中国の極悪行動を忘れない

日々繰り返される中国の極悪行動を記録

薬害"輸出"に怒り パナマ、100人超死亡 「中国発、安全性の危機-揺らぐ世界の工場」

2007年08月27日 | Weblog
昨年9月、中米パナマで「謎の疫病」が広がった。高齢者を中心に肝臓、神経系統が冒され、呼吸困難、歩行困難に陥り、100人以上が死亡した。

医師らは当初、感染症や神経系の病気を疑ったが、10月になり、患者らが服用していたせき止めシロップに有害物質ジエチレングリコールが21%も混入していたことが判明、50万個近くが回収された。

「中国企業が純粋グリセリンと偽り有害物質を輸出」。今年5月、米紙ニューヨーク・タイムズが、パナマの薬害は中国が原因と暴露した。

問題のシロップは、パナマの国家機関である社会保険基金が昨年春に製造し、同6月以降に販売。パナマ政府は、中国企業が甘味料として使われるグリセリンと偽ってジエチレングリコールを輸出していた事実を突き止めながら、公表していなかった。

首都パナマ市で雑貨店や化粧品販売を営んでいたマイラ・オロスコさん(52)は昨年6月、風邪をひき、せき止めシロップを飲み始め尿が出なくなった。薬が原因とは思わず飲み続けた。

現在は歩行困難などの後遺症で働けず、約800ドル(約9万4000円)の月収を失った。「中国製品は安いから買っていたけど、もう怖くて買えない」と話す。

昨年、薬害で夫と母親を相次いで亡くした主婦ビセンタ・アルバラドさん(55)は「中国は毒を輸出するくらいなら国内だけで商売したらいい。パナマ政府は中国製品の輸入を全面禁止すべきよ」と語気を強めた。

パナマ保健省によると、これまで確認された患者数は325人で、うち死者は約100人。患者や遺族でつくる被害者の会は患者数は約500人に達すると主張、政府に全員の認定を求めている。

問題のジエチレングリコールは中国江蘇省の業者が生産し、北京の国営貿易会社がグリセリンとしてスペインに輸出。それをパナマの民間企業が買い取り、2003年に社会保険基金に卸した。偽装された有害物質は3カ国の税関を素通りした。

中国政府は当初「出荷時に薬品原料には使えないと説明し、輸入側も了解していた」として中国側に責任はないと主張。しかしその後、出荷時の包装に「グリセリン」とうその表示をしていたことなどが分かり、問題企業の営業許可を取り消し、生産停止を命じた。

パナマでも、ずさんなチェック体制に批判が高まり、検察当局は輸入した企業の幹部や社会保険基金のトップらを逮捕し、捜査を続けている。政府は認定患者や死者1人につき最低3万ドルの支援を始めた。

被害者の会のガブリエル・パスクアル事務局長(35)は「生産企業を含む中国側への訴訟を準備中だ」と話した。
(共同通信より引用)


さすが嘘と泥棒の国


韓国公使が点滴後に急死

2007年08月09日 | Weblog
北京の韓国大使館当局者は1日、同国の駐中国公使が7月29日、腹痛を訴え北京の病院でリンゲル液の点滴を受けたところ、突然呼吸障害に陥り死亡したことを明らかにした。中国衛生当局と警察は、リンゲル液などに問題があった可能性もあるとして調べている。

 死亡したのは黄正一公使(52)。中国メディアによると、28日夜、大使館付近の商店で買ったサンドイッチを食べたところ下痢の症状が出た。翌日、市内の外国人を主な顧客とする病院で点滴を受けたが、点滴開始後に呼吸障害を発症、救急医療も間に合わなかった。遺族の希望で30日、司法解剖を行った。

 死因は不明だが、中国メディアはリンゲル液が偽薬だった可能性や、点滴の速度が速すぎた可能性を指摘している。
(共同通信より引用)


こんなことで本当に北京オリンピックが開催できるのだろうか