来日したフィリピン人妻の最大の問題は野菜を食べられないことだ。食材を仕入れるためイトーヨーカドーの食品売り場へ行けば野菜コーナーに足を踏み入れることない。冷凍炒飯を作れば具材の野菜をきれいに取り除いて食べる。それほど野菜がダメだ。肉と魚だけのタンパク質偏重で習慣化された食生活では若い頃なら未だしも、将来、栄養障害を起こすのは目に見えている。したがって妻の野菜嫌いを克服するための対策を講じなければならない。食事の都度注意し、無理強いしてもお互いのストレスが溜まるだけで埒が明かない。ならば急がば回れ、温故知新、まずは妻がナニを食ってきたのか、その食歴を聞き取り調査した。で、妻はフィーリッピン(老人はこう言う)共和国の首都マニラより南へ400kmに位置する小さな漁師町で漁師の親に育てられた。であるから親元にいるときは魚とご飯の半ば自給自足の食生活で野菜も食べていたと証言した。そう言えば妻の両親と何度も一緒に食事をしたが、必ずチャプスイ(中華風野菜炒め)をオーダーした。となると親元を離れてから野菜を食べなくなったことになる。妻はハイスクールを出るとフィーリッピン(老人はこう言う)共和国の首都マニラ北部パンパンガ州にある快楽観光都市アンヘレスのゴーゴーバーに就職した、ってのは勿論冗談だ。妻はそこでアメリカ人と結婚したオバサンが経営するアイスクリームとハンバーガーのファーストフードチェーン店ミスターフロスティに就職して、以後、延べで5年余りアイスクリーム・デザイナーとして活躍していた。このときから野菜を口にしなくなったと告白した。そして妻の脳内ではミスターフロスティによってハンバーガーとフライドチキンがこの世のご馳走だとインプットされたのである。フィリピン人妻の食い物ネタはまだまだ続く。
こいつぁちょっとヤバイニュースですな。
渡辺新党「みんなの党」 週内にも結成、江田氏ら参加へ(産経新聞) - goo ニュース
「みんなの党」か・・・