告に必要だということになりますと、

到底、太刀打ちできるものではありません。

これは私にとっては、ローマ帝国の出現のようなものです。

こうした断食ブームに乗っかった施設のサイトを見ていますと

聖書の断食とは真逆のことを教えており、非常に悔しいことで、

残念で無念な事態となってしまったのです。

このまま「古民家ファスティング藤樹の宿」を継続していけば

経済的な破綻は間違いなく、1月に閉鎖を決断しました。

そして福井市に移住するまで、様々なことを整理しなければならず、

想像以上に手間がかかり、ようやく7月に移住完了し、

最初に書きましたように福井県立図書館に通う年金生活者となりました。

しかし、私は今年で73歳ですが、

それで人生を終わりにしようとは思っていません。

私には聖書の断食を日本全土に普及する使命があるからです。


ヘレニズム社会(注・01)
ヘレニズムとは「ギリシア風の文化」を意味する。古代ギリシア人が自らを英雄ヘレンの子孫という意味の「ヘレネス」と呼び、その土地を「ヘラス」と言ったことによる。世界の文化史上は、前4世紀のアレクサンドロス大王の東方遠征によって、ギリシア文化とオリエント文化が融合して形成された文化をさす。アレクサンドロス大王の帝国以降のヘレニズム三国、および小アジアのペルガモン、中央アジアのバクトリアなどのギリシア系国家のもとで発展した。(世界史の窓から)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本国民を完璧にバカにしき... | トップ | カインとアベル 31 カイン... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

聖書入門 新約聖書」カテゴリの最新記事