太った中年

日本男児たるもの

オバマ演説

2009-04-15 | weblog

この作品は、原作者であるブールが仏領インドシナにて現地の有色人種を使役していたところ、同じ有色人種である日本人の率いる軍の俘虜となった“屈辱的な経験”を題材にして描かれた(つまり、作品中のサル=有色人種である日本人の暗喩)といわれている。

(以上、猿の惑星 - Wikipedia より一部引用)

核戦争後、猿によって支配される未来社会を描いたSF映画の傑作「猿の惑星」。支配者の猿が日本人のメタファーであることはつとに有名な話であるってことを前フリにして、核兵器廃絶を訴えたオバマ大統領のプラハ演説。それを猿だと揶揄したいのではない。なにしろ我が国には福田チンパンがいる。

 

米大統領、原爆投下の「道義的責任」発言の影響は?

旧東側陣営のチェコの首都で、オバマ大統領は「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある。米単独の取り組みでは成功もおぼつかないが、指導的な役割を果たすことや行動を始めることはできる」と発言。「核兵器のない世界の平和と安全保障」を米国がめざす方針を示した。

-中略-

ただ、文脈をみれば明らかなように、オバマ大統領は、米国が核廃絶に率先して取り組む必要性を強調するレトリックとして、核使用をめぐる「道義的責任」を持ち出している。米国での議論は、「核兵器廃絶に現実性があるのか」が中心であり、原爆投下の歴史評価をめぐる議論はほとんど素通りされている。

-以下略-

(以上、産経新聞より一部引用)

米国政府は戦後一貫して原爆投下の正当性を主張している。また、米国民の大半もそれを支持している。ならば、産経新聞の記事通り、道義的責任などオバマ大統領のレトリックに過ぎないだろう。大体、9・11テロ以降、世界は大量破壊兵器から見えないテロの時代へと移行した。「イラク撤兵、アフガン増派」がオバマの基本戦略だ。イラクで手間取っている間にアフガンのタリバン、アルカイダが復活し、米国はそいつらを殲滅しよう目論んでいる。維持管理コストの掛る核兵器に関わってられないのだ。それにオバマは核兵器廃絶を訴えただけで、世界最強の軍事力を放棄するとは口が裂けても言わないだろ。なるほどオバマ演説は巧いものだった。

P.S.

「日本に謝罪」…かつて対日批判急先鋒の米ノーベル賞教授

話題になっている上記読売新聞の記事に池田信夫blogは

クルーグマンの支離滅裂な経済論議  

と、クルーグマンをコキ下ろしているけど

日本の経済学者のレベルは海外の学者にも論文が引用される事が無いほど悲惨だ。

その池田センセも株式日記のトラちゃんにコキ下ろされている


水鏡の世界

2009-04-13 | weblog

南米ボリビアにあるウユニ塩湖の写真を掲載したブログを見つけた。「世界最大の鏡」と称されているそうで、なるほど神秘的かつ爽快感があって心が癒される。写真だけを転載。ちょっと気分を変えよう。


兵士の命

2009-04-12 | weblog

War dead return home

An airman stands next to the coffin containing the body of Air Force Staff Sgt. Phillip Myers as it is lowered from a plane upon its return to the U.S. at Dover Air Force Base in Dover, Delaware April 5, 2009. Myers, of Hopewell, Virginia, died April 4 near Helmand province, Afghanistan of wounds suffered from an improvised explosive device.

The coffin containing the body of Air Force Staff Sgt. Phillip Myers is moved by a transfer team upon his return to the U.S. at Dover Air Force Base, Delaware April 5, 2009. Myers is the first U.S. war dead whose return was covered by the media since a 1991 ban was lifted, allowing families to decide whether to allow photos and television footage of the flag-draped coffins of their loved ones.

The coffin containing the body of Air Force Staff Sgt. Phillip Myers is carried by a transfer team upon his return to the U.S. at Dover Air Force Base, Delaware April 5, 2009.

Airmen salute the vehicle carrying the body of Air Force Staff Sgt. Phillip Myers after a transfer team moved it from a plane upon its return to the U.S. at Dover Air Force Base, Delaware April 5, 2009.

(以上、ロイターより転載)

報道禁止令が撤廃されたため戦死兵の帰還がメディアでカバーされた最初の写真。国家と兵士との関係を鑑みれば、第2次世界大戦中、兵士の命を最も大切に扱ったのは米国で、最も粗末に扱ったのが大日本帝国だった。ところがその米国もベトナム戦争では兵士の命をモノと考えるに至った。泥沼化して根底から戦争の目的、米国の正義が揺らいだからだ。しかし、写真の厳粛な儀式を見れば再び兵士の命を大切に扱っているようだ。


金正男

2009-04-11 | weblog

金正男とは

北朝鮮の金正日の長男。1971年5月10日-

コンピュータ委員会委員長、朝鮮人民軍保衛局長。中将。朝鮮語(韓国語)のほかに英語・仏語・日本語が話せるらしい。

コンピュータとインターネットには詳しいとされているが、国内にとどまらずブランド品を身につけて海外を転々とし、あちこちと豪遊しているようである。

2001年5月、中国人名義のドミニカ共和国偽造パスポート?を使い日本に不法入国を試みるも発見され、強制送還された。

そのときの日本に来た理由として「ディズニーランドに行きたかった」と述べたのは、あまりにも有名。

2002年12月、やはりディズニーランドに行こうとしたが、フランス政府に追い返された。

子供の頃にこっそり日本に入国し、その際にディズニーランドに行ったことがあるらしい。

(以上、はてなキーワードより)

「もし後継者なら私とマカオで会うことはない」

「私はただの自由人です」

「日本政府のミサイル迎撃は、自衛のため当然だと思います」

父との確執、知性、教養、温厚、豪遊、放蕩癖、ブランド志向、グルメ、ディズニーランド

自由な行動と言語空間はそれだけで北朝鮮への反体制活動だ、注目の人である。


坂本発言

2009-04-10 | weblog

自民・坂本組織本部長「日本も核保有、国連脱退」

自民党の7日の役員連絡会で坂本剛二組織本部長が北朝鮮のミサイル発射に対し、日本も核保有すべきだと述べた。

坂本氏は「向こう(北朝鮮)は核を保有している。日本も『核を保有する』と言ってもいいのではないか」と述べ、国連脱退にも言及したという。

坂本氏はその後、記者団に、「日本が核武装も国連脱退もできないことはわかっている。ただ、北朝鮮に強く臨むため、例え話をした」と説明した。

これに対し自民党の山崎拓・前副総裁は山崎派のパーティーで、「『日本も核武装して北朝鮮に対抗しよう』という意見が、公然と党の会議で言われることは非常に憂慮すべきだ。極端に言えば人類を破滅に導く議論だ」と強く批判した。

(以上、読売新聞より引用)

坂本発言の「日本も核保有、国連脱退」は誤りで、「日本が核武装も国連脱退もできないことはわかっている。ただ、北朝鮮に強く臨むため、例え話をした」とは頓珍漢な説明。まず、国連安保理で意思決定をする5大常任理事国(米・英・中・仏・露)はすべて核保有国であるから「日本も核保有」は正しい。ところが「国連脱退」となれば松岡洋右みたいに負け犬の虚勢だけとしか見做されないだろう。したがって、「核保有をして国連常任理事国入りをする」が論理的に正しい発言。尚、エロ拓が坂本発言について「極端に言えば人類を破滅に導く議論だ。愛人のおしっこが飲めなくなる」と強く批判したのは御尤もなことだろう。

エロ拓名言集


人間動物園

2009-04-09 | weblog

NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」 第1回「アジアの“一等国”」

1895(明治28)年、日清戦争に勝利した日本は、台湾を割譲され、初の植民地統治を始める。英のインド統治やフランスのアルジェリア統治にならい、植民地をもつことで“一等国”をめざした日本。1910年、ロンドンで開かれた日英博覧会では、台湾のパイワン族を“展示”し、統治の成功を世界に誇示する。日本は「格差と同化」という矛盾した台湾統治を続け、1930年代後半からは「皇民化運動」で日本文化を強制する。

半世紀におよぶ統治はどのように変遷していったのか。2万6千冊におよぶ『台湾総督府文書』、近年発見されたフィルム、欧米に埋もれていた文書などを手がかりに近代日本とアジアの関わりの原点を探っていく。

(以上、NHKオンラインより引用)

池田信夫blogが上記の番組を取り上げていたので再放送を見た。池田センセは相変わらず毒吐きであるが、元NHK職員がNHKをボロクソにコキ下ろしているから、神をも畏れぬ無敵の噛みつき亀だ。

日清戦争─「国民」の誕生

今どき、司馬遼太郎で近代史を語るセンスはいかがなものか。日清・日露戦争までは日本がアジアを指導した栄光の歴史だが、1930年代以降は軍が暴走した、という彼の歴史観では、日本の近代を統一的にとらえることはできない。軍だけを悪者に仕立てるご都合主義は、いまだに大江健三郎氏のような幼稚な歴史観として根強く残っている。

(以上、池田信夫blogより一部引用)

なるほど池田センセ曰く司馬史観、大東亜戦争をアジアの侵略とする東京裁判史観に基づいて番組は制作されていた。冒頭写真は統治した台湾の先住民だ。当時は植民地支配の成果として「人間動物園」と呼ばれ、欧米列強の博覧会で写真を売っていたそうだ。番組では植民地支配だけではなく、そうした民族差別までマネた日本を当然の如く批判していた。日本の差別を批判するなら「人間動物園」を考えた元の欧米列強も同列に批判してこそ公共中立だろう。いつものように欧米批判は一切なかったな。

NHKが「JAPANデビュー」で台湾の「反日」強調の偏向番組


ミサイルマン

2009-04-08 | weblog

焦点:北朝鮮ロケット発射、米軍需産業にとっては朗報か

ミサイル防衛システムの支持派は、ゲーツ長官にミサイル防衛予算の削減計画を考え直すよう働き掛けている。実効性がまだ証明されていないミサイル防衛システムだが、必要なコストは毎年100億ドル前後と、国防総省にとって金額面では最大規模の開発プログラムとなっている

(以上、ロイターより一部引用)

アリャマ、ミサイル防衛システムの維持経費だけで年間約1兆円とは畏れ入る。日本の負担は一体いくらなんだ。これならテポドン発射は朗報どころか米朝間のデキレースだと疑われても仕方がないだろーが、ふざけやがって。なんたって北朝鮮の主要産業はイランやパキスタンへのミサイル輸出。しかも旧ソ連製にちょっと手を加えただけのもの。テポドン発射のデモンストレーションをすれば日本が大騒ぎして世界に喧伝してくれる。それでまた米朝ミサイルビジネスの価値が上がるって仕組みか。ならば発射誤報は米国の謀略だ、間違いない。

北のミサイル、技術拡散を米が懸念…中東やテロリストに

北朝鮮による「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射には、ミサイルの商品価値を誇示する狙いがあった。

発射で示された技術の一定の進展は核やミサイルの闇取引を刺激して、技術拡散を加速する恐れがあり、米国にとっても脅威が増大している。

(以上、読売新聞より一部引用)

やはり、ズボシのようだ。米国には世界最強の軍事諜報機関である国防情報局DIAがあり、当然、北朝鮮の核やミサイルの闇取引は想定済みで対策も講じているだろう。米国が本当に懸念しているのは核抑止力の効果がないとされるテロリストへの核技術拡散ではない。北朝鮮はレアメタルの宝庫で、特に核燃料の原資となるウラニウム鉱山の上に国家があると言われる。したがって北朝鮮は100%核燃料を自給し、更にそれを闇取引することを米国は怖れているのだろうな。自動車があってもガソリンがなきゃ動かないだろ。


経済制裁

2009-04-07 | weblog

10日に北への追加制裁決定 政府、期間を1年に延長

河村建夫官房長官は6日午前の記者会見で、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したことを受け、同国に対する日本独自の追加制裁を10日に閣議決定する方針を表明した。現行の経済制裁の延長期間をこれまでの半年間から1年間への延長と併せて、輸出全面禁止などが柱となる見通しだ。北朝鮮が人工衛星の打ち上げ成功を発表したことに対しては「日本が追尾して得た情報を分析中だ」と述べた。

(以上、gooニュースより引用)

北朝鮮に経済制裁したってナンの効果もないのはわかり切ったことだろ。つーか、政府は効果のまったくない経済制裁をしているから核、ミサイル、拉致等北朝鮮問題が何一つ解決しないのだ。西村眞悟議員が提出した法案「パチンコ賭博の禁止または公営化」を立法化すりゃいいんだよ、一番のドス黒い資金源がイッパツで断たれるから。しかし、政治家はパチンコ業界からの政治資金規制法に則ったドス黒い献金でズブズブだからなぁ。あと河村さんって福田チンパンの官房長官時代に近い感じでいい味出している。どんな性癖なんだろう。


核の脅威

2009-04-06 | weblog

 

中国の「核」が世界を制す  伊藤 貫著 PHP研究所 2006年

1980年以降、中国経済は毎年平均9%の高率で成長した。しかも1989年から2006年まで、中国の軍事予算は、毎年13~16%の高スピードで増加している。中国政府はいったい何を目的として、このような大軍拡政策を実行しているのだろうか。

東アジア地域の地政学的な安定を維持するためには、日米同盟を維持することが不可欠である。しかし、「アメリカ政府は2020年以降、中国の軍事的脅威から日本を守ることはないだろう」と予測する点において、本書は、今後も日本が米国依存体制を続けられると期待している「新米保守」グループとは明確に立場を異にする。

また本書は、21世紀の日本が独立国としての地位を維持するためには自主的な核抑止力の構築が必要であることをはっきりと指摘しているので、反核感情の強い「反米リベラル」の人たちとも外交視点が異なる。日・米・中の政治指導者、知識人が日本国民に読ませたくない「禁断の書」。

(以上、ブックデータベースより解説)

日本の安全保障を考えた場合、中国の核と軍備拡大政策が最大の脅威だ。上記著書では自主的な核武装論を提言している。核武装論とは中国脅威論である。2006年10月、北朝鮮による核実験の際、中川(酒)と麻生さんは核武装論を唱えた。しかし、その後両氏は米国から政府高官との二者会談拒否の圧力に遭って封印された。従来通り米国依存の安全保障もあと10年とされているが、北朝鮮の核と世界不況でより早く深刻で複雑な事態となっている。だから北朝鮮のミサイル発射が本来の目的である核問題で議論されることが望ましい。

そもそも中国が核武装をしたのは朝鮮戦争でマッカーサーが中国を核攻撃することを提唱し、アイゼンハワーは停戦のため核使用で恫喝したことが契機だった。中国はソ連の衛星国に留まる限り米ソの狭間で蹂躙されるのでソ連の核の傘を嫌い、主権国家として独立するために核武装が必須だと考えた。建国後間もない極貧国家であっても「人民がズボンをはかないでも核爆弾を作ってみせる」と決意したほどだ。晩年、小平は「もし自前の核兵器を持たなかったなら、中国が今日の国際的地位を得ることはなかった」と述べている。

そんなワケで1964年、中国は核実験を行い、1972年ニクソンの訪中をもって米国と国交を樹立した。ソ連だけでなく米国の核恫喝に土下座して頭を下げることがなくなった。そしてこのとき、極貧の共産中国は大国として扱われ、米中政府間で、「日本に、独立した外交政策・軍事政策を実行する能力を与えない。日本人には、自主的な核抑止力を持たせない」という米中密約を結ぶことが可能になったのも中国が独立した核武装国家だったからである。さて問題は、核抑止力を持ち得ない日本が近い将来北朝鮮も加わって心理的な核恫喝に怯え続けることにある。日本は核武装の議論さえ罷り通らないのが現状なのだ。

核武装論 - Wikipedia


テポドン発射

2009-04-05 | weblog

北から昇ったテポドンが東へ沈む
(えーっ 誤報?)
これでいいニダー これでいいニダー
ジョン ジョン ジョンイル キムジョンイル
独裁国家だ テーポ ドン ドン

テポドン発射をリアルタイムでエントリーしようとした歴史的目論見は政府誤報による歴史的大失態により無残に砕けてしまった。昨日一日は一体なんだったんだろうと省りみる。そもそも今回の失態は朝鮮中央通信の発表を鵜呑みにした麻生さんの「4日発射」の発言から始まった。なんたって北朝鮮は謀略国家である。したがって「なぜ発射されなかったのか」ではなくて「最初から情報操作をしていた」と考えるべきなのだ。そうしたことを踏まえて警戒管制レーダーの誤探知は安全保障上致命的な欠陥と言える。ハードが狂っていればソフトが狂うのは当たり前で、これはミサイル防衛以前の問題。今後、政府がミサイル発射を発表しても国民は皆本当かどうか疑う。再び政府が誤報すれば太平洋戦争末期の大本営発表と化して北朝鮮はほくそ笑むだろうな。

本日、北朝鮮の天気は良好 テポドン発射はどうなるか

11:00 おっ、ミサイル上部カバー外れる サンプロ 

11:33 11:30 テポドン発射!  サンプロ 

     11:37 秋田県 西海域 落下物  

     11:39 日本上空通過  

迎撃なしで終了したようだ これで誤報だったら許さんゾ

タイトルを変えた

結局、昨日の「誤報」だけが問題だった 気になるのは

「北朝鮮から飛翔体」と誤報…最新鋭ガメラレーダーが原因 

当初、レーダーの誤探知が誤報の原因と報道されたが 

今日のTV番組では、初歩的な人為ミスが原因とされたことだ

レーダーはミサイル攻撃を受けたときの命綱で

太平洋域は米軍のハワイ管制塔が統括している、とだけ言っておく

米軍の早期警戒衛星、通称DSP衛星 カッコイイ これにて終了


テポドン誤報

2009-04-04 | weblog

第一日目は誤報による日本政府の自爆だった。以下、ドキュメント

 

ミサイル発射、10分以内に第一報

いよいよ予告したテポドン発射のカウントダウンが開始。前回、2006年は未明に発射したため朝のニュースで知った。今回は出来ればお昼のニュース時に合わせて発射してもらいたい。頼むぞ。

北朝鮮によるミサイル発射実験 (2006年) - Wikipedia

それから前回2006年は7月5日の合衆国独立記念日を選んで発射した。今回は4/4-8の間に発射すると予告している。天候の影響を考えているのだろうか。それにしても5日間ズーと注視するには長すぎる。これは困った。ロンドンで麻生さんは今日だと大胆予測した。果たしてどうであろう。

北朝鮮核問題 - Wikipedia

今回のテポドン発射は米国を挑発するのが北朝鮮の狙いであり、最も近い米国領土アラスカ迄の距離6000kmに到達させることが実験目的。したがって前回のように失敗するかもしれないが、テポドンは日本の上空を飛行するだけだ。もし日本が標的なら近距離ミサイルのノドンを使用する。米国が懸念するテポドン発射の問題とは、北朝鮮の長期的プランに基づいた核戦略の一環で、核開発と一体であり、北朝鮮ペースで事態が進行していることだ。前回発射3ヶ月後に核実験を成功させたのは記憶に新しい。核問題についてはまたの機会に。

P.S.

「間もなく発射」と朝鮮中央通信が発表  11:00

こいつぁーもう核恫喝ってことですな、日本じゃなくて米国への

ミサイル弾頭のカバー外れていない 政府筋 12:00

おいおい、ジラスナ

 

テポドン発射! 12:17 NHK

誤報だった・・・ 12:22 NHK

情報伝達の流れ

アメリカの早期警戒衛星
 ↓
防衛省
 ↓
首相官邸
 ↓Em-net
各自治体

誤探知っていうからには米国にハメられたのか

防衛省、秋田に「ミサイル発射」の誤報…15分後に訂正  11:44 読売新聞

かなり混乱してますなぁ 北朝鮮にナメられるゾ        *↑ 配信時間もミス

「北朝鮮から飛翔体」と誤報…最新鋭ガメラレーダーが原因  14:05 読売新聞

今日はこれで終わりかな 誤情報による自爆とは情けないゾ

北朝鮮「衛星」、4日は打ち上げ確認されず  16:18  読売新聞

2009年4月4日 この日を忘れないゾ

エントリータイトルを変えた

「本日の発射はナシ。発射は明日12時」 二階堂ドットコム

またガセネタだろう 早く寝よう

ガセネタではなかったな 二階堂


噛み付き亀

2009-04-03 | weblog

はてなのタケルンバ卿が経済学者の池田信夫氏に噛みついていた。

貶しめてもしょうがない

エイプリルフールで危うく見逃すとこだった。

で、ネタ元になった池田さんのアスキー記事

「ウェブは民主主義を救えるか」

・米国ではウェブが民主主義の一部になった

・日本のウェブは匿名のゴミの山

上記下の記事で池田さんはこう言っている。

「しかもこうした匿名ブログや掲示板の内容は、ほとんどが他のブログを引用して悪口を書くだけだ。 」

エロースンマセン、と最初にワビを入れといて、タケルンバ卿も指摘しているように他を蔑むイヤミなインテリ臭さが池田さんの芸風でありウリである。池田さんは米国経済学者ポール・クルーグマンのマネをしているだけで、まあ、それを面白いと見るか香ばしいと揶揄するかの違いだけだろう。そんなとこだ。


北朝鮮情勢

2009-04-02 | weblog

秒読みの北朝鮮ミサイル実験、今後起きうる6つのシナリオ

北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射台に設置し、発射は秒読み段階に入った。米国は、発射実験が行われた場合、国連安保理が2006年の北朝鮮の実験に対して課した制裁決議に違反すると警告している。

今回の実験が朝鮮半島全体を揺るがす事態に発展するという見方は少ないが、北朝鮮の一連の挑発行為は韓国の李明博政権に対北強硬策を断念させ、オバマ米新政権の関心を引くことが狙いとみられる。

報道によると、4月4─8日の間に「人工衛星」名目で発射が計画されているミサイルについて、日本は破壊措置命令を発令。米国も迎撃する方針を示しているが、技術的な問題などから実際に迎撃するのは難しいという声もある。

緊張が高まる中で今後起こりうるシナリオと金融市場などへの影響について、アナリストの見方をまとめた。

  ◎海上での衝突

北朝鮮は、黄海沖で韓国と軍事衝突が起きる可能性を警告。同海域では、1999年と2002年に双方に死者を出す事件が起きている。

2002年の衝突で大きな被害を出した北朝鮮は、新たな直接的交戦には及び腰とみられる。ただ北朝鮮はこれまで、黄海沿岸での短距離ミサイル増強に努めており、韓国の領海や船舶にミサイルを発射し、緊張を高める可能性は考えられる。

ミサイルや迫撃砲による攻撃があれば、韓国株式市場の混乱やウォンの急落が予想されるが、影響は長続きしないとみられる。99年と02年の衝突でも、韓国のソブリン格付けに変化はなかった。

  ◎国境での銃撃戦

非武装地帯での銃撃戦は、双方の多数の兵士が絡む広範囲な戦闘に発展する可能性が高い。しかし、より大きな紛争を引き起こす可能性があることから、陸上戦は起こりにくい。北朝鮮にとって、より現実味があるのは、大規模な軍事演習を行ったり、軍用機を国境近くに飛ばしたりすることだろう。

韓国の李相喜国防相は、ミサイル実験問題に注意がそれる中でも、陸海空からの「限定的な」攻撃を北朝鮮が起こしうると言及。攻撃があった場合は、その元となった基地に向けて反撃すると述べている。

南北両軍のこうした衝突が発生した場合、ミサイルや核兵器の実験以上に、株式市場とウォンは急落すると予想される。

また、北朝鮮軍による韓国への侵入や砲撃は、外国資本の大規模な引き揚げを誘い、その結果、韓国債券市場では利回りの急上昇を引き起こすと考えられる。

  ◎弾道ミサイル実験

2006年7月に「テポドン2号」を発射した時のように、北朝鮮が中距離弾道ミサイルの発射実験を行う可能性も小さいながらある。

しかし、こうした動きは、ロケット打ち上げが平和目的とする北朝鮮の主張を土台から崩し、制裁への動きが強まるだろう。

  ◎2度目の核実験

2006年10月に最初で唯一の核実験を実施した北朝鮮だが、再実験を行えば孤立化をさらに招き、核兵器に使用できるわずかなプルトニウムも使い果たしてしまうことは承知している。現時点で、再実験によって北朝鮮が得る政治的な利益は少なく、逆に最大の支援国である中国との緊張を高めるリスクがある。

また、北朝鮮においてミサイル実験は「強力な国家の建設」というスローガンの象徴にもなるが、この実験が成功すれば、指導者たちにとって国内の体制強化につながり、2度目の核実験を行う必要もなくなる。

しかし専門家らは、核実験はいずれ実施されるとみる。その理由は、最初の実験は不完全な成功だったとみられ、デザインを改良したもので再実験する必要があるからだ。

  ◎核プログラム

北朝鮮は、オバマ政権への影響を強めるべく、6カ国協議の合意に基づいて進められている寧辺にある核施設の無力化作業を中止し、稼動再開に向けて動き出す可能性がある。

専門家は、同施設が数カ月もあれば稼動再開できると指摘。また、核兵器をもう1つ作るのに十分とされるプルトニウムの抽出に利用可能な核燃料棒も備蓄されている。

  ◎全面戦争

北朝鮮が韓国や日本を攻撃できるミサイルのほか、数千もの迫撃砲を瞬時に発射できる能力を持っていたとしても、米韓両軍は北朝鮮を直ちに制圧することができると、在韓国米軍司令官は語っている。

専門家によると、全面戦争は金正日政権に終えんをもたらし、朝鮮半島で大規模な破壊が引き起こされるだけでなく、おそらく飛び火した日本でも大きな被害が出る恐れがある。そうなれば、既に世界的な景気低迷で痛手を受けている同地域に、新たな経済危機をもたらすことになるだろう。

米国、北朝鮮のミサイル迎撃計画なし=米国防長官

ゲーツ米国防長官は29日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発のためとみられるミサイル発射実験を行った場合、米国がこれを打ち落とす計画は現時点でないことを明らかにした。

北朝鮮は4月4─8日に通信衛星を打ち上げると発表しているが、周辺国はこれを長距離ミサイル「テポドン2」の発射実験と考えている。また、ミサイルはすでに発射台に設置されたとみられている。

ゲーツ長官はテレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で北朝鮮がミサイルを発射した場合にこれを打ち落とすかとの問いに対し「われわれは何も準備していない」と答えた。

また「ハワイに向かう異常なミサイルが確認された場合は迎撃を検討する可能性があるが、現時点ではそのような行動計画は何もない」と述べた。

長官は、国防総省は北朝鮮がミサイルに弾頭を搭載する能力、あるいはミサイルを米国西海岸に到達させる能力を保有するとは考えていないとした。ただ、こうした能力を持つことが北朝鮮の長期目標だとの認識を示した。

また、北朝鮮やイランを核計画に関する交渉のテーブルに連れ戻すには、外交努力よりも経済制裁のほうが効果があるとも述べた。

米国、ミサイル迎撃機能を備えた艦艇2隻の派遣を計画

米国は、ミサイル迎撃機能を備えた艦艇2隻を派遣する計画。軍スポークスマンが明らかにした。北朝鮮が4月4─8日に通信衛星を打ち上げると発表したことを踏まえた措置。

ただ、ゲーツ米国防長官は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発のためとみられるミサイル発射実験を行った場合、米国がこれを打ち落とす計画は現時点でない、と29日のテレビ番組で述べている。

(以上、ロイターの特集より引用)

「北朝鮮の一連の挑発行為は韓国の李明博政権に対北強硬策を断念させ、オバマ米新政権の関心を引くことが狙いとみられる。」と、まあ、国際的に見れば北朝鮮のミサイル発射は基本的に米朝韓三カ国の出来事であり、日本は蚊帳の外。まずは政府が言うように北朝鮮の挑発に乗ってあたふたしない冷静さが肝要だ。

「そっち行ったらファーって感じ」ミサイル発射で政府筋

そうした冷静さを踏まえたうえで、上記鴻池氏の発言は奮っている。石原都知事の「できれば近くに落ちろ」、社民党の「迎撃するな」は北朝鮮の思惑通りでいただけない。それにしても日本の国際的立場を捉えた見事な発言だ。ミサイル発射後、日本国民全員で「ファー」と叫んだら北朝鮮は圧倒されるだろう。鴻池氏って議員宿舎をラブホ代わりに使ったあの絶倫ジイさん。ティムポだけでなく頭も冴えている、羨ましいぞ。

(ロイター番外)

北朝鮮の予告通り衛星搭載か

北朝鮮が発射予告をした「人工衛星打ち上げロケット」について、先端部が人工衛星の収納に適した卵形のことが3月31日、米シンクタンク「グローバル・セキュリティー」のミサイル専門家チャールズ・ビック上級研究員の話で分かった。ビック氏は「実際に搭載されるのは弾頭ではなく、通信衛星の可能性が高い」と指摘。ただ、「人工衛星だとしても、打ち上げの技術は弾道ミサイルと同じだ」とも強調。

おいおい、ミスタービック、悪者テポドンを正義のパトリオットで撃ち落とすドラマに日本国民がせっかく盛り上がってんだから水を差すようなことを言うなよ。ユーは日本が米国MD(ミサイル防衛)にどれだけベラボウな金を払っているのか知っての発言だろうな。「マチガエマシタ」じゃ済まされないゾ、いいな。


埋蔵金発掘

2009-04-01 | weblog

小泉ブレーン・高橋洋一東洋大教授を窃盗容疑で書類送検

警視庁練馬署は30日、温泉施設のロッカーから財布や腕時計を盗んだとして、元財務官僚で東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。

同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の温泉施設「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む男性会社員(67)が使っていたロッカーから、現金約5万円が入った財布や、数十万円相当のブルガリの高級腕時計を盗んだ疑い。ロッカーは無施錠だったという。

男性の通報で駆けつけた同署員が調べたところ、防犯カメラに高橋容疑者に似た男が写っていたため、浴場から出てきた高橋容疑者に事情を聞くと、盗んだことを認めたという。調べに対し、高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と供述しているという。

逮捕しなかった理由について同署は「証拠隠滅の恐れがないと判断したため」としている。

高橋容疑者は小泉政権のブレーンとして郵政民営化や道路公団民営化などを推進。安倍政権では内閣官房参事官として公務員制度改革の青写真を描いたが、2008年3月に退官。「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」などの著書がある。東洋大は「教育に携わる者として許し難いことであり、厳正に処分を行いたい」としている。

(以上、gooニュースより引用)

これは文句なく面白い!

「豊島園庭の湯」の脱衣所がシブイ

国策捜査と言わないところが正直で好ましい

然るに置き引きではなく埋蔵金発掘が正しい

P.S.面白いので仕切り直して再エントリー 

で、さすが我らが植草一秀氏、事件の読みが深い

少ない高橋洋一氏事件報道と「かんぽの宿」疑惑

「東京地検特捜部」という表記に植草さんの怒りの炎を感じた、熱い

一方、池田信夫blogでは

警察発表について

元NHK職員らしい視点で事件をエントリーしている、こちらも見逃せない

被害に遭った男性会社員がブルガリの高級腕時計をエサにハメたかもしれない

P.S.×2

ジミ・ヘンの自宅収録テープ、ネットオークションに

おお、これは懐かしい人でござる

高橋洋一とジミ・ヘン、凄いコラボになった

ブルガリよりもジミ・ヘン、置き引きよりもネットオークションだ