5年ぶりの出羽三山参りは無事に帰ってきましたが、でも、大変でした。
何せ、今年2回目の心臓マッサージを実施しましたが山形TVとか月山ニュースとか庄内新報とか結構のメディアに載っていました。
千葉県の66歳の男性が参拝途中の神社で倒れ意識を失いましたが、神社にあったAEDで蘇生して意識を取り戻しあとドクターヘリで運ばれ命に別状はなかったという事です。
内容としてはこれを膨らました感じです。
今回は25名のグループで参加して、お山に登る人は11名でしたが、スタートから400mの地点で、この事故が起きました。
なにせ一つ下の幼馴染A君が倒れたから大変です。
倒れた直後を発見 → 体を横にしてなんとか気道確保のつもり → 症状の特定をする → いびきをかくような呼吸 → ぶるぶると震える口びる → 脳梗塞を疑うも、呼吸停止気味なので → 心臓マッサージに移りました→ 「気道確保して!」隣の人に頼む掛け声とともに20秒ほど行うと大きな吸引呼吸がありましたが口の中に巻舌を見せて意識不明のままです → もう一度心臓マッサージをしましたが変わりません →「紅さん代りましょう」 → (※消防団員で救命指導員を務めるIさんに代わります) → 「元I市消防のNです、消防が電話に出たら自分が状況を説明します」 → そうだ同級生の元消防隊員がいました。 → 「AED」はありませんか → なんと隣の人、Sさんも元消防隊員でした。(後で知る) → ここにありますよ!神社職員が持って来てくれました。 → AEDやるぞ → 素早く上衣を脱がすとパットを所定の位置に張ります 「離れて、離れて」 → ダウンと身体が大きく跳ねました → ・ ・ ・
戻りません、変わりません ・・・ダメか!!
そんな感じが数秒あると・・・ →
ここで、素人の私は勘違いしていました。これで簡単に心臓が動くかというとそうではなく、微細動に陥っている心臓を電気ショックでリセットして続けてマッサージをして動くようにすると言われました。 → AEDがしゃべります →胸骨を圧迫してください(心臓マッサージの指示) 交代した方が再び心臓マッサージを始めました。
さらに10秒くらいしたでしょうか AEDが胸骨を圧迫してください → 同じ指示を出したところで → 口元が動きました → 「呼吸をしています」 → 「オッ――」 → 胸骨を圧迫してください・・・の指示ですが → とりあえず様子見です → 「意識が戻りました」 → 「オッ――」
周りのみんなに安どの表情が浮かびます。
「良し、場所を変えよう」「担架に移そう」・・・中略
毛布を用意された担架に乗せられ、無料休憩室に運ばれました。
もうしゃべることも出来ます。
元消防隊員が消防署との応答でレベル3?(300??)が現在はレベル1(正常)になりましたと報告しています。
あとは救急隊の到着を待つだけです。※意識回復してから、すぐ下の駐車場(400m)まで担架で運ぼうという提案もありましたが、ドクターヘリが降りる場合もあると言う人がいたので・・・
「今は消防の状況を見ましょう」紅君が言いきりました。
・・・素人?による移動はやめさせました。(本人の様態は一応安定)
30分後に先着救急隊3人が来て、酸素マスクをつけます、血圧116、血中酸素100、心拍80・・・聞いていてどれもまともな数値です。
さらに5分後に4人の搬送隊が到着しました。
さて、下山して病院に向かいます。
消防隊員4人で搬送すると、付き添い役の紅君は遅れ気味になるくらい軽快に下山です。
さて、このあとどうやって病院まで搬送されるのでしょうか?
倒れたAさんは何が原因だったのでしょうか?
夜も遅いので、寝ます。・・・続きはまた明日に報告です。
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