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FT-1000MP のRF-AMPとNBについて

2019-02-17 | FT-1000MP
(今更ですが、中古を買う人もいるかもということで書き残しておきます)昔、コンテスト時にFT-1000MPの受信の混変調特性が良くないとの噂を聞いたことがあるのですが、どうも充分にFT-1000MPを使いこなしてない発言かもしれません。FT-1000MPの受信のTOPの素子には、2種類(ハイバンド用を含めたら回路的に3種類)有ります。で、デフォルトだと、JFETのパラプッシュのflat AMPが選択されてるので、このままでも良いのですがゲイン優先となっており、ローバンドでは使いにくいかもしれません。メニューの8-4のRF AMPの選択で、tuned AMPを選択するとJEFTのローゲインのソースフォロワーになるので、IP3が高くなります(てか、何でtuned AMPがデフォルト選択になってないの・・・)。で、さらに、デフォルトでは、送信・受信でアナログ回路が選択されており(FT-1021/1000と同じにしたかったのかな・・・)、せっかくのEDSP回路が選択されていません~~Hi。過渡期で、DSP回路経由の音に、いちゃもんが付くのを恐れたんでしょうかね。

追記:RF-AMPやEDSPのデフォルト回路の選択は、MARK-V FT-1000MPでも同じです。

さらに、NBは通常、受信IMDの関係も有り、offで使っている人が多いと思うのですが、FT-1021/1000/1000MP/MARK-V 1000MPのNBはoffでもIMDに悪さしますので、その改造方法がここに載っています。改造したくない人はNBをoffにして、NB levelをCCW(Counter ClockWise:左回し切り)にしておくと、IMDが21dB改善されます。この情報はここ。分かりにくいので、ここ

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