太った中年

日本男児たるもの

反米定食

2009-11-03 | weblog

ご飯

味噌汁

生卵

のり

納豆

刻みねぎ

ホッケ

しば漬

サラダスパ

(写真は城内実氏のブログより勝手に拝借)

久しぶりに城内さんのブログを拝見した。そしたら上記リンク記事に興味。なんでも都内で一人暮らしをしている城内さんは朝メシの穴場を発見、それが国会議事堂内中央食堂の朝定。栄養バランスが取れていてしかもボリュームがある。値段は520円。こりゃ美味そうでイイですな。りっぱな反米定食だ。なぜなら城内さんは8月の総選挙で女優ポスターの一件でケチをつけたものの見事当選して議員に返り咲いた。前々回の総選挙では自民党森派に所属しながら郵政民営化に反対、刺客の片山ババアを送りこまれ僅差で落選した。内実は「奪われる日本」に詳しい。その本では郵政民営化をはじめ小泉構造改革は米国の「年次改革要望書」に基づくデタラメな対日要求であると指摘している。でもって小泉政権終焉後の対日要求は縮小されるどころか益々エスカレートしていたのだ。米国がオバマ政権になったところで対日要求がチェンジするワケではない。ゲーツ国防長官による普天間基地移設の恫喝を鑑みればペリー来航の砲艦外交と何ら変わりがない。そうした内政干渉にも等しい米国の対日要求に対して日本政府つーか自民党は対米従属の対応をしてきた。オバマ大統領の来日も迫っている。果たして鳩山さんはマニフェスト通り米国の対日要求に対等の立場で対応できるだろうか。

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米国務省、日米外相会談取り消し…改めて調整へ(読売新聞) - goo ニュース

外相会談 米の日程発表、日本が取り消し要請 “頑固”岡田氏、募る不信感(産経新聞) - goo ニュース

読売、産経は未だ対米従属の報道機関。沖縄の普天間で押し売り暴力団の如く居座り、更には追い銭を要求する在日米軍が問題だろ。マスコミ一同、国会議事堂中央食堂の反米定食を食って出直せ。

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首相「日米同盟レビュー」発言で波紋 事前調整の形跡なし 個人的な対米観の表れか

鳩山由紀夫首相の「日米同盟のあり方の包括的なレビュー(再検討)をしたい」という発言が波紋を広げている。自民党の長期政権下で「日本は米国への過度な依存体質になった」という首相の持論が透けて見えるが、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の迷走に加え、オバマ米大統領の初来日を2週間後に控えているだけに、発言は日米関係を根底から揺さぶる危険性をはらんでいる。

(以下、略)

「日米関係を根底から揺さぶる危険性をはらんでいる」って、オイオイ産経、こりゃ屈米「オオカミ少年」レベルの記事。鳩山さんはマニフェストで「日米同盟が基軸」とした上で「対等な立場」と言っているだろ。気懸りなのは鳩山さんのブレーンが寺島実郎だってこと。この人、親中派だからね。「東アジア共同体」も寺島さんの入れ知恵。反米発言をしながらも本来は親米派でワケのわからん「親米入亜」を標榜して米国依存から中国依存へ切り替えろという。属国の継げ替えだよ。日中関係以前に米中×日のG2体制が米国のアジア戦略だ。