さて、いったんベコのイタリア紀行はひと休み。
これからしばらくは国内旅行にお付き合いいただきましょう。
そんなわけで、今回訪れるのは信州・白馬!
夏の北アルプスで雄大な景色を堪能する予定です。
それでは、さっそく出発しましょう!
本日訪れるのは白馬にある栂池(つがいけ)自然園。
ベコ 「うおーっ、白馬は晴天だべこ!」
栂池自然園へは、ふもとからロープウェイを乗り継いで行くのです。
ベコ 「ロープウェイで上昇開始だべこ!」
お天気も良く、ロープウェイはフル稼動。
このロープウェイは20分程度かけて標高1,600mあたりまで上ります。
ベコ 「おおっ、山並みが見えてきたべこ!」
さっそく白馬連峰が現れましたね!
下りのロープウェイとすれ違います。
おー、これは壮観。
いきなりの景色に胸が高鳴ります。
1つ目のロープウェイが終わると、2つ目の大型ゴンドラに乗り換えます。
ベコ 「2つ目は大型だべこ」
さらにグングン上昇します。
2つ目のゴンドラは約5分で山頂駅に到着。
ゴンドラを降りてしばらく歩きます。
ベコ 「ひゃー、空が高いべこ~!」
飛行機雲が伸びてますね。
空を見上げながら、木々の間を歩いて行くと、
おおっ、山肌が見えてきました。
山歩きでゾクゾクする瞬間です。
青い空に緑の木々。
いやー、気持ちが高まりますね!
そして、周囲の林が途切れると、
そこには!
ベコ 「でたーっ、栂池自然園だべこ!!」
ここは標高1900m。
様々な高山植物が楽しめる天空のお花畑なのです!
ベコ 「やっほーだべこー!」
ベコ 「やっほーだべこー!」
念のためここで標高を確認しましょう。
うん、だいたい1,860mですね。
いやー、ホントに素晴らしい緑の湿原が広がっています。
それでは、白馬連峰を眺めながら爽やかに高原のお散歩とまいりましょう!
ベコ 「らんららんだべこ~」
この自然園は3つの湿原で構成されており、それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。
まず1つ目はミズバショウ湿原。
白馬の山並みを背景に広がる大きな湿原です。
といいながら今は8月。
さすがにミズバショウは咲いていません。
その代わり、様々な高山植物が咲いてます。
おー、鮮やかな紫色です。
なんだかエダマメのような形の花びらです。
一方、こちらは白い花火のような植物。
元気いっぱいに広がっています。
これまたデカい花火がありました。
デカいですね~。
一方こちらは不思議なニョキニョキ。
これは黄色い花です。
今回も植物の名前が分からないのでちょっと残念。
ベコも少しは高山植物の名前を勉強しないとね。
さて、園内は木道が整備されていて、とても歩きやすくて助かります。
背景には白馬連峰がそびえています。
ハイカーの皆さんも、青空のもとで足取りも軽やか。
いやー、晴天の栂池自然園に気持ちもウキウキです。
それでは引き続き湿原の中を進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
栂池自然園(つがいけしぜんえん)
長野県小谷村の栂池高原にある湿原です。標高1,900mに位置し、白馬乗鞍岳の火山活動により生まれた高層湿原とのこと。
周囲は白馬連峰に囲まれており、美しい高原の緑と、夏でも残雪の残る山肌のコントラストに感動します。
自然園は大きく3つの湿原から成り立っており、それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。とりわけ湿原が階段状に連なっているのは他では見れないもので、なかなか面白い造りです。
3つの湿原を過ぎると、最後は白馬三山を望む展望台に到着します。本日は頑張って展望台まで行ってみます。
ふもとから展望台まで往復すると、時間にして5時間ほど。展望台をパスして、湿原だけであれば2~3時間程度で回れます。
なお、ふもとから自然園まではロープウェイとゴンドラを乗り継いで約40分ほど。料金は自然園の入園料も含めて往復で3,600円。けっこうな値段ですが、一気に1,900mまで上昇するので途中の絶景も楽しめます。