さて、小田原フラワーガーデンで梅の開花を楽しんだベコ。
今宵は湯河原で一泊しましょう。
やってきたのは、湯河原にある和風旅館。
ほー、なるほどこれは味わいのある旅館です。
さっそくお邪魔させていただきましょう。
チェックインしたら、敷地内を歩いて渡り廊下を進みます。
ベコが泊まるのは別棟の旧館。
ベコ 「ひゃー、趣きたっぷりだべこ〜」
こちらの棟は昭和の造り。
けっこう年季の入った建物ですね。
廊下からはライトアップされた中庭が見えます。
そして、こちらが本日のベコのお部屋のようです。
さあ、お料理を頂いたら、温泉にゆったり浸かって明日に備えましょう!
ということで、一夜明けて朝です。
窓際の小梅もささやかに開花中。
まずはお食事処に向かいましょう。
ベコ 「朝はひんやりだべこ」
山あいの旅館なのでちょっと冷えます。
ベコ 「洛味荘だべこ」
廊下の踊り場にはさりげなくレトロモダンな家具も。
そして、これが正面玄関やお食事処のある本館。
ベコ 「おー、シックな建物だべこ」
古い旅館ですが、すっかりリニューアルされてモダンな外観です。
けど、看板は年季が入ってますな。
ちなみに、こちらがベコの泊まった旧館。
外から見ても昭和の香りたっぷり。
さあ、それでは朝ごはんをたっぷり食べて、活動開始とまいりましょう!
ベコ 「いただきますだべこ!」
今日はこれから菜の花の絶景を目指します!
つづく
<ベコたびinformation>
湯河原温泉
古くは万葉集にも詠われたという湯河原温泉ですが、お隣の箱根の賑わいと比べるとずいぶん静かで落ち着いた温泉地。
開湯の経緯は不明のようですが、狸による発見説や、行基による発見説、弘法大師による発見説など、様々な伝説があるそうです。
そんな湯河原は千歳川・藤木川沿いに細長く伸びるこじんまりとした町。川沿いに温泉宿や温泉施設などが点在します。湯河原駅からもバスで10〜20分程度の好立地。
温泉の泉質で多いのはナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。古くから湯河原の湯は傷に効く名湯とされ、合戦で傷ついた武士から、日清・日露戦争での負傷兵まで、たくさん療養に訪れたそうです。
ただ、箱根と比べて観光スポットは少なめ。近隣までちょっと足を伸ばすのが良いかも。湯河原で最大の見所は湯河原梅林。以前ブログでもご紹介しましたが、幕山という小高い山の山裾が梅と菜の花で埋め尽くされて絶景です。
ちょっと気になるのは宿のお値段で、やや高めの高級宿が多いイメージ。幅広いグレードの宿がある箱根と比べて、選択肢が限られそうです。
今回宿泊した富士屋旅館さんも素晴らしい宿ですが結構なお値段。ただ、たまっていたHotels.comのポイントでお得な料金で泊まれたのがラッキーでした。
ちなみに、こちらの宿は一見すると純和風の作りですが、内部はすっかりリニューアルされて、流行りのレトロモダンな内装。見た目はきれいなのですが、個人的にはもう少し伝統的な和風旅館の趣きを残してほしいと感じました。