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TS-680の混変調の考察

2022-11-23 | TS-680
TS-680は混変調に弱いと書かれる事が多いが、そこそこのアンテナでしばらく使ってみて、そういう感想が多い理由が分かった気がする。(回避出来る)
ここに、旧機種のQST reviewの測定値のリストがある。
なんと、かなり良いと言われてたIC-750(IC-751)より、IMDダイナミックレンジ、IMD 3rdインターセプトポイント共TS-680の方が良いのだ。
で、混変調に弱いと書かれる理由は、やはり原因がNBに有ると思われる。
NB Levelを最低にしておいても、NB onにしておくと、
近隣に比較的強力な局がいると、背景ノイズが、
その近隣局のキーイングにより、バサバサと煽られるのだ。
この時、NBをoffすると、このバサバサはサッと消える。
ので、各自の感想がバラつくのだと思われる。
NB offにすれば、455KHzのクリスタルフィルターも相まって、
そこそこ使えるリグとなる。
この現象の理由だが、NBのゲートもしくはノイズアンプがAGCアンプのゲインに影響してるのでは?というのが推定(回路図はまだ見てない)。
まぁ、モービル用のリグなので、NBの効き優先になってるんでしょう。
JA9 CWコンテストの時に確認。
Kenwoodのservice bulletinでも探してみるか。


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