秋の東北で紅葉散歩を楽しんでいるベコ。
岩手県の厳美渓の次にやってきたのは、平泉・中尊寺です!
ベコ 「中尊寺だべこ!」
そう、学校の教科書では金色堂が有名ですね。
紅葉が見頃と聞いてやってきたのです。
それでは、さっそくお参りを兼ねて紅葉狩りとまいりましょう!
山道脇には真っ赤な紅葉です。
が、全体的には紅葉はまだまだといった様子。
うーん、こりゃダマされたかな?
まだ葉っぱもすっかり緑。
所々に紅葉している葉っぱもあるにはありますが、
ここのカエデは葉っぱの形が少し独特。
普通のカエデとは種類が違うのかも。
いずれにしても、残念ながら参道は緑の回廊。
ちなみに、この参道は急な坂道が延々と続きます。
写真の人は仲間に背中を押されてヘトヘトです。
そんな急坂をてくてく登ると、ようやく建物が見えてきました。
うーん、ここもやっぱり緑がいっぱい。
これはこれできれいですが…。
そして、その緑の中にあるのが弁慶堂。
源義経とその従者・弁慶の木造が安置されているのだとか。
そして、なんと!
おーっ、ここは真っ赤な紅葉ですね!
これはすごい!
わさわさの紅葉に覆われているじゃないですか。
カエデの種類によって紅葉の進み具合が異なるのかもしれません。
ちなみに、弁慶堂の前にある東物見台からは、周囲の景色がよく見えます。
あそこに見えるのは最上川。
そして、近くには前九年の役の古戦場があるのだとか。
歴史を感じる風景です。
さて、中尊寺の参道を進み、本堂が近づいてくると、徐々に紅葉が増えていきました。
うん、よく色づいていますね。
お、あそこはオレンジ色に色づいています。
おー、これはすっかり秋の風景。
それほど標高が高いわけでもないのに、よく色づいていますね。
そして、中尊寺はここから衝撃の紅葉が始まるのでした。
期待してさらに先に進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
中尊寺(1)
金色堂で有名な平泉・中尊寺。比叡山延暦寺の慈覚大師による開山とのことで、その後藤原氏によって大規模な造営が行われたようです。初代・清衡は、前九年の役・後三年の役で亡くなった人々の霊を弔い、東北に仏の国を作ろうとしたのだとか。
訪れてみると、山ひとつがまるまるお寺になっておりびっくり。天台宗の東北大本山との位置付けで、国宝の金色堂をはじめ、様々な重要文化財があり国の特別史跡指定です。
当初は寺塔40あまり、禅坊300あまりの大伽藍だったそうですが、藤原氏滅亡によりその後は衰退。鎌倉時代に火災のため多くが焼失。後世に再建された建物が多く、山腹には多くのお堂が並んでいます。
アクセスはJR東北線の平泉駅からバスで5分とのこと。しかし、厳美渓から一ノ関経由で乗り継ぐと、電車やバスの本数も少なく、1時間半もかかり時間のロス。帰りが遅くなるのも難儀なところです。
いろいろ調べたところ、一ノ関から中尊寺までのバスが出ていることを発見。30分ほどで行けるため便利でしたが、こうした情報もサイトに記載してほしいところです。
また、中尊寺の帰りのバス停は、反対車線の「平泉レストハウス」前にあるのですが、案内もないので困惑。これも記載してほしいところです。