![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/fa/ab1cc07eea10dbe7d5385e18051826f2.jpg)
母と叔母とわたしの3人で、暮らしている。わたしは小学4年生くらい。
隣家には白人の一家が住んでいて、そこの男の子はわたしと同い年で仲良しでもある。
あるとき、母の知り合いらしい綺麗な女の人が家にやってきた。
わたしと2人きりになったとき、彼女は言った。
「わたし、吸血鬼なの。でも悪い人間の血しか吸わないわ。」
わたしは驚いたが、不思議と彼女を怖いとは思わなかった。
彼女はうちに泊まることになった。
わたしは夜トイレに行きたくなり、トイレに入った。
トイレの窓が開いていて、そこから満月が光っているのが見えた。
窓を覗き込むと、大男が吸血鬼の女性の首をつかみ、彼女を持ち上げていた。
わたしはとっさに、「あれは悪い吸血鬼だ!」と直感した。
わたしは母と伯母を叩き起こし、助けを求めた。
しかし2人は信じてくれなかった。
寝ぼけているだけだといって、相手にしてくれなかった。
わたしは唯一信じてくれそうな、隣の男の子のところに走っていった。
そして2人で現場に駆けつけたが、すでに遅かった。
彼女は大男の魔法にかかって、理性をなくしていた。
そしてこともあろうに、わたしたちに襲いかかってきた。
わたしたちは必死で逃げた。にんにくも、十字架もきかなかった。
きっとこの吸血鬼はわたしたちの血を吸い尽くし、
そしてわたしたちは殺されてしまうだろうという確信があった。
ついに追いつめられ、戦った。
「殺さなければ殺される。」 それだけが頭の中にあった。
わたしは躊躇する男の子に言った。「ちゃんと殺さなきゃだめだ!」
しかし彼女は首の骨が折れても、死ななかった。
隙を見てまた逃げ出すことに成功し、なんとかまくことができた。
お巡りさんを発見し、必死で助けを求めた。
でもやっぱりお巡りさんも信じてくれなかった。
「そんなのいるわけないだろ?」 お巡りさんは笑って言った。
こんな中途半端なところで、夢から覚める。
でも夢はいつもそんなものだ。
夢の中では、それが夢であると決して疑うことがないから不思議。
夢を見ているときは、そこで起こっていることが、まぎれもない真実になっている。
今回は実写ではなく、全編アニメ調の夢だった。
グロい場面はコミカルになった。(おそらく怖いから笑)
すごく疲れた。怖かった……。
吸血鬼の夢を見たのは久しぶりだ。
覚えている限りではこれで3度目になる。
1度目は幼稚園のとき。
ニュースで吸血鬼に襲われた人のことを報道していた。
「やっぱり吸血鬼は本当にいるんだ」と、それが現実だとしばらくは思い込んでいた。
2度目はバンパイヤの映画を見た夜。
母と2人で吸血鬼だらけの映画館に来てしまう。
わたしにとって吸血鬼は、恐怖の象徴だったりするのだろうか?
こんなに怖い夢を見たのは久しぶり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
絵:「Carmilla 薔薇姫~吸血鬼カーミラ」 加藤俊章
隣家には白人の一家が住んでいて、そこの男の子はわたしと同い年で仲良しでもある。
あるとき、母の知り合いらしい綺麗な女の人が家にやってきた。
わたしと2人きりになったとき、彼女は言った。
「わたし、吸血鬼なの。でも悪い人間の血しか吸わないわ。」
わたしは驚いたが、不思議と彼女を怖いとは思わなかった。
彼女はうちに泊まることになった。
わたしは夜トイレに行きたくなり、トイレに入った。
トイレの窓が開いていて、そこから満月が光っているのが見えた。
窓を覗き込むと、大男が吸血鬼の女性の首をつかみ、彼女を持ち上げていた。
わたしはとっさに、「あれは悪い吸血鬼だ!」と直感した。
わたしは母と伯母を叩き起こし、助けを求めた。
しかし2人は信じてくれなかった。
寝ぼけているだけだといって、相手にしてくれなかった。
わたしは唯一信じてくれそうな、隣の男の子のところに走っていった。
そして2人で現場に駆けつけたが、すでに遅かった。
彼女は大男の魔法にかかって、理性をなくしていた。
そしてこともあろうに、わたしたちに襲いかかってきた。
わたしたちは必死で逃げた。にんにくも、十字架もきかなかった。
きっとこの吸血鬼はわたしたちの血を吸い尽くし、
そしてわたしたちは殺されてしまうだろうという確信があった。
ついに追いつめられ、戦った。
「殺さなければ殺される。」 それだけが頭の中にあった。
わたしは躊躇する男の子に言った。「ちゃんと殺さなきゃだめだ!」
しかし彼女は首の骨が折れても、死ななかった。
隙を見てまた逃げ出すことに成功し、なんとかまくことができた。
お巡りさんを発見し、必死で助けを求めた。
でもやっぱりお巡りさんも信じてくれなかった。
「そんなのいるわけないだろ?」 お巡りさんは笑って言った。
こんな中途半端なところで、夢から覚める。
でも夢はいつもそんなものだ。
夢の中では、それが夢であると決して疑うことがないから不思議。
夢を見ているときは、そこで起こっていることが、まぎれもない真実になっている。
今回は実写ではなく、全編アニメ調の夢だった。
グロい場面はコミカルになった。(おそらく怖いから笑)
すごく疲れた。怖かった……。
吸血鬼の夢を見たのは久しぶりだ。
覚えている限りではこれで3度目になる。
1度目は幼稚園のとき。
ニュースで吸血鬼に襲われた人のことを報道していた。
「やっぱり吸血鬼は本当にいるんだ」と、それが現実だとしばらくは思い込んでいた。
2度目はバンパイヤの映画を見た夜。
母と2人で吸血鬼だらけの映画館に来てしまう。
わたしにとって吸血鬼は、恐怖の象徴だったりするのだろうか?
こんなに怖い夢を見たのは久しぶり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
絵:「Carmilla 薔薇姫~吸血鬼カーミラ」 加藤俊章
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます