田母沢御用邸の見学を終えたベコ。
続いて、お隣にある日光植物園に行ってみましょう。
ベコ 「日光植物園を探検だべこ!」
鬱蒼とした森の中を歩いて入っていきます。
ベコ 「おー、森が深いべこ」
ものすごくのっぽの木が立ち並んでますね。
けど、園内では様々な植物が育てられているのです。
これは高山植物のようです。
たぶん、こちらも高山植物かも。
可憐ですね。
一方、これはきれいな紫色。
あまり見たことのない花です。
こちらも鮮やかな紫色。
やはりあまり見ない花です。
黄色もありました。
んん?
いったいこれは…!?
まるで、たわしのような植物です。
そして!
ひょえー!
なんともおそろしい植物が!!
見てるだけでぞわぞわします。
気を取り直して森の中を進みましょう。
湿原のような場所もありました。
ベコ 「湿原だべこ!」
なかなか味わいのある風景が広がります。
湿原があるということは、湧き水でもあるのでしょうか?
と思ったら、実は小川が流れているのでした。
ベコ 「小川がサラサラだべこ!」
小川のせせらぎが心地いいですね~。
そんな森をさらに進んでいきます。
どこまでも深い森が続きます。
すると!
不思議なパワーを感じる老木に出会いました。
おおーっ、これはすごい…。
そして、この木のたもとには
なんとは大正天皇の記念碑があるのです!
見ると「大正天皇、御由緒地」とあります。
お隣の御用邸に滞在されていた時に、この植物園で散策を楽しまれたのだとか。
おそらく、この老木の下でしばしご休息を取られたのでしょう。
見上げるほどに立派な大木です。
神秘の生命が宿っているような木です。
さあ、ぶらぶら歩いて植物園を一周したようです。
トンボくんもひと休み。
日光の豊かな自然をたっぷり味わうことができました。
それでは日光中心部を離れて、次のスポットへまいりましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
日光植物園
田母沢御用邸に隣接する広大な敷地に広がる植物園で、東京大学の研究施設だそうです。なんと東京にある小石川植物園の分園とのことでビックリ。
設立は明治時代とのことで、歴史の長さに2度ビックリ。高山植物や寒冷地の植物を集めているそうですが、それに加えて春の桜やツツジ、夏のアヤメやニッコウキスゲ、秋の菊・萩・モミジと、四季を通じて多くの草花を楽しめるそうです。
かなり広い園内にはたくさんの小道があり、あちこち歩いていると1時間くらいかかります。園内マップと標識を照らし合わせながら歩くのはちょっとしたオリエンテーリング気分でワクワクです。
お隣の田母沢御用邸以上に来客数が少ないので、じっくり散策を楽しめます。通常、日光の自然といえば奥日光ですが、この植物園でもお手軽に豊かな自然に出会えます。