太った中年

日本男児たるもの

アイバンラーメン

2009-11-16 | weblog

コンビニへ行ってまたまた新手のブランドカップメンを買ってしまった。

飛騨高山ラーメンの豆天狗で懲りているのになぁ。

パッケージデザインが秀逸で目にとまった、しかも外人だ。

アイバンラーメンなんて全然知らなかったから俄然興味が湧いた。

外人のクセにラーメン有名店とはこれ如何に、どんなものか。

案の定食ってみたら豆天狗と同じ。ナニをどうしたってカップメンだった。

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アイバンってどんな人?

アメリカ合衆国・ニューヨーク州生まれ。

16歳の時にニューヨークの日本料理店でアルバイトをしたのがきっかけで、

日本に興味を持ち、コロラド大学で日本の文化を専攻。

大学3年生のある日、友達と日本映画を観に行く事になった。

それは、“ヌードル・ウェスタン”日本の「タンポポ」という映画だった。

このときまでは、ラーメンと言えばカップラーメン・・・と思っていたが、

映画のシーンに登場するラーメンを見て、

「これが本物のラーメン!?今まで自分が食べていたラーメンとは違う!!」

と、ラーメンの虜になってしまった。

以来、“タンポポ”でみたラーメンが頭から離れず、大学卒業後すぐに

東京を訪れ“本物のラーメン”に出会った。

『なんだこれは!?もう僕はラーメン中毒になってしまう!!!』

僕は東京に住み、時間があればラーメンを食べていた。

でも、そんな生活が続くうち、自分の中で何かを見失いそうになってきた。

そこで再びニューヨークに戻り、今度は料理学校で料理を1から学び、

優秀な成績で卒業した。

そして、ニューヨークの4つ星フランス料理店「ルテス」で働き、腕を振るった。

やがて大手投資顧問会社のプライベートシェフにも迎えられ、

普通なら何不自由しない恵まれた職場だったはずなのだけれど・・・

『僕の大好きな食べ物のたくさんある日本に戻りたい!』

という気持ちが再び沸々とこみ上げてきた。

2003年再び来日。“ラーメン中毒生活”が再スタートした。

ラーメンを食べ歩いているうち、「自分のラーメン屋を開こう!」と決意。

シェフの感性とラーメンを愛する情熱で、

ついにアイバンラーメンのレシピが出来上がった!

  “これは外人が作るラーメンではなく、

   ラーメン愛好家が作るラーメン”

きっと誰にでも気に入ってもらえると信じている。

(以上、Ivan ramen - story より引用)

 

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以下、太った中年()とアイバンくん()との架空対談。

 

:「先般、天皇陛下よりユーの国と戦争に至った歴史を学べとお言葉を賜った」

:「ワタシ ラーメンアイコウカ デス」

:「パリ講和会議を知っているか」

:「ワタシ フレンチシェフ デシタ」

:「しょーがねーなー外務省外交資料Q&Aで学習しろ」

:「ショーガ アリマス」

Question 

1919年(大正8年)のパリ講和会議において、日本が国際連盟規約に人種差別撤廃を定めようとしたのは本当ですか。

Answer 

本当です。

第1次世界大戦後のドイツとの講和条約を議定するために開催されたパリ講和会議に、日本は西園寺公望、牧野伸顕、珍田捨巳らを全権とする代表を送りましたが、彼らは、南洋旧ドイツ領委任統治問題や山東問題と並んで、人種的偏見問題についても対処するようにとの訓令を受けていました。議場では、イギリスなどの消極的な姿勢を前に少しずつ妥協しながらも、牧野が「人種的、宗教的な憎しみが紛争や戦争の源泉となってきた」と主張するなど、日本全権団は人種差別の撤廃に向けて粘り強く交渉を続けました。

1919年4月11日に開催された国際連盟最終委員会において、牧野は国際連盟規約の前文に「各国の平等及びその国民に対する公正待遇の原則を是認し」との文言を盛り込むよう提案し、出席者16名中11名の賛成を得ました。しかし、議長であるウィルソン(T. Woodrow Wilson)米大統領は、このような重要事項の決定には全会一致を要するとして、日本の提案を退けました。こうして日本の人種差別撤廃に関する提案は、最終委員会での牧野の陳述と日本の提案に対する賛否の数が議事録に残されただけの結果に終りました。

:「オイ、アイバン、ユーはレイシストのキチガイか」

:「ノー、ワタシ ラーメンアイコウカ デス」

:「ウィルソン大統領がレイシストのキチガイだったのは知っているか」

:「ノー、ショーユ ゼンブノセラーメン 1100エン デス」

:「ウィルソンはフロイトの甥を使いフロイト理論を応用して国民を扇動した」

:「それでユーたちは狂暴な本性を表すことになった」

:「キチガイウィルソンさえ居なかったなら世界は平和だった」

:「ワカリマシタ アイバンラーメン タベテクダサイ」

:「OK、今度妻と一緒に行くよ、じゃぁーな グッバイ」

:「サンキュー、グッバイ」

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さて奥さん、またまた岸田センセの史的米国人論を以下、簡単にまとめてみた。

 

・肥沃なアフリカで最初の人類黒人が誕生

・暫くしてアルビノ現象により白人が登場

・黒人は白人を差別して痩せた北部へ追いやる

・その太古の経験が白人による黒人差別の伏線となる

・白人はその後、エジプト帝国で奴隷として差別される

・差別を逃れ逃亡した白人奴隷はユダヤ教をつくる

・ユダヤ教の中で差別された一派がキリスト教をつくる

・ローマ帝国はキリスト教を差別する

・ところがキリスト教は革命を起こしローマ帝国を乗っ取る

・キリスト教のローマ帝国はヨーロッパを植民地化する

・こうしてヨーロッパ民族は西洋史初の被差別階級になる

・まだまだ差別は続く

・キリスト教はカトリックが主流になる

・カトリックはプロテスタントを差別する

・プロテスタントの中のピューリタンは差別に耐えかねて新大陸へ逃亡

・以上のような差別連鎖のどん詰まりで人類に最も恨みを抱く米国人が誕生

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人種差別の果てに生まれた米国人だからインディアンを虐殺し日本へ原爆投下が出来た。

そして、そんな残虐狂暴な米国人の手によってアイバンラーメンは作られたのだ。

なーにが4つ星レストランのシェフだ。呪われたアイバンのカップメンを食って後悔した。