春のお花見散歩で早春のひたち海浜公園を訪問中のベコ。
引き続きスイセン畑を進みましょう。
ベコ 「まだまだスイセンだべこ!」
けっこう広いスイセン畑なのです。
そして、どこまでもスイセンの小道が続きます。
ここは再び黄色とオレンジの花びらですね。
けど、先ほどより色合いが薄いような感じです。
違う種類なのでしょうか?
あるいは、陽の光の関係でそう見えるだけなのか?
ん、一本だけひょこっと首の長いのがいますね。
ごきげんよう!
一本だけ目立っています。
さて、お隣のスイセン畑はこれ。
これは完全に黄色のスイセンです。
花びらも前方のラッパも真っ黄色。
ちょっと珍しいかも。
けど、お隣の白いスイセンとの対比がいい感じです。
うん、こちらは白と黄色のオーソドックスな種類。
スイセン畑の入口付近にあったのと同じ種類かも。
けど、ラッパの向いている方向はバラバラ。
必ずしもお日様の方向を向いている訳ではなさそうです。
さあ、広々としたスイセンエリアですが、最後はこちら。
黄色と白の混合です。
残念ながら後ろ向きで逆光ですが、雰囲気はいい感じ。
キラキラと輝いてます。
いやー、なかなかこれだけのスイセンを楽しめる場所もありません。
好天の一日、気持ちのいいお花見散歩になりました。
さて、
スイセンが満開のひたち海浜公園ですが、ここでいったん小休止。
桜の開花が早まった今年の春ですが、
ちょっと桜の開花状況を見に行くことに致しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
スイセン
早春の花として知られるスイセン。ひたち海浜公園の春のスイセンは、その数なんと100万本とか。あたり一面のスイセン畑にビックリ仰天です。
スイセンはもともと地中海沿岸が原産地とのこと。日本へは中国を経由して伝わったそうです。日本原産かと思いきや、実は海外生まれでした。
原種は数十種程度らしいのですが、様々な品種改良の結果、園芸用は数万種にも及ぶのだとか。様々な色の鮮やかなスイセンは明るい春にピッタリですね。
見た目に色鮮やかなスイセンで、一見すると花びらが二重に見えます。ところが調べてみるとちょっと複雑な構造らしいのです。
後ろ側に咲いている6枚の花びらのうち、3枚は花びら(花弁)で残りの3枚は花びらを支える「がく」。てっきりすべて花びらかと思いきや、違うのだそうです。
一方、ラッパのように広がる前方の花びらは「副花冠」。調べてみると花びらやオシベが発達したもので、純粋な花びらではないらしいことが分かりました。
花びらや副花冠の咲き方にもいろいろな種類があり、大ラッパ咲き、小ラッパ咲き、バタフライ咲き、房咲き、八重咲きなど咲き方も様々。
スイセンといえばどれも同じかと思っていましたが、意外と多種多様なのですね。