紅君のお部屋

 
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災害研修は続きますが・・・

2024年08月29日 | Weblog

 報告が遅れていますが、月曜日は議員全員協議会のあとは午後から町村議会と事務局の合同研修会が開催され「災害対策」について研修しました。

 講師の高荷先生は民間の方のようなので、物言いがはっきりと興味深く講義を進めていくのであっという間に90分が過ぎてしまいました。

 日本は災害大国であり、災害の種類は火山噴火・地震・水害・雪害とたくさんあり、「災害から自分を守るには」というのが主点のように感じました。

 ・・・印象に残った言葉は「災害の少ない場所に住むこと・・・それを選択するには家を建てる前、住まいを決める前の18歳くらいの子らにじっくりお話をしたい」

 どこにそんな場所があるかなと思うのですが、崖条例のレッドゾーンに住む私には身に沁みる話でした。

 さて、同じ防災なので翌日の町主催の「一宮川の治水について」も多くの議員と参加してきました。

 一宮川の治水工事は中流・下流で進んでいます。上流地域の長南町では★「田んぼダム」の実証実験も「小野田地区」で始まったようです。

 ただ、残念ながらこの治水は災害を無くすではなく、少なくするものです。

 近年の豪雨・大雨の雨量を計測すれば、河川の氾濫はさけられません。

 これは数字的に裏付けられています。(計画段階で被害を最小限にする、全面的な治水は無理と県はいっています)※今回の研修資料に排水量・流量的な数字的な物が入っていないのはこれを知らしめないためのように感じています。

 ですから、治水対策が進んでいるからと言って安心してはいけません。

 水害についてはハザードマップを見て、最善の方策・早めの避難で対応しましょう。

★田んぼダム・・・田んぼの既存排水にハイプや排水板などを設けて数十センチの水を貯めようとするもの

※100ha(1000m×1000m×0.2m)で20万立方メートル=20万トン、蔵持保全会の対象田んぼは11ha(蔵持全体1/2くらい)で2.2万トン、蔵持ダムの1/3の水量なので、少しは効果がありそうですが、過去の水害時は田んぼの土手を越流しており、豪雨に対して恐らく効果は発揮しないでしょう。

 ちなみに時間雨量50mmで蔵持全域(4k㎡)から出る最大水量は20万トン(100%排出)

 上流・中流域に低位ダムを数か所作るしかありませんが場所は恐らくないです。(TT)さて、どうしますか?

 

コメント
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