ちっちゃくて、黒くて丸いもの・・・。
な~んだ!
これは、無患子(むくろじ)の実です。
とおーい、昔子供の頃の遊、羽根つき。
その羽に付いていた、黒い玉、そうそうあれです。
散歩道にあるんです、その木が。
沢山実が落ちていたので、見上げたら、まだまだいっぱい
実が付いていました。
実には、ギンナンのように、薄い皮が付いていますが
臭くありません。
なんでも、この皮は水につけてこすると、石鹸のように
泡立つんですって、人生の先輩が教えてくれました。
でも実験はしていません。
黒い実は、すでに外側の皮から出て、転がっていた物です。
さわってみると、懐かしい感触がありました。
もう今では、羽根つきをする子供もいませんね。
あんなことが、とても楽しかった時代。
え~びっくり! もう60年も昔のおはなし・・・。
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暖かいせいか、 まだ芙蓉がさいています。
季節はずれのようで、よわよわしい風情。