ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの日光散歩2 田母沢御用邸は和洋折衷だべこ!

2019年02月10日 | 旅に出るにゃん(国内編)

続いてやってきたのは東照宮からほど近い田母沢御用邸

大正天皇のご静養のために造られたそうですが、驚くほど広大なお屋敷です。

ベコ 「御用邸だべこ!」

石の門を通り、背の高い杉木立を抜けると、

そこは入口の車寄せ。

御用邸を見学できる機会は、そうはありません。

じっくり内部を見学しましょう!

ベコ 「ひゃー、広々だべこ!」

お屋敷の中はたくさんのお部屋が続いてます。

いきなり大きな広間に出ました。

部屋は和室ですが、天井の電灯は洋風。

しかも、床はふかふかのカーペット。

とても気持ちのいいカーペットです。

和洋折衷なのですね。

部屋から見える中庭はシンプルです。

ベコ 「のっぽの杉の木だべこ!」

大広間を過ぎるとそこは展示室。

ベコ 「大きなふすま絵だべこ」

立派なふすま絵が展示中でした。

とても価値ある絵のようです。

一方こちらはフローリングの洋室。

なんとビリヤード場までありました。

びっくりですね!

さらに進むと妙に広い和室が続いており、

その先には、

なんと天皇陛下の謁見室があったのです!

ひゃー、これはびっくり。

さすが御用邸ですね。

ちなみに、この御用邸にあるお部屋は全部で108室。

これまたびっくり仰天の部屋数なのです。

広いお屋敷だけあって廊下も超ロング。

ベコ 「ひゃー、どこまでも続く廊下だべこ!」

こちらの廊下も延々と続いてます。

ベコ 「長過ぎだべこ!」

ホント、迷子になりそうです。

迷わないよう、順路に沿って進みましょう。

庭園に面するお部屋ですね。

縁側がいい感じ。

こちらはダイニングルームだそうです。

さぞ気持ちのいい朝食でしょう。

そして、ここは「御学問所」。

ベコ 「丸い窓だべこ」

天皇陛下の書斎です。

丸い窓もなかなか味わいがあります。

かなり奥まで進んできましたが、こちらは陛下のお部屋である「御座所」。

質素ながら高貴なたたずまいです。

一方こちらは皇后様のお部屋と寝室のある「皇后宮」。

いやー、じっくり見学していると、時間がたつのも忘れますね。

ところで、

御用邸内部にはたくさんの絵が飾られています。

ベコ 「ふすま絵がいっぱいだべこ」

きっと高名な絵師の筆によるものに違いありません。

ここに限らず、お屋敷の至る所に絵が描かれているのです。

立派な梅です。

踊る翁でしょうか。

満開の桜です。

羽を広げた鶴も元気いっぱい。

うん、見どころ満載ですね。

さて、この御用邸は2階も見学できる造りになっています。

 

ベコ 「階段を上がってみるべこ」

2階に上がると、そこは「御日拝所」。

毎日、ここからお祈りされていたに違いありません。

そして、最後は「剣璽の間(けんじのま)」。

難しそうな漢字ですが、

なんと!

三種の神器のうち剣と勾玉が収めてあるのだとか。

ひょえー!

まさか三種の神器がここにあるとは!

ホントに見応えのあるお屋敷でした。

ふと見ると、外は緑豊かな庭園。

それでは、引き続いて庭園に降りてみましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

田母沢御用邸

大正天皇の静養のために作られ、その後三代にわたって利用された御用邸。重要文化財に指定されています。

地元出身の実業家の別邸だったところに、赤坂離宮のお屋敷を移したものだそうです。しかもそのお屋敷そのものは、元をたどると紀州徳川家の江戸中屋敷の一部なのだとか。

そんな御用邸の内部はとても高貴な雰囲気。和風建築に洋風のシャンデリアやカーペットなど、和洋折衷な内部も印象的です。建物の細部にまで匠の技が活かされており、大変に価値のある建物なのだそうです。

部屋数は全部で106室で、天皇・皇后用は23室、お付きの者用が83室。きらびやかな場所と質素な場所がありますが、居住区域が分かれていたようです。

お屋敷と庭園をのんびり見学すると1時間はかかるかも。しかし、素晴らしいわりに観光客が少ないので、ゆったり見学できる施設でおススメです。


 



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