太った中年

日本男児たるもの

ねこまんま

2009-04-18 | weblog

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136 (単行本)

別に隠していたワケじゃないけど、フィリピンから帰国して以来、我が自炊健康食生活もネコマンマの魔の手に掛り、荒廃したものになっていた。帰国したとき空港の書店で上記本が目に留まりパラパラ捲ったのがマズかった。もともとシンプルな自炊食生活だっただけにネコマンマによってそれが極限にまで達してしまった。ネコマンマに一度ハマると料理をするっていう気持ちが失せてそこからなかなか抜け出せなくなる。

 

ネコマンマとは麻薬の如く一度手を出すと止められない悪魔の食事である。

 

しかし、この世には救いの神も存在するのだった。信じる者は救われる。

 

手作り居酒屋 かっぽうぎ

先日、用事があって独身中年男の友達と名古屋へ行った。遅い昼メシをたまたま駅近くの上記、かっぽうぎで食べた。その店はまず御代700円を先払いしてからお膳を手にしてカウンターに並んでいるメインの一品を選び、続いて小鉢2つ選んでお代り自由のご飯とみそ汁を厨房のおばさんから頂くシステムだった。これが大当たりで満足した。独身中年男の友達は感動の余り厨房の艶っぽいおばさんをナンパしたほどだった。そのとき、おかずをご飯の上に乗せるネコマンマではなくて、ご飯、味噌汁、おかずを別々に盛ればそれだけで心が充実することを発見したのだ。やはり、日本男児たるもの食事の作法を大切にしなければならない。

そしてかっぽうぎの艶っぽいおばさんに、もうネコマンマは食べません、と心の中で誓った。

かっぽうぎのおばさん、拙者の愛を受け止めてくれ。