中国の極悪行動を忘れない

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中国鉄道工事90%中断 事故影響で資金繰り悪化

2011年10月31日 | Weblog
中国で鉄道建設の中断や遅延が一段と深刻化し、工事路線の90%にあたる1万キロ以上がストップ状態に陥っていることが分かった。7月に浙江省温州市で起きた高速鉄道追突事故の影響で、自転車操業状態にあった鉄道省の資金繰りが急速に悪化しているためだ。

中国紙、京華時報(電子版)によると、農村からの出稼ぎ労働者(農民工)ら約300万人が雇用契約の打ち切りや給料の未払い問題に直面。抗議活動など社会不安に結びつく懸念も指摘され始めた。

死者40人を出した7月23日の高速鉄道事故後に安全検査や工期の見直しなどで、建設作業が計画通り進まなくなり、上海-昆明、石家荘-武漢、アモイ-深セン、貴陽-広州、南京-広州など多くの高速鉄道の建設現場で工事が止まっている。

8月末には、建設路線の約70%で工事がストップしていたが、わずか2カ月でさらに事態が悪化した。銀行からの資金融資や、鉄道債の発行に必要な利払いコスト急増も背景にある。

鉄道業界関係者は同紙に対し、鉄道省から鉄道建設大手2社への支払いが、1300億元(約1兆5600億円)以上滞っていると証言。このため、建設作業員への賃金も各地で3~6カ月分が未払いになっているという。鉄道建設は原材料や車両など幅広い分野を抱え、約1800万人の生活を支えている。

工事中断が長引けば、政府への抗議が激化する可能性もはらむ。
(産経新聞より引用)

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