とにかく暑いパリ。
パリというと、美術館や館などが主だと思っていたが、このような博物館があることを知らなかった。
暑くなってしまったパリという方がふさわしいかも。
これまでエアコンなどなかったパリだが、エアコンなしではいられないほどの暑さ。
もちろん宿泊のアパートメントホテルもエアコンがないので、窓全開で扇風機をつけっぱなしでしのいでいる。
地下鉄もバスもエアコンなし、タクシーもエアコンはほとんどつけない。
昨晩の有名なレストランも、エアコンがなく、美味しいはずの料理も暑さに負けて感動が薄くなってしまった。
パリ5日目は、午前中は、おしゃれ雑貨のセレクトショップメルシーへ。
夫は、1人で一日中ヴァンセンヌの森へでかけた。
午後から残された孫家族と私と娘は、国立自然史博物館へ出かけた。
広大な土地に、植物園、動物園、進化大陳列館、鉱物陳列館、古生物学館、研究機関がある。
孫たちの興味は、鉱物陳列館と進化大陳列館。
18世紀末創立の歴史ある博物館だけあって、予想以上の楽しさを味わうことができた。その後
鉱物陳列館は、いきなり3トンの水晶が出迎えてくれ、見たことのない鉱物が大小陳列されていて、見ごたえがあった。
動物の剥製が並ぶ進化大陳列館は、3階吹き抜けの空間を生かした陳列のダイナミックさや芸術性に感心させられ、日本の科学博物館と比較してしまった。
いきなり巨大なヒゲ鯨の骨格が迎えてくれた。
一階から海、陸、空の動物が展示されている。
1日の空の色を照明で表し、照明の色が変わる。
雷雨の後の虹の照明。
植物園は、我が家ではとっくに時期を過ぎている草花がまだ元気よく。
パリというと、美術館や館などが主だと思っていたが、このような博物館があることを知らなかった。
孫たちと来たおかげ。