太った中年

日本男児たるもの

買い物対策

2009-08-01 | weblog

来日したフィリピン人妻のネタは尽きないワケなんだが、ここはひとつ食べ物と同等に苦労している買い物ネタ。なんたって東南アジアの貧困国家ながらアメリカ型の消費社会を形成し、巨大ショッピングモールが数多くある、消費と浪費の区別がない摩訶不思議な国から、しかも既に巨額の金銭をワケもわからず消費した輝かしい実績を携えてやってきた妻だから要注意。お金があればあるだけ使う、貯蓄という概念に乏しい典型的なフィリピン人だ。したがって買い物については事前に対策を講じる必要性があった。まず最初に妻が選んで買った必要品がドレッサーでニトリの¥29,800。これは予め予算と大きさの制限を言ったので予想通りのモノを買うことが出来た。それから、ドレッサーに関連してムツカシかったのは女性の必需品であり消耗品である化粧品とその小物。日本男児たるもの化粧品の商品知識がゼロなのは言うまでもない。で、最初はデパートの化粧品コーナーとドラッグストアでプライスを比較させてからまとめて買おうと考えていた。しかし、結局、学習を兼ねてドラッグストアと¥100ショップにあるヤツを個別に比較させて買った。面倒だったけど、これが巧を奏して日用品も¥100ショップとホームセンターと比較して選んで買うようになり、結果「モッタナイ」という高度な経済概念が生まれた。フィリピン人には奇跡に等しい。¥100ショップには心から感謝している。そして、今月半ばに外国人登録証ができると妻の銀行口座が開設できるようになる。そしたら「金銭管理」を学習させなければならない。なかなか外人夫婦の道は険しいのだった。