ベコ旅シリーズは今回から奥日光を訪れます。
南国セブの海から一転、爽やかな高原の空気を感じましょう。
今回のメインイベントは戦場ヶ原のトレッキング。
男体山の麓に広がる広大な湿原を元気よく歩くのです!
はたして今回はどんな旅になるのでしょうか。
さて、東武特急で日光駅に降りたった後、ホテルの送迎バスで約1時間。
奥日光に到着です!
ベコ 「奥日光はドン曇りだべこ~」
やってきたのは湯ノ湖のほとり。
東照宮界隈や中禅寺湖畔など、定番の観光スポットと比べると静かで落ち着いた雰囲気の奥日光。
なかなか渋い避暑地です。
とはいえ、天気予報は晴れだったのに、実際はあいにくのドン曇り。
残念ですが、ホテルに荷物を置いたらさっそくお散歩です!
ベコ 「緑が爽やかだべこ!」
さすが高原の避暑地だけあってヒンヤリ涼やかです。
まずやって来たのは温泉寺。
ベコ 「まずはお参りだべこ」
温泉で病気を治す神様として、薬師如来をまつるお寺です。
石灯籠が印象的ですね。
しっかりおまいりしましょう。
ベコ 「無病息災だべこ」
そして、温泉寺のお隣には湯元温泉の源泉。
ベコ 「うーん、におってきたべこ」
ブクブクと温泉が湧き出ているのです。
ベコ 「ブクブク地獄だべこ!」
あたり一面からお湯が沸き出ています。
硫黄のにおいが漂ってきますね。
見ると、温泉地獄にカモの親子連れです。
カモも温泉を楽しんでいるのです。
ベコもあとでたっぷりホテルの温泉に浸かりましょう。
さあ、
それでは明日の戦場ヶ原に備えてウォーミングアップ開始です。
出発点は湯ノ湖畔にあるレストハウス。
湯ノ湖の周りをぐるりと一周するのです。
ちなみに、湖畔では釣りを楽しむ人々がチラホラ。
雄大な風景です。
ベコ 「よし、出発だべこ!」
このコースは湖畔の遊歩道をのんびり歩いて1時間半。
ウォーミングアップにはちょうど良さそうです。
白樺の木々が立ち並んでいます。
白樺の木が高原っぽいですね。
白樺通りを左に曲がると遊歩道が始まります。
ベコ 「らんららんだべこ〜」
最初は木道の上を歩きます。
ほどなくして土の道になりました。
トレッキングコースの標識に沿って歩きましょう。
ベコ 「一周コースだべこ」
湯ノ湖の周囲はうっそうとした林で覆われてます。
そして、林の切れ間から時おり見える湖はなかなかのどか。
ボートがぷかぷか浮いています。
ちなみに、遊歩道は木の根っこが多いのですが、意外と歩きやすくて助かりました。
ベコ 「どんどん進むべこ!」
ドン曇りのため、ずっと林の中を歩いているとちょっと飽きてきます。
その分、ときどき顔をのぞかせる湖が印象的。
対岸には出発地点のレストハウスが見えますね。
静かな高原の風景です。
そしてこれは湖畔で有名なクロベの大木。
ヒノキの仲間なのだそうです。
クロベの大木を過ぎると、ほどなくして遊歩道の中間地点に到着です。
ベコ 「ふー、半分踏破したべこ」
林を抜けて湖の上に出ることができました。
曇ってはいますが、湿度が高くて意外と蒸し蒸しの奥日光。
ところで、ここはちょうど湯滝の上流部分。
ここから巨大な湯滝が流れ始めているのです。
ベコ 「おー、迫力だべこ!」
ちなみに明日は湯滝の滝壺からスタートの予定です。
楽しみですね!
一方、橋のたもとではおじさんたちが釣りを楽しんでします。
湯ノ湖ではマス釣りが盛んなのだそうです。
さて、湯ノ湖トレッキングも残り半分。
マス釣りのおじさんたちを横目に、帰りのコースは道路沿いを歩きます。
遊歩道脇を車がバンバン走るので、トレッキングもちょっと興ざめ。
とはいえ、湯ノ湖を眺めながらぐるりと一周。
ちょっとした湿原もあります。
ベコ 「けっこう汗だくだべこ」
無事にレストハウスに戻ってきました。
ベコ 「湯ノ湖一周、お疲れ様だべこ〜!」
いやー、湿気が多くて汗だくになりましたね。
とりあえず本日の予定はここまで。
まずはゆっくり温泉に入って汗を流しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
湯ノ湖トレッキングコース
湯の湖の周囲をぐるりと回る遊歩道で、距離にして約3キロメートル。ぶらぶら歩いておおよそ1時間半程度です。
湯本レストハウスから山側を通って湯滝の上流に出たあと、道路沿いのルートでレストハウスに戻ります。景色が良いわけでもなく、特にオススメするほどの遊歩道ではありませんが、ウオーミングアップには手ごろかも。
遊歩道は基本的に土のルートですが、それほどでこぼこがあるわけでもなく、比較的歩きやすいコース。ただ、木の根っこが多いので要注意です。
全般的に林に覆われてますが、ところどころで林が途切れて、湯の湖の風景が広がるのが気分転換になります。一方、道路沿いの道は車がバンバン通っているので、ちょっとやかましいかも。
湯滝が流れ始める上流部分はなかなか感動します。時間があれば湯滝の脇をてくてく降りることもできます。
なお、湯ノ湖畔にあった掲示板がこれ。
奥日光はクマの生息地。「クマが出る」という発想ではなく、「クマが住んでいる」地域に人間が入っていくのだという認識が大切なのだそうです。十分気を付けないといけませんね。