春のお花見散歩を楽しんでいるベコです。
次にやってきたのは箱根。
昨年の3月下旬でしたが、桜の開花がちらほら始まっているようです。
こちらのお寺は有名な早雲寺。
小田原・北条氏の菩提寺で、第2代・氏綱による建立とのこと。
中に入ると立派な境内です。
そして、境内を進むと、
なるほど、これはきれいな枝垂れ桜ですね!
ほー、ちょうど満開。
なんと立派な枝垂れ桜ではないですか。
ソメイヨシノの開花はまだちょっと先ですが、
枝垂れ桜はちょうど見頃でよかったです!
早雲寺の枝垂れ桜は2本ぽっきりのようですが、素敵な桜に感動しました。
ちなみに、箱根湯本駅に戻る途中にも立派な枝垂れ桜が!
有名な旅館の桜ですが、いずれ泊まってみたいところです。
さて、箱根湯本に戻ったベコはバスとロープウェイで一気に山の上に登頂。
そう、ここは箱根神社の奥宮である箱根本宮。
ひゃー、紺色の空に吸い込まれそうです。
お宮まで歩いて登ると、ここからはズバリ富士山です!
雄大な光景ですね。
一方、こちらは相模湾。
そして、眼下には芦ノ湖です。
箱根の山のふもとでは桜が咲いていても、ここはまだまだ冬の風景。
さすが標高1356mです。
それでも雄大な眺望に気分も爽快。
それでは、本日の宿にまいりましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
早雲寺
小田原北条氏の菩提寺。第2代・氏綱による建立で、臨済宗大徳寺派のお寺。豊臣秀吉の小田原攻めで焼失したものの、江戸時代に再建されたそうです。
箱根湯本駅から徒歩15分程度ですが、もともと箱根湯本は早雲寺の門前町だったのだとか。それにしては奥まった場所にあるのでちょっと不思議。
境内には、有名な枯山水庭園や北条早雲像(国指定重要文化財)などがあるそうですが、すっかり見過ごしました。
一方、お寺の裏手は小高い丘。急峻な崖のような場所なのですが、なんと天然記念物の自然林だとか。箱根町指定天然記念物のヒメハルゼミが生息しているそうで、びっくりです。
箱根本宮
箱根駒ヶ岳の山頂にあるお宮で、芦ノ湖畔にある「箱根神社」の奥宮。湖畔からロープウェイで8分程度で到着。標高1356mで、意外と高いのにはびっくり。春でもかなり冷え込みました。
古くから、駒ヶ岳の隣にある「神山」を御神体とする山岳信仰があったそうで、それを祀ったのが始まりなのだとか。現在の建物は戦後に建てられたもので、朱塗りの神殿が鮮やか。
お宮の周囲には、白馬に乗って神様が降臨された有名な岩があるそうですが、富士山と芦ノ湖の風景に気を取られて気づきませんした。反省です。
ちなみに、この箱根本宮も含め、芦ノ湖畔にある「箱根神社」と「九頭竜神社」を巡るのが「三社参り」。ただ、遊覧船での移動でちょっと面倒。いつも思うのですが、なぜ芦ノ湖沿いに路線バスがないのか不思議です。