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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

紙屋悦子の青春

2008年08月20日 | 日本映画 評価4
2006年 黒木和雄監督 原田知世主演
    出演 永瀬正敏、松岡俊介、小林薫、本上まなみ
『1945年3月末、鹿児島で兄夫婦と暮らす紙屋悦子に
 縁談の話が舞い込んできたが、
 話を持ち込んできたのは悦子が思いを寄せる幼馴染の少尉。
 しかも見合いの相手は彼の同僚だった。』

新評価 4.0 (良作)

主に食卓のまわりで交わされる家族との会話の風景。
ともすれば微笑ましさを感じさせる会話の中から、
紙屋悦子や兄夫婦、日本のおかれている状況を
読み取ることが出来て、
別に過剰な演出や場面設定に頼らなくても、
じゅうぶんに戦争の悲しさを伝えてくれる、
これぞ私の思う映画というもの。

当時の南九州の3月末から4月上旬の状況を知っていると、
より、この映画の理解も深まるでしょうね。
コメント
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