これはまた珍しい物件。
ごく普通のビルディング屋上に、屋根付きの小屋があり、それを隠す形で疑似ビルの「ガワ」が設置されている。素敵だ。
では別物件。寿司屋さんとハンバーガー屋さん合体の和洋折衷形疑似ビルディング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/da/11039f32effa5a0940fee8b5af2d8232.jpg)
現代日本を象徴するものですな。
次。ごく普通の物件。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a3/d8c0ef6148497ddab5a9173ed23ce937.jpg)
波板の組み合わせ方がすばらしい。
昔はこの「波板」というものが貧相に見えるから大嫌いだったのだ。近頃はそうでもなくなった。理由のひとつに、実家の風呂場の屋根が波板であるということがある。トタン板ではなく、網が鋳込まれている合成樹脂版。磨りガラス程度の透明度。夜勤明けにたまに実家に立ち寄り風呂に入ることがあるのだが、その樹脂製波板の屋根から注ぐ陽の光が心地よいのだ。
上の写真の疑似ビル物件の波板は鉄製なのだろうね。これはこれで味わいがある。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2c/83aa1b63e1d1e6ae0087fccc7bdcbc25.jpg)
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おまけ:ちょっとした気紛れだよ。ギター弾き歌いをようつべにうぷ
大統領様cover
疑似ビルディング(看板建築)というものを簡単に定義付けしてみる。”日本家屋の通りに面した側に屋根を隠すように疑似西洋建築風細工の施された建築様式”とでも定義しようか。
しかし定義付けされたものには例外というものが存在するわけです。それが今回の物件なのでありまして、通りに面した側ではなく、どのような意図によるものか両サイドが疑似ビルディングとなっている。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/07/dfdbf8b01b50df861f5c61981f8a7ec8.jpg)
多くの疑似ビルディングのような、隣近所の商店に合わせてのものでもない。何らかの意図あっての新規建築もしくはリフォームであろうと思うのだが、どうにもその意図が汲み取れないのであります。
(こういうのを出がけの電車から見つけ、帰りにわざわざ途中下車して写真を撮ってくるなんて、我ながらつくづく物好きだなあと思うところなのである)
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オマケ:時計付きトイレ
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/c1/81db55587ea5720540b679cc73692fa1.jpg)
壁の外から「今何時だ」「おう、こんなところに時計が」とか、(時計ある故に)「○分も待たせやがって」とかとかいう声が聞こえてくるかもと思うとおちおち用も足していられないではないか。