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今日は朝から、地区外の被災者関係の対応を電話で済ませると近所の組合としての被災対応(燐家)が終わらないうちに地区の被災調査を区長・区長代理・役場職員2名と防災顧問2名(紅君含む)の6名で9時から始めました。
感謝の出迎えの中、「被害の概況調査です、個別対応は後になります」と前置きをして、世間話をなるべく控え、被災各家を回りました。全戸で105戸の内、被害宅だけと端折りながらでも30件以上の訪問で夕方5時解散という一日懸かりでした。
それだけ、床下浸水・がけ崩れ・河川損壊・田んぼ損壊他が台風15・19号を合わせた以上の被害となっていました。
簡単には言いたくない、想定外の大雨でした。
携帯の天気予報の時間16ミリ(最大)を基本に雨雲の移動を考えながら、色々と対策を考えていたのですが・・・実は時間最大58ミリ(役場)もあったという報告記録を見て、今更ながらその雨の強さの取り方が違ったことに反省をしています。
※何故、16ミリでこんな被害が出るかは疑問でしたが、実数値を見て納得しました。
予報数値のせいにしてはいけませんが、実数値で被害も図れます。
近頃はやりのAI任せなどではいけないかもしれませんが、雨量・風速の観測データで避難勧告や避難警報、合わせて災害対策本部の設置の必要性が即時(瞬時)に判断されるべきと考えています。
この大雨は9月の台風15号から数えて3回目の被災となり、ついに町でも2名の死亡者まで出てしまいました。
天災なのですが、明日の防災訓練も中止になるくらいの本番防災そのものでした。
直近で3回目となる防災は本当に機能していたのでしょうか?被災で教訓を得た取り組みはしていたのですか?
町の備え・対応だけではなく、被災する町民そのものの防災意識はどうなのでしょうか?
紅君の所属する議会はどうなのでしょうか?
3回の教訓でも足りないのでしょうか?
動きのないことには少し悲しいですが、被災の現実は大きいので被災者(住民)本位で取り組みを誓う紅君です。
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