幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処での一と殷盛り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い梁(はり)
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒(さか)さに手を垂れて
汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値(やす)いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯(いわし)
咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外(やぐわい)は真ッ闇(くら) 闇(くら)の闇(くら)
夜は劫々(こふこふ)*と更けまする
落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
*劫々:果てもなく。
最近中原中也がお気に入りだ。
と言っても仕事が始まってからは、忙しくてほとんど読めていない。
マニュアルを読まなくてはならないから
電車も5分しか乗らないし。まぁこれは幸せなのですが。
読んでいない本がたまる一方だ。
「にほんごであそぼ」のDVDがほしいな…リフレッシュしたい
写真:山口きらら博 イベント紹介
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処での一と殷盛り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い梁(はり)
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒(さか)さに手を垂れて
汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値(やす)いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯(いわし)
咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外(やぐわい)は真ッ闇(くら) 闇(くら)の闇(くら)
夜は劫々(こふこふ)*と更けまする
落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
*劫々:果てもなく。
最近中原中也がお気に入りだ。
と言っても仕事が始まってからは、忙しくてほとんど読めていない。
マニュアルを読まなくてはならないから
電車も5分しか乗らないし。まぁこれは幸せなのですが。
読んでいない本がたまる一方だ。
「にほんごであそぼ」のDVDがほしいな…リフレッシュしたい
写真:山口きらら博 イベント紹介
タイトル欄にURLを貼ってもうた。
上のコメント削除してください(汗
◆改めましてこんばんは(苦
めちゃくちゃ好きです。この詩。
楽しいはずの「サーカス」なのに、そこに誰もいない、さみしい感じなんですよね。
『今夜此処での一と殷盛り』って一節がまた刹那的で。いいなぁ。
”友川かずき”って人が「サーカス」の詩に曲をつけて唄ってます。これまたいいです。機会があれば是非聴いてみて下さい。(押し付けがましいコメントだな。すいません)
お邪魔しました。
ってものすごくよくわかります。
なんでしょうね。この感じ。
決して嫌な感じではなくて。
早く本を読み終わらないと!
種田三頭火も早く読みたいです…