ドン曇りの立山黒部ハイク。
次に目指すのは本日の最終目的地である黒部ダム。
目指すのは有名な大放水です!
室堂平からトローリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで約30分。
黒部湖駅に到着です。
駅を降りたら、ヒンヤリするトンネルを歩いて進みます。
ベコ 「ヒンヤリだべこ〜」
トンネルを抜けて外へ出ると、そこには!
ベコ 「出たー、黒部ダムだべこ!!」
立山黒部アルペンルートの終着点、黒部ダムの登場です!
これは巨大ですね!!
ダムの上は歩道になっていて歩いて横断できます。
かなり幅広の道路です。
それにしても、ダムから流れ落ちる水の音がまったく聞こえません。
お、ダムの中心に来たようです。
ちょっと下をのぞいて見ましょうか。
どわっ!
いきなりものすごい風圧を受けました。
ベコ 「ひゃー、風圧だべこ~」
あやうく、吹き飛ばされるところでした。
やはり眼下はダムの大放水でしたね!
さて、黒部ダムにはいくつか展望台があります。
まずベコが目指すのは、山の頂きにある展望台。
あそこに行くには、なんと220段の階段を登らないといけません。
階段を登る途中で、ちょっとだけ振り返るとかなりの高さ。
ハアハア、ゼエゼエなのです。
そして、所々で休憩しながらついに展望台に到着しました!
ベコ 「展望台だべこ〜!」
そして、この展望台からの眺めがこちら。
ドーン!
ベコ 「天下の大放水だべこ!」
おおーっ
放水してます!
ひょえー!
これはすごい!
かなりの放水量です!
そして、
その向こうに広がる黒部湖。
ダムの上には先ほどベコが歩いてきた歩道です。
ホント、人が小さく見えます。
いやー、
山を越え、谷を越え、たどり着いたのは立山黒部の最奥地。
苦難の末に完成した巨大ダムを目の当たりにして、ベコも感無量です。
これは一見の価値ありですね!
ベコ 「うおーっ!」
ベコ 「うおーっ!」
無事に今回の旅の目的を果たすことができて良かったです。
さあ、それでは、もうひとつの新展望台を目指して再び階段を降りましょう!
220段の階段をおりた後、さらに階段を下っていきます。
すると、ちょうど放水の真横に出ます。
ベコ 「怒涛の大放水だべこ!!」
身を乗り出すとものすごい風圧で飛ばされそう。
いやー、これは大迫力です。
吹き出し口をよく見てみましょう。
ドドドド
ババババ
ひょえー!
激しい噴き出しです。
ド迫力です。
そして、
噴き出した水は、滝壺へと流れ落ちていきます。
ゴゴゴゴ
ドドドド
ゴゴゴゴゴ
恐るべき迫力です。
いやー、ホントに一日がかりの立山黒部アルペンルート。
室堂平はドン曇りでしたが、黒部ダムの勇姿はしっかり見ることができました。
これはこれで良しと致しましょう。
さて、お腹も空いたのでお弁当のパンを食べたら、再びアルペンルートを戻ってホテルに戻りましょう。
つづく
<ベコたびinformation>
黒部ダム
立山黒部アルペンルートの最奥地、人が分け入るのも困難な山の中にあるのが黒部ダム。戦後のエネルギー不足を解消するために始まった世紀の大事業です。約7年、のべ1000万人にも及ぶ人々の努力の甲斐あって昭和38年5月に完成。
その壮大さとど迫力には度肝を抜かれます。夏から初秋にかけて観光放水が行われており、怒涛の放水を目の当たりにすることができるのでこれは必見。
ダムの上は歩道になっていますが、放水の音はほとんど聞こえず、意外と静かなのでビックリ。ホントに放水してるのかな?と下をのぞき込むと、いきなり風圧を受けるのでご注意を。
ダムの全景を見下ろす展望台は主に2ヶ所。220段の階段を登ったところにあるメインの展望台と、ダムから少し下ったところにある新展望台です。
上がりも下がりも徒歩なので少々大変ですが、それだけの価値はあります。頑張って登って行きましょう!
なお、名物・黒部ダムカレーのあるレストランはちょっと狭くて1時間待ちの大行列のため今回は断念。黒部ダムを訪れる際はお弁当を持参するか、他の駅でお昼を食べるのがベターかも。
なお、黒部ダムの片隅にちょっとした展示場があり、ダム建設の歴史を学ぶことができます。ダム見学と合わせて立ち寄ると良いかもしれません。