さて、壊れたファイナルの2SC2381を形状の異なる2SC2643に交換修理
したKenwood TS-770(1979年発売)だが、上手くパワーが出た。
2SC2381を形状の異なる2SC2643に交換した例は国内初めて?
430MHzの、板金・半田付けにちょっとビビっていたが、
結構いい加減でもいいんだな、というのが感想。
まぁ、今更TS-770を必死に直しても・・・というのは有るのだが、
本当のゴミにはしたくなかったので(笑)。
430MHzのファイナル部のトリマをちょっと回して、MAX 20Wに
した後、ALCで12Wに。
ALCの英文サービスマニュアルのトリマ位置図が違っていて、
確か本文の方が正しい。
10Wは後程と言ったのは、Nコネ->Mコネ変換コネクタの入手に、
手間取っていたため(探しても無い、笑)。
電気特性はほぼ同じなので、バイアスはオリジナルのままで良いみたい。
SSBの音は大丈夫だった。
AliExでの2SC2381入手失敗を除くと3000円未満だった。
まぁ、中古の値段が値段なので、どうなの?というのはあるが。
とりあえず、2SC2381が入手出来なくても、430MHzのパワーアンプ
の修理は出来ますよとの証明は出来た。
(何でこだわってるかというとJARD対策です~)