バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

お金では買えないもの

2021-12-15 08:36:00 | テニス留学


長いスクールホリデーが始まります。
スクオッド最終日の今日は練習の前にミニクリスマス。
ご父兄もジュニアも大勢集まり楽しい時間になりました。
写真撮影しながら、そして楽しそうな子供たちの表情やご父兄を見ていたら、涙があふれてきました。

コロナになるまでは留学生中心だったこのアカデミーがここまで広がり多くの選手やジュニア、コーチも増え、予約もいっぱいの日が増え、忙しさは150パーセントになっています。コロナで失ったもの、大事な友達との時間やふれあい、楽しい会話、留学生との時間、頻繁に行き来できた日本へ行く時間や日本の家族や友達との時間、でも得ることができたものも大きいと思っています。

ここまで来るのに多くのサポートをしてくださったご父兄がいます、このご父兄のサポートなしにはここまで到達するのは不可能でした。

クラブハウスを改装するためのアドバイスや新しいデッキを作ったり新しいハードコートのべースを作るアドバイスやお手伝いをしてくれたジェイソン(ハーパーのお父さん)、 弁護士さんに頼んだら多額の費用がかかる書類を何時間もかけて作ってくれたマーク(イーサンのお父さん)そしてチャンピオンシップのための賞金や大きなトロフィー、コンピューター、ソフトウェア、Wi-Fi、今日のケータリングの提供をしてくれたタングさん(ジョシュアのお父さん)などなど。お礼をしてもしきれないぐらい多くのサポートをしてくださいました。

どうやってお返しすればいいかとビンスと話していましたが、どのファミリーも裕福でプレゼントには迷います。共通してどのご父兄も私たち自身が自分の子供に願っているように、自分の子供の力をどこまでも信じ、テニスでいかれる最高峰のレベルに達することができたら、一番喜んでもらえるだろうという結論になりました。

そのためにはこれからも私たちバークレーアカデミーが今まで以上にみなさんのために多くを与えられる、スポーツの良さ楽しさを伝えられるアカデミーであり続けることだと思います。2022年でマッコーリー大学でアカデミーをはじめて30年、さらに進化し続けていき元気にみんなの笑顔を楽しみに精進していきたいです。