ひさびさのベジタリアン記事。そろそろ寝ようと思いつつインターネットのニュースを見ていたら興味深い記事が。
<花王>「エコナ」商品を出荷停止 発がん性変化の可能性で
だそうな。でもまあそもそもワタクシ、エコナなんぞ使ってはおらぬので影響はまったくないのではあるが。ちょっと抜粋してみようか(以下、斜体字)。
花王は16日、特定保健用食品「エコナ」シリーズの関連全商品について、17日から出荷・販売を停止すると発表した。商品に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」という物質が発がん性物質に変化する可能性があるため。出荷・販売が停止されるのは食用油「エコナクッキングオイル」や同シリーズのマヨネーズ、ドレッシングオイルなど全59商品。
「グリシドール脂肪酸エステル」は発がん性のある「グリシドール」に分解される危険性が欧州で指摘され、日本でも食品安全委員会が調査中。花王は「危険性の有無は判明していないが、消費者の意識も考慮し、販売を自粛する」と説明している。
花王によると、6月中旬にエコナクッキングオイルを自主検査したところ、「グリシドール脂肪酸エステル」などが通常の食用油の最大18倍含まれていることが分かった。製造時の脱臭工程で副次的に精製されたのが原因という(抜粋ここまで。後略)
例えばスーパーの揚げ物コーナーなんかで「当店では揚げ油に『エコナ』を使用しております」なんて誇らしげに張り紙してあったりすることがあり、そのたびに買う気が失せてしまっていたわけだが、とうとう花王自らがエコナを怪しげな油であると認めたということか。もっとも、エコナばかりが怪しげな油というわけでもないのだけれど、これを機に食用油についての認識が改まれば良いなと思うのでありました。
ではでは。おやすみなさいませ。
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大丈夫よね~?
ねっねっ!
『マーガリン』やら『ファットスプレッド』やら『加工油脂』という常温でも腐らない油(つまり食べ物ではない)が平気で食べ物に混ぜ込まれているというこの野蛮な状況。マスコミあたりがこれを機に大騒ぎしてくれると今まで気にしていなかったヒトたちにも認識してもらえて、一番手っ取り早いのですけどね。さてどう転がるか。
不安を煽るためにこういう記事を書いているわけでもないけれど、大丈夫かと問われて大丈夫だと言い切るほどの確信もなく。むむむ。ただ言えるのは、こういう発ガン性云々というのは、その食品を長期に亘って摂取し続けた場合にあてはまるのではないかなと思われるので、そんな心配はいらんのではないかなあ、と考えます。
>みわ姫さん
と↑いうわけで、そんなに神経質になるのもナンだけれど、だからといってモリモリいただくのもあんまり気持ちの良いものではないから、食べないにこしたことはないでしょうね。恐れながら食べるとなおのこと体には良くない、いわゆる病は気からであるもので。
>ボージーさん
エコナなどの変な油にしても、ボージーさんの言及するマーガリン、ファットスプレッド、加工油脂(あとここには書かれていないけどショートニング)などのプラスチックオイルなどのことも。今回のことは、その害についての理解がジワジワとお灸の火のように広まってきた結果こうなったのかもしれませぬ。あるいは政権交代したからか。
でも何かの圧力が働いて「発ガン性レベルは極めて低いことが判明」なんてことになってウヤムやのまま発売再開なんてことにならないように願いましょう。でも仮にそうなっても、買わなくなる人がずいぶん増えるでしょうけど。