太った中年

日本男児たるもの

アイロン伝説

2009-08-17 | weblog

フィリピン人妻が来日して1ヶ月、料理の苦手な偏食妻なので食事ネタをメインにエントリーしてきた。ならば、妻としてその他の家事、掃除と洗濯はどうかつーと、これがナント完璧以上のモノなのだ。まず、到着日の夕方、空港まで迎えに行って我が家に着いたのは夜の10時過ぎだった。妻はシャワーを浴びたいと言ったので浴室の温水の使い方を教えた。掃除伝説はここから始まった。浴室からなかなか出てこないので不具合でもあったのかなと心配しながらスケベ心も手伝って覗き見たところナント妻は浴槽や壁をゴシゴシ洗っているではないか。もう遅いから明日にしてくれと妻に頼み、その日はセクースをしないで眠りについた。翌日、妻は目覚めると再び浴室から始まり、食事と買い物を除けば一日中家の掃除をしていた。その日もまたセクースをしないで眠りについた。掃除をマメによくする妻だった。続いて洗濯伝説はダウニーと仕分けネットを¥100ショップで買ってから始まった。シーツやピロケースからハンカチまで洗えるものはナンでも、洋服別に手洗いをするほどマメに洗濯をする。さらに料理がダメでも食器洗いは喜んでする妻だった。妻が特別に掃除、洗濯をよくやるワケじゃなくて、妻と付き合う前のフィリピーナの彼女もまた妻同様、食べ物の好き嫌いがハゲしく、料理がダメで掃除、洗濯はマメにしていた。フィリピンはホームヘルパー=お手伝いさんが職能として確立していて、外国にもヘルパーとして出稼ぎに行く社会だ。前の彼女はフィリピンパブで働いてお金を稼ぎ、本国に帰るとヘルパーを雇って見栄をはっていた。フィリピーナが家事をマメにするのはそうした社会的な背景にあるのではと推察される。さて、問題はタイトルのアイロン伝説だ。フィリピンでは洗濯のシワは恥の代名詞で外出用の洗濯ものはすべてアイロン掛けをすると妻は言った。日本へ来てもその習慣は変わらない。我が家にあるアイロンは旧ナショナルのレトロタイプのヤツで、妻はその使いやすいシャープなデザインが余程気に入ったのか鼻歌まじりにアイロン掛けを楽しんでいる。また、その熟練した手際のよさはプロ並み。そして噂には聞いていたけど、我がパンツにまでアイロン掛けをしてくれた。そのときはさすがにイイヨと言った。猛暑ながらシワのないパンツ姿で外出する勇気はない。こうしてアイロン伝説が誕生した。ちょっと長くなったが、最後に奥さん、ではいつ妻とセクースをしたのかといえば、そんなこと恥ずかしくて書けるワケがないだろ。ヒマなら旦那のパンツのアイロン掛けでもしてくれ。