太った中年

日本男児たるもの

チェンマイ王子

2009-11-23 | weblog

ローソン100でタイカレーのレトルトパックを購入。緑か赤かどちらを先に食おうか迷うところだ。タイカレーといえば秋篠宮がタイに愛人がいるチェンマイ王子だぞっていうと宮内庁から怒られるんでアレなんだけど皇室問題は余り興味がない。どうせ悠仁親王が天皇に即位される頃は確実に死んでるから。

昔、チェンマイ王子とは東京出張の際、浜松駅で遇ったことがある。宮内庁職員から小さい国旗を持たされて振って出迎えた。チェンマイ王子は超A級有名人なれどB級なら出張帰りの東京駅で何人か会ったことがある。記憶を辿れば、柔道の山下、政治家の石井一、俳優の松平健、オウムのときのラクビー弁護士、ウルトラマンに出ていた俳優で娘が吉岡~っていうタレント。極めつけはお笑い芸人のケーシー高峰。そんなところだ。

どうだ奥さん、羨ましいだろ。あと、何気に面白かったブログ記事を以下転載。

 

*******

Dancin’ in the Dark

明治維新のときも本当にこんな感じだったのかもな

「国のかたち」を変える - 池田信夫 blog

を読んで。

昨今の状況を明治維新になぞらえるのは、この記事に限らずよくある話だが、単に「長期政権からの交代」という一点だけで似ているだけでなく、意外に比喩としてはよくできているのではないかと思うようになってきた。

つまり、「幕府=自民党、倒幕=民主党」という権力面の構図だけでなく、「開国派=グローバル化追随・構造改革・小さな政府、尊皇攘夷派=格差是正・大きな政府」という思想面の構図も、それっぽい感じなのだ。

■幕末、江戸幕府(自民党)は開国に振れていた。特にリーダー井伊直弼(小泉)が現れ、彼に権力を集中して乗り切るという体制がいったんでき、攘夷派は厳しく弾圧された(郵政選挙)。しかし、そうした弾圧は攘夷派の激しい恨みを呼び、桜田門外の変でリーダーが倒れると(安倍退陣)、その動きは頓挫し攘夷派が息を吹き返すとともに、幕府の権威は失墜、開国政策は惰性で続くものの、国の方針としてはどっちつかずの曖昧な状況となった。世論的には、攘夷派は大いに勢いづいた。

■倒幕派(民主党)は、当初は長州をはじめ攘夷論の鮮明なグループ(菅・旧社民・旧民社)と、薩摩をはじめ開国派のグループ(岡田・前原)とに分裂していたこともあり、必ずしも「反幕府的世論」の受け皿になりきれていなかったが、上述の幕府の権威失墜とそれに伴う世論的な尊皇攘夷の高まりのなかで、「倒幕のためにはわだかまりを越えて一丸になった方がよい」という判断が働き勢力を結集。急速に支持を高め、支持が高まることがさらに強い勢力結集につながるという好循環に入り、ついに政権を奪取した。

■倒幕を果たした新政権だったが、その支持層に攘夷派を多く含んでいた(特に世論一般の裾野の方で濃厚)にも関わらず、指導者層では「攘夷の本来の目的たる外国からの支配回避(日本経済の貧困化)を避けるためにも、政策としての開国は止む無し」という認識が多数派で、政権奪取直後から開国を国是とした政策を取りはじめる。

←今ココ

■実際問題、客観的にみれば、外国との軍事力差や地政学的な状況などからみて、単純な攘夷政策は取れる環境ではなかった

さて、このアナロジーを敷衍すると、自民党の再逆転はなく、なし崩し的に“開国”色を強める民主党が、ある程度の不満勢力との内戦を経ながらも政権運営を続けていくという予測になるが、果たして「歴史は繰り返す」となるだろうか。

*******

上記記事はたけしTVタックルでよくやる幕末パロディドラよりも格段のいい出来。

・桜田門外の変でリーダーが倒れると(安倍退陣) 幕府の権威は失墜

・このアナロジーを敷衍すると、自民党の再逆転はなく

この2点が面白かった。

それから 攘夷か開国か - 池田信夫 blog。池田センセは敏感に反応している。今回の驚異は黒船じゃなくて中国だっていう、そうだろな。但し、新しい黒船=中国ならアナロジーとして、「開国派=親中、反米 攘夷派=親米、反中」の方がわかりやすかねぇか。政策による分類はズレていて意味がない。