太った中年

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ミサイルマン

2009-04-08 | weblog

焦点:北朝鮮ロケット発射、米軍需産業にとっては朗報か

ミサイル防衛システムの支持派は、ゲーツ長官にミサイル防衛予算の削減計画を考え直すよう働き掛けている。実効性がまだ証明されていないミサイル防衛システムだが、必要なコストは毎年100億ドル前後と、国防総省にとって金額面では最大規模の開発プログラムとなっている

(以上、ロイターより一部引用)

アリャマ、ミサイル防衛システムの維持経費だけで年間約1兆円とは畏れ入る。日本の負担は一体いくらなんだ。これならテポドン発射は朗報どころか米朝間のデキレースだと疑われても仕方がないだろーが、ふざけやがって。なんたって北朝鮮の主要産業はイランやパキスタンへのミサイル輸出。しかも旧ソ連製にちょっと手を加えただけのもの。テポドン発射のデモンストレーションをすれば日本が大騒ぎして世界に喧伝してくれる。それでまた米朝ミサイルビジネスの価値が上がるって仕組みか。ならば発射誤報は米国の謀略だ、間違いない。

北のミサイル、技術拡散を米が懸念…中東やテロリストに

北朝鮮による「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射には、ミサイルの商品価値を誇示する狙いがあった。

発射で示された技術の一定の進展は核やミサイルの闇取引を刺激して、技術拡散を加速する恐れがあり、米国にとっても脅威が増大している。

(以上、読売新聞より一部引用)

やはり、ズボシのようだ。米国には世界最強の軍事諜報機関である国防情報局DIAがあり、当然、北朝鮮の核やミサイルの闇取引は想定済みで対策も講じているだろう。米国が本当に懸念しているのは核抑止力の効果がないとされるテロリストへの核技術拡散ではない。北朝鮮はレアメタルの宝庫で、特に核燃料の原資となるウラニウム鉱山の上に国家があると言われる。したがって北朝鮮は100%核燃料を自給し、更にそれを闇取引することを米国は怖れているのだろうな。自動車があってもガソリンがなきゃ動かないだろ。